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拝啓 異世界に行くことになりました ~ほのぼのもふもふライフ~  作者: アーク
第二章 いざ、冒険!~亜人国家編~
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職人

 フェリスをひとしきり撫でて満足気になったアオさんは、ガントレットを造り始めた。


「…………」

 アオさんは無言で集中している。……自然と僕達も静かになる。

 アオさんは淀みなく作業を進める。素人目じゃよくわかんないけど、ちょっとずつやり方を変えてるみたいだ。


 ……作業を始めて30分がたった。ルーナは途中から興味が無くなったのか、シャノに抱きつく形で眠った。リンは自分のものになる武器をじぃっと見つめていた。……フェリスは何故か僕の頭の上に乗っかってます。


「…………ふぅ……はい、出来たわ」

 アオさんの手元には、綺麗なガントレットができていた。


「わぁ……これが、ボクの……」

 完成されたガントレットを見てリンは目をキラキラさせている。

 早速つけて、またシャドウボクシングを始めた。


「……すごい、これすごいよししょー!」

 リンが拳を打つ度にビュンっと風を切る音が聞こえる。どことなく一発が重くなったように感じる。リンは嬉しそうにシュッ、シュッっとさながらボクサーのように動いている。……あれ、くらいたくないや。


「フフン、もっと誉めてくれてもいいのよ!」

 どやぁ! と言わんばかりに勝ち誇ったような顔をするアオさん。……可愛いからなんか和みます。


「アオさん、ありがとうございます!」

 僕達は頭を下げた。……あ、ルーナ起きた。


「ふあぁぁ……んぅ?……終わったの?」

 こてん と首を傾けるルーナ。だから……


「……かあいいなぁ、もう!」


「ふぇ?……えへへ♪」

 そりゃあもうもっふもっふしましたよ、えぇ。……ってこの口調はなんだろう?

 ……さすがにアオさんの視線が痛くなったから自重はしたけど。


「アオさん、ありがとうございました。」


「いいのよ。…私も久しぶりにいい武器が造れて楽しかったわ。」


「……それじゃ、またきます。」

 アオさんにお金を支払って店を後にした。



 ……帰り際にアオさんに、フェリスのなで予約をされました。……てか、なで予約って何?

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