ショッキングピンクでないことは確かです
アムさんに連絡して、三人で一緒に寝た次の日。
「今日はどうする?」
朝ご飯のスープを飲みながら聞いてみた。……スープをフーフー冷ましてるルーナ、可愛い。
「んく、んく……ぷはぁ……どうせなら、ここにしかないものを見たり、買ったりしたいよね。」
「そうですね。この国には商人さんがたくさんいるみたいですから、珍しいものもありそうですね。」
「じゃあ、今日もブラブラしようか。」
「うん。」 「はい。」
「フェリスもいい?」
(大丈夫です。)
「じゃあ、決まりだね。」
ということで、観光することになった。
「……やっぱり、キキルとはちょっと違うよなぁ…」
例えば人口比とか。……あっちだと10人に2、3人位の割合で違う種族がいたけど、こっちはまるっきりとは言わないけどほとんど人口比が逆で、大体の人が亜人である。
「ヒロ、あっちの店に行こうよ!」 「ヒロ、こっちの店も良さそうですよ。」
昨日は余りよれなかったからか二人とも色々回りたそうにウズウズしている。
「分かった分かった。時間はたくさんあるし、いっぱい回ろうか。」
「うん!」 「はい!」
二人は元気よく返事した。
……回ってみて思ったけど、なんかこっちのほうが品物のレベルが高い気がする。キキルがとんでもなく悪い、って訳じゃないけどなんかこっちのほうが元祖というか、本家というか……そんな感じがする。
……さすがに職人さんがたくさんいるだけはある。
それから昼過ぎまで、皆で色んな店を見て回った。
……衣服や小物関係の店で、「ヒロ、どうかな(ですか)?」と聞かれた時に、「とっても似合ってるよ」とか「可愛いよ」とか言って楽しかったけど、ちょっと疲れたのは余談である。
「そろそろお昼ご飯にしようか?」
「さんせ~」 「そうですね」 (ヒロ、いつものお願いします。)
……フェリスがそういった時に、二人が羨ましそうな顔をしたのは……気のせいかな、そうに違いない。
なーんて考えながら、ちょっとした喫茶店みたいなところにはいることにした。
「いらっしゃいませ、さ…四名さまでございますか?」
出てきたのは、猫耳のお姉さんである。3人といいかけたのは、フェリスをカウントするかちょっと迷ったからかな?
「はい。席ありますか?」
そんなことはおくびにも出さず、僕が代表で受け答えする。…ちょっとはかっこつけたいよ、僕だって。
「ございます。…こちらへどうぞ。」
猫耳お姉さんに案内されて席に着く。
「ありがとうございます。……お仕事頑張って下さい。」
僕がそう言うと、猫耳お姉さんはちょっとびっくりしたけど、すぐにもとの顔に戻って
「……いい子ね。…ごゆっくりどうぞ。」
といったあとに、直ぐに他のお客様の所に向かった。
…ちょっと視線を感じるけど、気のせいかな?
ご意見、ご感想できればお願いします。




