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拝啓 異世界に行くことになりました ~ほのぼのもふもふライフ~  作者: アーク
第二章 いざ、冒険!~亜人国家編~
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デレタイム?

 宿に着いて…


「「…………」」

 ……うん。そんなに期待された目で見られたら、逆にプレッシャーなんですけど……


「……こっちに来て。」

 僕はベッドの上で二人を手招きした。

 ……ちなみに、ご飯を取って、フェリスはスヤスヤ寝てます。


「…うん。」 「…はい。」

 ルーナが右、シャノが左に来た。


「…ヒロ♪」 「ヒロ…♪」

 おおう!?……そんな耳元で囁かれたらゾクッとするよ。

 二人とも僕に左右から抱きつくような態勢になっている。……いい香りがする……と、イカンイカン。落ち着け……二人とも甘えたいだけなんだ。……自分が分からなくなってきたよ……


 ま、まぁ、まずはルーナから撫でることにする。

 ルーナの耳をもふもふする。


「ひゃん…♪」

 ルーナから可愛い声が漏れる。……煩悩退散、煩悩退散……

 ルーナの耳は暖かくて、いつまでももふもふしていられそうだ。


「…………」ツンツン


「……ッ!?」ビクッ

 シャノが突っついてきて思わずびくついた。

 右手でルーナを撫でながら、左手でシャノを撫でることにする。


「……♪」

 シャノは嬉しそうに目を細めた。

 シャノの髪はさらさらしていてとても撫でやすい。


 それから全員が眠りに落ちるまで、頭を撫で続けた。……僕が寝るのが一番遅かったのは、言うまでもない。




「……!?」

 不意に頬に暖かい感触を感じて目を覚ました。……もう朝か…じゃなくて


「ヒロ、おはよ♪」 「おはようございます、ヒロ♪」

 二人とも楽しそうに笑っている。……何となく分かった。


「おはよう、ルーナ、シャノ……もしかして、キスした?」

 僕の言葉に、二人とも頷いた。


「ビックリした?ねぇ、ビックリした?」 「ヒロの寝顔が可愛くて、つい…♪」

 はいはいはい……そういうことなら…


「じゃあ、お返ししないと…ね…ん」

 僕は二人にキスした…頬じゃなくて、唇に。


「…ふぇ!?」 「…はわ!?」

 二人ともビックリして、直ぐに真っ赤になった。


「二人とも可愛いよ」

 僕がそう言うと、二人とも恥ずかしそうにうつむいた。……仕返し完了である!…何処に向かってるんだ、僕は!?



 ……朝ご飯が終わるまで真っ赤な二人を見た従業員さんが、生暖かい視線を送ってきたのは言うまでもない。

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