オブラートに包んでよ
な、なんだっ(ry
「ここです。」
着いた場所にあったのは、庭付きの一軒家だった。
「どうぞ、お入りください。」
「「「おじゃまします。」」」
通されたのはリビングのような部屋だった。
「お兄ちゃん。狼さん触っていい?」
子供たちは待ちきれない、と言わんばかりに言ってきた。
「うん、いいよ。」 (フェリス、頼んだよ。)
僕からテレパシーを受けとると、フェリスは小さく頷いて子供たちの所に向かった。
……ていうかこの光景は
「和むなぁ……」
子兎達が子狼と戯れる光景は、とても微笑ましい。
僕以外も暖かい目で見ているから、大体おんなじ思いだろう。
「アムさんが小さかったら、こんな感じだったのかな?」
想像してみると、とても微笑ましい。
……と思いながら呟いたのだが、ウサ耳家族の視線が一気にこっちに向いた。
「あなた、今、『アム』と言いましたか?」
「そうですけど……はっ!もしかして!?」
「はい。アムは私の娘です。」
まさかのアムさんの家族だったとは!……家族構成が凄く似てるなぁ、とは思ってたけど。
「あなたは……?」
「ヒロ。マナミ・ヒロと言います。」
「ヒロさん?……あぁ、あなたがヒロさんでしたか。」
アムのお母さんは、何か納得したようだ。
「ヒロお兄ちゃんが、アムお姉ちゃんのご主人様?」
「ぶっ!」
一番小さな女の子がドストレートに聞いてきたから思わず吹いた。
「…?どうかしたの?」
突然吹いた僕を子供たちは不思議そうに見ている。
「な、なんでもないよ。ご主人様か…そういうことになるのか。」
余り深く考えてなかったけど、そういえばそうだ。
「ヒロ、大丈夫?」 「大丈夫ですか、ヒロ?」
「うん。大丈夫。」
ちょっと心配そうなルーナとシャノに、返事をした。
「すみません、ヒロさん。後でちゃんと言っておきます。」
「い、いえ。大丈夫ですから。」
アムさんのお母さんが申し訳なさそうに言ってきたから、一応大丈夫と言っておいた。
……にしても、最近の子供たちも侮れないようだ……!!……何に戦慄してるんだろう、僕…?
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