表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
拝啓 異世界に行くことになりました ~ほのぼのもふもふライフ~  作者: アーク
第二章 いざ、冒険!~亜人国家編~
74/111

ウサ耳父との邂逅

 今日はまず、アムさんの家に向かうことにした。


「こんにちはー。」コンコン。


『は~い。』

 聞こえてきたのは子供の声だった。


 ガラガラ…


「よいしょ…あ!昨日のヒロお兄ちゃん!」

 出てきたのは、レン君だった。


「こんにちは。お邪魔してもいいかな?」


「うん!…みんなー、ヒロお兄ちゃんが来たよー!」

 バタバタと、足音が聞こえてきた。

 子供たちが群がってきたので、フェリスを渡してリビングに向かった。


「あら、ヒロさん。昨日はありがとうございました。」


「君がヒロ君か。俺からもお礼を言わせてくれ。ありがとう!」

 リビングにはアーラさんと、男の兎人族の人がいた。…この人がスレイさんかな?


「いえ、お役にたてたようで何よりです。」


「昨日は久しぶりにアムの声が聞けて、嬉しかったわ。…この人も、年甲斐もなく叫んでたりしたし。」


「お、おまっ!それは言わないでくれよ!」

 スレイさんが焦った感じでそういうと、アーラさんはクスクス笑った。……なんかいいなぁ、こういうの。

 スレイさんはわざと咳払いして話し出した。


「おほん!…昨日は久しぶりにアムの声が聞けて、楽しかったよ。子供たちのわがままも聞いてくれたみたいだし、アムがヒロ君みたいな人に雇ってもらえて良かったよ。」


「いやー、僕は自分がやりたいことをしただけですから。」

 少し恥ずかしくなった僕は、頬をかきながらそういった。


「いやいや、ヒロ君みたいな人はそうそういないよ。……そうだ、お礼といったならなんだが、俺の仕事場に来てくれないか?俺は鉱石を採る仕事をしてるんだが、ヒロ君が採ってもいいように私から言っておくから。…どうだね?」

 僕はルーナとシャノを見た。二人は静かに頷いた。


「是非、お願いします!」


「そうと決まったら、早速いこうか?」


「はい!」

 フェリスは子供たちと一緒にいてもらおうっと。テレパシーで伝えると、(了解しました)と聞こえた。


「ヒロさん。これ、返しておきますね。」

 アーラさんは魔力電話を取り出した。…あ、忘れてた。


「どうも。」

 僕は魔力電話を受け取った。


「さぁ行くぞ、ヒロ君!」


「イエッサー!」

 ルーナとシャノが「イエッサー?」と言っていたけど気にしない。僕達はスレイさんの仕事場に着いていった。



 ……アーラさんが「年甲斐もなくはしゃいじゃって……うふふ♪」と小声で言っていたのは余談である。

ご意見、ご感想できればお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ