ランクアップとドロップ
ギルドに着いた僕はルーナと合流して、早速受け付けに向かった。
「ミリアさん、おはようございます。」
「ヒロさん、おはようございます。ルーナさんも。」
「おはようございます♪」
「早速ですが、ヒロさん達の今まで成果が認められて、ランクアップしましたよ。」
「「本当ですか!?やったぁ♪」」
ミリアさんからランクアップを聞いて嬉しくなった僕達は、おもわずハイタッチした。
「ふふっ♪…ヒロさん達が受けられる依頼はこちらになります。」
そういってミリアさんが見せてくれたボードを、僕達は覗きこんだ。
レザイウルフの討伐 ランクF
レザイウルフの10体討伐
討伐対象部位:牙
報酬:銀貨一枚
キラーウルフの討伐 ランクF
キラーウルフの10体討伐
討伐対象部位:牙
報酬:銀貨三枚
「今日はこれにします。ルーナ、いい?」
「うん、ヒロが決めたので大丈夫だよ。」
「じゃあお願いします、ミリアさん。」
「かしこまりました。……ちょっとギルドカード貸してもらえますか?」
僕達は言われた通り、ミリアさんにカードを渡した。ミリアさんが登録のときに使った水晶にカードをかざすと、少し光ってすぐ収まった。
「…はい、これでヒロさん達は冒険者ランク:Fです。頑張って下さいね。」
「「はい!頑張ります!」」
二人で揃って返事した。
「それじゃあ、行ってきます。…行こう、ルーナ。」
「うん!…行ってきます♪」
「はい、行ってらっしゃいませ。」
ミリアさんの声を聞きながら僕達はギルドを後にした。
いつもの森のいつもより深い場所に来た。
「…ヒロ、あっちに何かいるよ。」
「了解。じゃあ昨日と一緒で頼むよ。」
「分かった。」
ルーナの返事を聞いたあと、ルーナが反応した方向に向かった。そこには銀色の狼が2体と、一回り大きい黒色の狼が1体いた。
レザイウルフ レベル:5
HP:100 MP:50
キラーウルフ レベル:8
HP:180 MP:80
銀色がレザイウルフ、黒色がキラーウルフだった。
「…先手必勝!」
狼達が気づく前に、僕は雷魔法を放った。魔法は寸分の狂いもなく狼達に飛んでいき、当たった瞬間
「ギャウっ!?」
という鳴き声(?)が聞こえて、狼達はその場に倒れた。
「ふぅ~…うまくいったかな?」
一応鑑定すると狼達のHPは0になっていたので、討伐対象部位の牙を取った。狼達の形すら無くなった後に毛皮らしき物が落ちていた。
「ヒロー!今度はこっちだよー!」
「分かった、今行くよ!」
牙と毛皮をしまった後、ルーナの元に向かった。
……そうして順調に倒し続けること三時間程
「……ふぅ。そろそろ終わろうか。」
「うん。……あれ?ヒロ、これ違うよ?」
「え?…本当だ。」
最後に落ちていたのは、肉だった。
「レアドロップかな?…まぁいいか。……さぁ帰ろう、ルーナ。」
「うん!」
ちょっと疑問が残ったまま、僕達はキキルへ戻った。
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