アムさんと、ル、ルーナ!?
ガチャ…
「ヒロ君。その様子だと、決まったみたいだね。」
アムさんが落ち着いた時に、王子様とカノンさんが入ってきた。
「……はい。僕はこのアムさんを雇おうと思います。」
「……フフフ。やっぱりそうなったか。なぁ、カノン?」
「はい、そうですね。」
王子様とカノンさんは分かっていたかのような反応だった。……見透かされてたのかな?
「ヒロ君なら、純粋なアムの事を雇ってくれると思っていたよ。……他のメイド達もそう思っているはずだ。」
疑問に思っていると、王子様がそう言った。……仕組まれてた……のか。……まぁ、良いけどね。
「そ、そうなんですか?」
分かっていないであろうアムさんはキョトンとした顔でそう言った。……可愛い。
「あはは、アムさんが気にすることでもないですよ。大事なのはアムさんの気持ちです。……僕と一緒に来てくれますか?」
ちょっと臭いセリフかなと思ったけど、アムさんは
「はい。私はヒロ様に、お仕えしたいです。」
真っ直ぐに僕の顔を見て言った。
「……ありがとう、アムさん。」
僕も真っ直ぐに顔を見て言った。
「……いえ。……はうぅぅ//」
アムさんは恥ずかしそうにうつむいた。
「……そういえば、ルーナは大丈夫ですかね?」
ふと、ルーナの事を思い出したので聞いてみた。
「ルーナ様ならおそらく、ユリア様に……」
カノンさんはそう言って王子様の方を見た。
「あぁ……多分そうだな。」
王子様も苦笑している。……どうなってんの!?
「まぁ、ヒロ君の目で確かめるといいぞ。……アム、案内できるな?」
「は、はい!……ヒロ様、着いてきてください。」
「う、うん。……失礼しました。」
一応礼をして、部屋を後にした。……二人とも苦笑してたけど……
「ヒロ様、こちらがユリア様の部屋になります。」
さっきの部屋から5部屋位離れた所だった。
コンコン…
「ユリア様、入ってもよろしいでしょうか?」
『えぇ、どうぞ。』
ガチャ…
「失礼します。」 「し、失礼します。」
遅ればせながら、アムさんのあとに続くと……
「……ヒロぉ……」
「ル、ルーナ!?」
何故かドレスアップされたルーナがいた。
……どういうこと!?
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