転
よーし、おれっちがヤキを入れてやる(ry
昼ご飯を終えて、さぁこれから何しようかと思っていたときだった。
「……!?」
遠くの方から、何かが近づいている気配を感じた。……結構大きいぞ……?
その時、騎士団みたいな人達が走ってくるのが見えた。
「皆さん、ドラゴンがこちらに向かっています!避難してください!」
一人の騎士さん(団長っぽい人)が叫んだ。それを聞いた町の人達は一目散に駆け出した。
「ヒロ、ドラゴンだって!どうするの?」
ルーナの言葉にシャノとリンが頷いた。……フェリスは…余裕見たいですね……じゃあ、決まってるな。
「ドラゴンの肉って美味しいのかな?」
僕は冗談めかしてそう言った。……それでみんなは理解したみたいだ。
「君達何してるんだ!早く逃げなさい!」
「いえ、ちょっとドラゴンにヤキ入れてきます。」
騎士さんが「一体何を……!?」と言ってるけど、スルー。
(フェリス、よろしく!)
(フフ、ヒロならそう言うと思ってましたよ。……フッ!)
やっぱりバレてた……というかフェリスに乗っかったつもりなんだけど。……なーんて思ってる内にフェリスは元のサイズに戻った。
あ、騎士さん達が全員ポカーンって顔になった。町の人達も驚いている。……説明面倒そうだ……まぁ、いいけど。
「ししょー、フェリスちゃんかっこいいですね!」
リンは目を輝かせながら、フェリスの体をペタペタ触っている。……うん、かっこいいはずだよ、神獣だもの。
「じゃあ、行こう!……ちょっと、戦闘来ます。」
皆がフェリスに乗ったのを確認して、一応騎士さん達に挨拶した。
騎士さん達が呆気にとられている内に僕達はドラゴンがいそうな方向に向かった。
……道行く人に見られながら、フェリスが元のサイズで行動するのを大々的に見られるのは初めてだなぁ……と思った。
ご意見、ご感想できればお願いします。




