採掘しよう
スレイさんに案内されること30分……
「着いたぞ、ここだ。」
到着したのは結構大きめの山の上だった。
「ヒロ君はともかく、後ろのお二人さんも登ってこれるとは。……こういっちゃなんだが、見かけによらず鍛えてるんだな。」
スレイさんがそういうと、二人は恥ずかしそうにもじもじした。……うん、結構険しい道のりだったもんね。
「皆さん働いてますね。」
何となく辺りを見渡すと、いろんな種族の男の人たちが採掘作業をしていた。
「おう。俺も働きに行くから、ヒロ君達は向こうの方を採掘しててくれ。まだ採掘が進んでないから、結構あると思うぞ。」
「はい、ありがとうございます。」
「いいさ。……じゃあな。」
スレイさんは片手を挙げて作業しに行った。……結構カッコイイかも。
「さてと、僕達もやろうか。」
スレイさんが指差した方に向かった。……言われた通り、あんまり手がつけられていないみたいだ。
「どうやって採掘するのヒロ?」 「やっぱり掘り進めますか?」
二人はそういうけどそれじゃなんか非効率な気がする。
「うーん……そうだ!」
こんなときの魔法だと思った。
「掘らずに、隆起させればいいんじゃないかな。……おおおお、大地よ!」
僕は地中を地上に隆起させるイメージで、魔力を使った。
ゴゴゴゴ……
と効果音がつきそうな感じで地面が5Km程せりあがった。
「「「「「!!?」」」」」
僕達のことをみていた鉱夫さんたちも、ビックリしているみたいだ。
「あ、なんかある。」
せりあがった土を見てみると、所々に鉱石らしきものが見える。
「さ、やろうか。」
「うん!」 「はい!」
それからせりあがった分を鑑定を併用しながら採掘していった。掘り進めるより、大分早く採掘することが出来た。
三時間ほど採掘した結果がこちらです。
銅:200Kg 鉄:150Kg
銀:100Kg 金:50Kg
魔鉄:20Kg アマダンタイト:10Kg
ダイヤモンドとかの宝石類:各数Kg
どれも完璧に採掘出来た訳じゃないけど、それでもこれぐらい採れた。……魔鉄が希少なのがよく分かる、これくらいしか採れないんだもの。
「まさかアマダンタイトがあるとは……ビックリだね。」
僕の言葉に二人ともうんうんと頷いた。
「ヒロ君、進んでいるか…おわッ!」
スレイさんが来て、僕達の方をみてビックリした顔になった。
「……この時間にこれ程とは。やるなぁ!」
スレイさんは僕の背中をバンバン叩いた。
「痛い、痛い……まぁ、二人とも頑張ってくれましたから。」
僕がそういうと二人とも嬉しそうに目を細めた。
「さてと、今から休憩なんだが、ヒロ君達も一緒にどうだい?」
「はい、是非お願いします。」
……昼ご飯を食べている時に、鉱夫さんたちから質問攻めにあったのは割愛する。
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