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拝啓 異世界に行くことになりました ~ほのぼのもふもふライフ~  作者: アーク
第二章 いざ、冒険!~亜人国家編~
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ドワーフの「アオ」

 出てきた女の子は、僕達と背丈が同じくらいで、耳が少し尖ってるかな?って感じだ。


「……何?」


「あ、ごめんなさい。」

 女の子に言われて、我に帰った。


「はぁ……どうせちみっこで、店長に見えないとでも思ったんでしょう?」

 女の子は半ば呆れ半分といった感じで言った。……今までも言われたことあったのかな?


「い、いえ、そんなことないです。……女の子で、こんな店を切り盛りしてるなんて凄いなぁ、とは思いました。」

 これは本心である。ルーナとシャノもうんうん頷いている。


「…え?」


「…へ?」

 女の子は軽く咳払いして話し出した。…ちょっと顔が赤い気がする。


「こほん…ま、まぁいいわ。私はアオ、種族はドワーフよ。……君達は?」

 やっぱり名前が店名に入ってたんだ…と一瞬思った。


「はい。ヒロと言います。冒険者やらせてもらってます。で……」


「ルーナです。」 「シャノと言います。」


「ふうん……で、その子は?」


「僕の召喚獣でフェリスと言います。」


「ウォン!」

 今まで忘れかけてたなんて言えない。……ってあれ?なんかフェリスの方をチラチラ見てるけど……ははぁ……


「フェリス、触りたいんですか?」


「ッ!そ、そんなわけないじゃない!……それで、依頼はそれかしら?」

 露骨に動揺してたけど……まぁ、いっか。


「はい。……お願いできますか?」

 女の子改めアオさんは、アマダンタイトと、宝石類を軽く眺めた後話し出した。


「……うん。これくらいならお安いご用よ。それで、何を造って欲しいのかしら?」


「うーん……アマダンタイトは剣と防具にしてほしいですかね……宝石類はネックレスと腕輪で。」


「分かったわ。……ちょっと素振りしてくれる?」


「へ?は、はい。」

 僕は前に造った木剣を取り出して、軽く素振りした。


「…うん。もういいわ。」


「分かりました。」

 体感で30秒ぐらい振ってた気がする。……ルーナも使うから一応素振りを見てもらった。


「じゃあ、明日来てくれるかしら?明日には仕上げておくわ。」


「はい…じゃあ、楽しみにしてますね?」

 ちょっと挑発する感じでいってみた。


「ふん。明日、ビックリさせてやるわよ!」

 アオさんはそうきっぱりと言い切った。



 ……アオさんは良い人っぽいなと感じながら、店を後にした。

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