狼肉
「…それで、どういった料理にするんですか?」
「あー。そういえば考えてなかったよ。」
「…そうですか。……じゃあ、私に任せていただけますか?」
「うん。…ルーナもいい?」
「いいよ~。」
「…ありがとうございます。それでは……」
シャノの指示を受けながら僕達は料理を作り始めた。たまに…
「これぐらいでいいかな?」
「…もう少し大きめでも大丈夫ですよ。」
「これは?」
「…はい、バッチリです。」
「えへへ~♪」
というやり取りを交わしながら作り続けた。
~作り続けること三時間位~
「……これで完成です。」
「ふぅ~…結構作ったなぁ。」
「美味しそうだね♪」
僕達が作ったのは、ハンバーグとステーキと唐揚げである。ついでにパスタサラダと野菜スープも作りました。
「それじゃあ食べようか?」
「うん!」 「…はい!」
「「「いただきます!」」」
まずは無難にハンバーグを食べることにした。
「……上手い!」
食べた瞬間、肉汁が溢れ、濃厚なソースとちょっとした酸味がマッチしていて、とても美味しい。
「これ、とっても美味しいね♪」
「…はい!…私もこんなに美味しい物を食べるのは久しぶりです。」
二人も美味しそうに食べている。ルーナなんて耳をぴこぴこ動かしながら食べているから、見ていてちょっと微笑ましい。
「ん?何、ヒロ?」
「ううん、何でもないよ。」
僕の視線に気付いたルーナがそういってきたから、笑って誤魔化した。
その後も時おり談笑を交えながら楽しく食べた。
「ごちそうさまでした!はぁ~美味しかったぁ~♪」
「…ごちそうさまでした。…とても美味しかったです♪」
二人とも満足そうだ。ルーナは耳が垂れて尻尾をゆっくり振っている。シャノはとても穏やかな顔で笑っている。
「ふぅ~…。やっぱりみんなで食べると美味しいや。」
「そうだね。」 「…そうですね。」
「また、一緒に食べようね!」
「うん!」 「はい!」
そうして今日のところはお開きにすることにした。ルーナを見送った後、自分の部屋に戻った。
「今日も楽しかったなぁ~……」
ランクアップに狼肉。ルーナとシャノと一緒……今思えば、何か女性と縁があるな。……まぁ、いっか。
「明日も頑張ろー!」
決意を新たに、僕はそのまま眠りに落ちた。
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