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拝啓 異世界に行くことになりました ~ほのぼのもふもふライフ~  作者: アーク
第二章 いざ、冒険!~亜人国家編~
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家でのひとこま

 フェリスの初試乗を終えて、家まで戻ってきました。


「ひ、ひぬかとおもいまひた……」

 アムさんはフラフラである。……次からはゆっくりしないと、気を付けよう。


「アムさん、だいじょーぶ?」


「あ、ありがとうございます、ルーナ様。」

 ルーナがアムさんの背中をさすって、アムさんは大分楽になったみたいです。


(すみません、ちょっと速かったでしょうか?)

 SDサイズに戻ったフェリスが聞いてきた。


「うん。……僕達はいいけど、アムさんが乗るときはもっとゆっくり行こう。」


(了解しました。)


「……じゃあ、家に入ろうか?」


「はーい!」 「…はい。」 (分かりました。)

 皆の返事を聞いて、僕達は家に入った。


「ただいまー!」


 タッタッタッ……


「お帰りなさい、ヒロ、ルーナ、フェリスちゃん。……ヒロ、そちらの方が?」

 出迎えてくれたシャノは、アムさんが気になったようだ。


「うん。この家を管理してくれるメイドさん……アムさんっていうんだ。」


「は、はい。アムと言います。よろしくお願いします。」


「こちらこそ、よろしくお願いします。」

 二人は握手した。


「ヒロ、ご飯は出来てますよ。」


「さっすがシャノ。じゃあ、ご飯にしようか?」

 というのも、今の時間は夕方あたりだからだ。


「さんせー!…お腹すいたよ~。」


「シャノ様、お手伝いします。」


「ありがとうございます。……でも、様…なんて。私はいいですよ。」

 様と呼ばれて少し恥ずかしそうなシャノ。…可愛い。


「いえいえ、私がお仕えすることに変わりはないんですから。シャノ様と、呼ばせてください。」


「いやいやいや」


「いやいやいや」


「いやいやいや」


 …………その状態が軽く10分続き、アムさんのごり押しで、結局様付けで呼ぶことになった。


「フェリスは一緒に来て。……あれ、しよう。」

 この言い方だとなんか変なことするみたいだなぁ……なんて思いながらフェリスを見ると。


(分かりました、楽しみです♪)

 嬉しそうな顔でそう言ってきた。……そんなにいいのかい。


「えと……ヒロ様は何をするおつもりなのでしょうか?」

 僕の言い回しでやっぱり気になったのか、アムさんはルーナとシャノに聞いた。二人は


「「……すっごく、羨ましいこと!」」

 とハモって言った。……本心でありそうだから、あなどれない。それを聞いたアムさんは


「……え?えぇぇ?」

 よく分からないらしくあたふたしている。……これも可愛い。


「さ、行こう、フェリス。」 (はい♪)

 僕はフェリスを抱き上げて、庭に向かって歩き出した。



 ……フェリスの食事(?)を見たアムさんは、ルーナとシャノと一緒に物欲しそうな顔をしていた。……なんだかなぁ……

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