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神マネー?を自分に投資しながら、異世界を生きていく!  作者: むにさん
1章ー【最初の街ーラークス】
10/58

10ーエール

昨日、お風呂に入れたか?ってもちろんダメだった。


この世界に風呂という文化はあるらしいが、大概は貴族様か一部のお金持ちくらいしかそういう設備を持っていないらしい。

尚、アビリティと叫んでもタブレットもでてこないので水晶にて確認する事が、必要なのであろうと推測した。

結局、体を拭くタオルと水の桶をもらって部屋で拭いて寝た・・・。(これは宿屋のサービスで無料だった)



翌朝、2の鐘が鳴る前に冒険者ギルドに向かう。


今日も研修を受けようと思ったからだ。

昨日の結果、剣術が0.06になってた事実を見れば今日の研修でどこまで伸びるか検証の必要があると思うし、そもそも無料って響きがいいじゃないか。

生前から無料って言葉に弱かったな~と生前を思い出しながらギルドに向かって歩いていた。


ギルドに着くと昨日の研修生徒も集まっており、オリドさんが来るまで挨拶やら自己紹介をして他愛もない話をして待っていた、アビリティの件も聞いといた。

アビリティは商業ギルドで確認するらしく、商売する人やそれに関わる仕事は、そちらに行くので冒険者を目指していた研修生徒達は行ったことがないらしい。

あくまでもそういうもの程度の知識だった。

確かに冒険者ギルドと商業ギルドで分けたほうが仕事内容も明確だし、管理はしやすいなと納得した。


2の鐘が鳴ってしばらくするとオリドさんが現れた。

「おう お前らちゃんと来たな~ 早速やるぞ~」


「オリドさん、今日は遅刻しなかったんですね~」

私が冗談を言ったら皆もつられて笑い始めた。


オリドさんはにた~と怖い笑顔で「今日は本格的にやるから覚悟しておけよ!遅刻しなかったからな!」


口は災いの元とはよく言ったものだ。

オリドさんに遅刻という言葉は禁句らしい、他の生徒からも「バカヤロー余計な事言いやがって」などお小言を頂いたが、お前らも笑ってたじゃねーかと反論すると黙ってしまった。



・・・という事で午前中は昨日と同じ素振りと模擬戦だったが昼飯後からはオリドさんが模擬戦に入るようになり、いい感じに鍛えて頂きました。

オリドさんは剣術が3らしく動きがぜんぜん違っていた。(このくらいの情報開示は教官として当たり前だそうだ)


4の鐘が鳴り、今日の訓練も終わった。

皆と解散になり、オリドさんがギルドに戻ろうとしたところ、スキルの件を聞いてみた。

「オリドさん、先ほど、剣術スキルが3という事でしたが、1から2、2から3までって期間ってどうだったんでしょうか?」


「ハヤミか、スキルの事に興味があるのか~、ルーキーなら当たり前か」

オリドさんは頷きながら私の肩に手をかけて

「立ち話もなんだ~酒場でな~」

とそのまま酒場まで連れて行かれた。



酒場は冒険者ギルドからそんなに離れていないとこにあった、アメリカの西部劇に出てくる感じの酒場だ。


オリドさんはエールを注文して私にも渡してくれた。

この世界は15歳から成人扱いなので問題ないらしい、

「仕事の後の酒はうめえええ~~」って大ジョッキのエールを一気に飲み干し、殻になったジョッキーを私に渡して、なんで空のジョッキを私に?と言おうとすると「んで、スキルの件だったな」と真剣な顔をしながら私のエールを飲みながら語り始めた。


「スキルにはパッシブスキル、アクティブスキルとある、そこまではわかるな、スキルの取得は・・・基本的には鍛えてれば取得できるわ!人によって違いはあるがな」

大ジョッキをまたもや一気に飲み干して笑っていた。


私はこのアル中め!と私から取りあげたジョッキを見ながら「スキル期間の件は?」と訊ねると

「待て待て、エール注文してからだ、俺は逃げねーよ」とカウンターに向かって行ってしまった。


どんだけ酒好きなんだよと思いつつ、そういえばドワーフのライファーさんと一緒に飲み続けるって事は相当、飲むんだろうと想像がついた。


結局、オリドさんは私にお酒を持ってきては全部、自分で飲むという行為を5回程繰り返し、そのまま寝てしまったところでお開きになった。スキル期間の件はやはり1→2 2→3と高難度になればなるほど取得期間が長くなったという事だった。

あと唯一の報酬は訓練よりも実戦のほうが取得期間が短いような気がすると教官らしい言葉を頂けた。

ほとんどが前にも聞いたパーティ時代の冒険譚だったが・・・。



明日からはスキルの検証とお金稼ぎと投資先を決めなければと、きれいな星空を見上げながら宿に向かった。




もちろん、宿に帰ってエールを別に注文した。


誤字・脱字 お許しください。


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