一夜あけて
「うおおおぉぉ!!!」
今、僕はベッドで転げ回っている。何故なら……
「は、恥ずかしいぃぃ……」
昨日、ルーナの頬にキスして、なんか臭いセリフを言っちゃったからだ。
「ついやっちゃったけど、今思い返すとすっごく恥ずかしいやつだったよ~!!」
寝たらどうにかなるかと思ったけど、昨日の場面をループで思い出してしまって余計に悪くなった。
「……どうしよう………………あー、もう!考えたら余計に思い出してきちゃったよ!」
…………そうして理性を取り戻すまで数十分
「ふぅー。……よし、やっちゃったことはしょうがないから、切り替えようっ!」
無理やりな気がするけど、なんとかなるさっ!
そうして今日もシャノと料理教室したあと、ギルドに向かった。
シャノ「ヒロさん、なんかいつもと違う気がしたけど、気のせいでしょうか……」
~ギルドに着いて~
「あ、お、おはよう、ルーナ……」
「お、おはよう、ヒロ……」
((なんか気まずい……))
妙に動揺してしまうから、なんか気まずくなってしまう。
「と、とりあえず、依頼見に行こうか?」
「う、うん……」
気まずいまま、とりあえず依頼を見に行くことにした。
「あ、おはようございますヒロさん、ルーナさん。……?どうかされたんですか?」
「い、いえ。な、なんでもないです。依頼見て良いですか?」
「……?まぁ、いいです。……今日の依頼はこちらです。」
ルルさんは不審に思いながらもボードを出してくれた。
「これにします。」
「はい、かしこまりました。」
「じゃあ、行ってきます。い、行こう、ルーナ。」
「う、うん。…行ってきます。」
「…?行ってらっしゃいませ…。」
そうしてルルさんの視線を受けながら、僕達はギルドを後にした。
依頼に向かう途中
「うーーー、やっぱりやめたっ!」
「ヒ、ヒロ!?」
「ルーナごめん!なんか気まずくさせちゃって!」
そう言って僕は頭を下げた。
「ふぇっ!?い、いや。わ、私こそなんかごめんなさいっ!」
ゴンッ
「いったぁ!?」 「いたっ!?」
ルーナの下げた頭が僕の頭とぶつかった。
「ご、ごめんヒロ!」
ルーナは痛いのか、若干涙目になって謝ってきた。
「……ぷっ。あははははは!」
「……ヒロ?」
「いや~、ごめん。なんかおかしくって。……ふぅ。……やっぱりこのままじゃだめだね、はい。」
そういって僕はルーナに手を差し出した。
「?」
「仲直り…とはちょっと違うと思うけど、改めてよろしくってことで。…どうかな?」
ルーナはパッと明るい顔になって僕の手を握ってきた。
「うん。…ごめんね。それと、これからもよろしくね、ヒロ♪」
「うん!」
僕達は笑顔で握手した。
「……でも、いきなりはやめてね?」
「うっ!それは…ごめん。」
「えへへっ!じょーだんだよ!」
ルーナはいたずらっぽく笑った。僕はそれを見て少しドキッとした。
「じゃあ、改めて行こうか。」
「うん♪」
僕達は依頼をこなすために改めて歩き出した。
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