休憩と報告
…フェリスを回収して、一旦宿に戻りました。
「もしもし、アムさん?」
僕はアムさんに電話を掛けることにした。……ちなみにフェリスにはご飯(魔力)をあげていて、ルーナとシャノはお風呂です。
『はい、ヒロ様。…昨日はありがとうございました!』
「うん……どお?久しぶりに話して?」
『はい、とても楽しかったです!』
そういうアムさんの声は嬉しげだ。
「ならよかったよ。……それで、何か変わりはあった?」
『前に植えてらっしゃった早熟の野菜が収穫できるぐらいに育ったぐらいですかね。』
お!遂に育ったか!
「報告ありがと!じゃあ、お休みね。」
『はい。……お休みなさいませ。』
電話を切ると同時に、ルーナ達が戻ってきた。……いい匂いがする。
「お帰り、二人とも。…ねぇ『アオやま』って二人は知ってる?」
ルーナは首をかしげたが、シャノは口を開いた。
「『アオやま』ですか……宿で働いているときに、泊まっている冒険者さんが話していた気がします。」
「そうなの?……ちなみにどんな?」
シャノは少し思い出しながら話し出した。
「確か……『あの店は凄かった。この武器なんか俺にしっくりきすぎて、少し気持ち悪いぐらいだぜ。』…とかなんとか。」
「へぇ……」
そんなにか……何か期待しちゃうな…店名だけ引っかかるけど。
「じゃあ、明日いってみようか?」
「はーい。」 「はい。」 (…………zZZ)
あ、フェリス寝てる……よっぽど疲れたんだね。
「……僕達も寝よっか」
「…うん」 「…そうですね」
僕達はフェリスを起こさないように、寝ることにした。
「おやすみ」
「おやすみー」 「おやすみなさい」
眠りに落ちるまで、あまり時間はかからなかった。
……翌朝
「……んうぅ……ふあぁぁぁ……朝かぁ……」
僕はぐっと伸びをして、二人をみた。
「……すぅ、すぅ……」 「ヒロ……待ってください……すぅ……」
二人ともまだ寝てる……シャノはどんな夢見てるんだろう?
「……寝顔、みてようっと。」
僕は二人を起こさないように、観察することにした。……二人とも可愛いなぁ……
(…んん…ヒロ…おはようございます。)
「…フェリス、おはよ。」
フェリスは起きたみたいだ。
(不覚にもぐっすり眠ってしまいました。)
「いいんじゃないかな?たまには。」
(そうですね……ところでお二人は起こさないのですか?)
「うん…今日はもうちょっと見てたい気分でさ。」
(そうですか……分かりました。)
フェリスはそろっと僕の方に来た。
……それから小一時間程、二人の寝顔を見続けました。
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