ルーナの1日・後編
ルーナ視点です。
「ヒロ、このあとどうしよっか?」
ギルドで換金を済ませた後、私はヒロに聞いてみた。
「うーん……特に決めてないなぁ。」
「…じゃあさ、今日は私と付き合ってくれないかな?」
「え?」
「だめ…かな?」
そう言う私はちょっとドキドキだ。
「…ううん、大丈夫だよ。」
「本当に!?ありがとー、ヒロ♪」
つい嬉しくて、私はヒロに抱きついた。
「!?…まぁ、いっか。」
ヒロは驚いたけど、すぐに私の頭を撫でてくれた。
「えへへ♪…じゃあ、行こっヒロ♪」
「うん!」
ヒロと腕を組んで歩き出した。
「そういえば、こんな風にゆっくり歩くのは初めてだなぁ。」
「そうなの?」
「うん。それに、ルーナ見たいに可愛い子と歩くのもあんまり機会がなかったしね。」
「ふぇっ!?…あ、ありがとう…///」
ヒロは素直にこう言ってくれるから、私は嬉しいけどちょっと恥ずかしくてついドキドキしちゃうんだよね。
「…それで、最初はどこに行くの?」
「えっとね…あそこ!」
最初に行くのは洋服屋さんだ。
「前から行きたかったんだけど、お金がなかったからね。…ヒロのおかげだよ、ありがと♪」
「いや、僕だけじゃなくてルーナも頑張ったからだよ。…服かぁ。すっかり忘れてたなぁ。」
ヒロもちょっとぬけてるところがあるんだ、と思いながら店に入って、服を見始めた。
「どれがいいかなぁ~♪」
服選びはやっぱり楽しくて、どれも目移りしちゃうんだよねー。
「……うん、これにしよう。」
ヒロは服を決めるのは早いみたいで、無難そうなのをさっくり選んでいた。
「うーん…これと、これと……」
私は気になった物をいくつか選んだ。
「これ、試着して良いですか?」
「はい。…こちらへどうぞ。」
店の人に案内してもらって、試着室で着替えることにした。
「ヒロ!…どうかな?」
着替え終わった私はヒロに見せてみた。
「…………」
「ヒ、ヒロ?」
「…はっ!?ご、ごめん。凄く似合ってて、つい見とれてたよ。」
「そ、そうかな?えへへ~♪//」
ヒロが素直に言ってくれるから、私はとっても嬉しくなった。
その後も着替えて、ヒロが褒めてくれて、その度に嬉しくなって、を繰り返して何着か買って洋服屋さんを出た。
「~~~♪~~♪」
私は鼻歌を歌いながらヒロとその後も楽しんだ。一緒に歌ったり、美味しい物を食べたり、もちろんたくさん話したよ。
そんな感じで楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
「今日も楽しかったぁ~♪ありがとね、ヒロ♪」
「こちらこそ、ルーナと一緒だったから楽しかったよ!ありがとう♪」
ヒロは私の頭を優しく撫でてくれた。
「えへへ♪」
ヒロと過ごすのはやっぱり楽しいよ。でも、一旦別れは来ちゃうから……
「じゃあ、ヒロまた明日ね♪」
私はいつも笑顔でこういうの!
「うん。……ルーナ、いつもありがとう。…こっち向いて。」
「なに、ヒロ?…!?」
私が振り向くとヒロは私の頬にキスをした。
「ヒ、ヒロ!?//」
「突然ごめん。でも、今日なんかいつもより寂しそうな顔だったからさ。……迷惑だったかな?」
「う、ううん。ちょっとびっくりしたけど……ありがとね♪//」
「…うん、良かった。やっぱりそういう顔の方が可愛いよ。じゃあ、また。」
「う、うん。またね//」
そういって私は家に帰った。
……今日の夜あんまり眠れなかったのは言うまでもない。
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