ルーナからのアムさん
「ど、どうしたのルーナ、それ!?」
「うん……最初は王女様とおしゃべりしてたんだけど、途中から着せ替えが始まったんだよぉ……」
ルーナはちょっと涙目である
「ルーナさん、私の事はユリアでいいですのに。やっぱり可愛いですね~♪」
「ひゃう!?……うぅぅ……//」
王女様に抱き付かれてルーナは恥ずかしそうにもじもじしている。……アムさんもびっくりしている。
「……アムさん、王女様っていつもこんな感じなんですか?」
「……いえ。……私はユリア様のこういう姿は始めてみました。」
そうなのか……さてと。
「……ルーナ」
「な、何、ヒロ?」
そう言うルーナは恥ずかしそうである。
「これだけは言えるよ……その格好、とっても似合ってて可愛いよ。」
「……ふぇ?……!!………そ、そうかな?……えへへ……♪//」
ルーナは真っ赤な顔でそう言った。……耳と尻尾、めっちゃ動いてる……
「そうですよ、ルーナさん。とっても可愛いですよ♪」
「……はうぅぅ……//」
それから小一時間程、「ルーナ可愛いよルーナ」状態が続いた……
くうぅ~…
「…お腹が空きました……はっ!す、すみません。」
その状態をうち破ったのは、アムさんの可愛いお腹の音だった。……て言うかお腹の音に可愛いとかあるのかな?
「あはは。……気付いたら僕もお腹空いてきたよ。」
今は昼ぐらいである。
「……お食事の用意は出来ていますよ。」
「…へ?…わぁっ!?」
またも背後から話し掛けられてびっくりした。……カノンさん、それどうやって覚えたんですか?
「カノン、ありがとう。じゃあ、今からお昼にしましょうか?」
王女様の発言に、僕達は頷いた。
「うふふ。じゃあ、行きましょうルーナさん。」
「は、はい。」
「僕達も行きましょう、アムさん。」
「分かりました。」
状況変化についてこれるあたりはさすが王宮メイドである。
食事場所について、アムさんだけ別だった。多分送別会か何かだろう。
食事を終えて一息ついていたときだった
「……ヒロ様」
「……アムさん」
やっぱり送別会だったのか、アムさんの目はたくさん泣いたのか、はれていた。
「これから、よろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくね。」
既にルーナの承諾はとってあります。
「私、精一杯頑張ります……だから……うぅ」
「……何も言わなくていいですよ……大丈夫です、アムさんなら」
「あ、ありがとう、ござい、ます……うわぁぁぁん!!」
アムさんが泣いている時に、メイドさん達が暖かく見守っていたのは……まだ、内緒です。
ご意見、ご感想できればお願いします。




