ルーナの家
依頼をサクッと終わらせて報酬を貰った後、僕達はルーナの家に来ていた。
「…なんか、緊張する。」
「ヒロ、大丈夫?…よしよし」なでなで
「…!……いつもと逆だけど、ありがとう。ちょっと落ち着いたよ。」
「えへへー♪じゃあ…ママ、ただいまー!」
『はいはい……今開けるわね。』
聞こえたのは優しい感じの声だった
ガチャ…
「ルーナ、お帰りなさい。…そちらが、ヒロさん?」
出てきたのは30歳位の優しそうな犬人族の女の人だった。
「はい。マナミ・ヒロと言います。ルーナとは仲良くさせて頂いてます。よろしくお願いします。」
「あら、ご丁寧に。私はルーナの母のソレイユと言います。こちらこそルーナがお世話になってます。…立ち話もなんですから、お入り下さい。」
「は、はい。…お邪魔します。」
ソレイユさんに連れられて、リビングのような場所に着いた。そこには30歳位のガッチリした男の人がいた。
「お。ルーナ、お帰り!」
「パパ!?パパこそお帰りなさい。…いつ帰ってきたの?」
「二時間前ぐらいかな。…それで、そちらがヒロ君かい?」
「は、はい。マナミ・ヒロと言います。よろしくお願いします。」
「やっぱりそうか。…俺はマシューだ。よろしくな。」
マシューさんと握手を交わして、席に着いた。
「私は、ご飯の準備しますね。二人ともお腹空いてるでしょう?」
「は、はい。」 「うん。お腹すいた~。」
「うふふ…♪じゃあ、一旦失礼しますね。」
ソレイユさんは、奥の部屋に入って行った。…たぶんあそこが台所かな?
「…ヒロ君、ルーナと暮らしたいと言うのは本当かい?」
そういうマシューさんの目は真剣だ。
「はい。…僕はまだまだ未熟ですが、ルーナと一緒に暮らしてルーナの夢を応援したいんです。それに…」
僕も真剣な顔で言葉を紡ぎ、一旦ルーナの方を見て
「…ルーナが好きですからね。例え敵が沢山来てもルーナの為なら誰でも倒せるぐらいには強くなるつもりです。」
そう言いきった。僕の「好きです」発言にルーナは顔を赤くして「はうぅぅぅ……//」と言っている。…ちょっとキザだったかな?
「…本気なんだね?」
「はい。」
少しの間の後、マシューさんはフッ、と笑った。
「…正直覚悟の無い奴なら認める気は無かったんだが…ヒロ君は覚悟の有る奴の顔をしている。君ならルーナを守って大切にしてくれる…そんな気がするよ。」
「…それじゃあ?」
「あぁ。ルーナの事、よろしく頼むよ!」
「…!あ、ありがとうございます!」
「良かったね、ヒロ!」
「う、うん!」
正直断られてもおかしくないとは思ってたから、ホッとしたよ~!ルーナも嬉しそうだ。
「あらあら、うふふ♪…ルーナの嬉しそうな顔、ヒロさんと出会ってから増えた気がするわね。」
料理を持って戻ってきたソレイユさんはそう言った。ルーナの顔は案の定、真っ赤である。
「それじゃあ、頂こうか。…いただきます!」
「「「いただきます!」」」
その後は、ルーナとその両親と楽しくご飯をいただきました。
ご意見、ご感想できればお願いします。




