らんらんる~♪
ギルドに帰ってきた僕達はルルさんに早速依頼達成報告しに行った。
「ルルさん、ただいま!」
「おかえりなさいヒロさん。……あら、ルーナさんも一緒ですか?」
「はい、実は……。」
僕はルルさんに、ここに至るまでのいきさつを話した。
「そうだったんですか……。ルーナさん、大変でしたね。」
「はい。私もヒロがいなかったらまだ逃げ続けてたかもしれないです。」
「あはは、僕はルーナみたいな可愛い子があんな目に遭ってたらほっとけないですもん。」
僕は本心からそう言ったんだけどルーナは
「か、可愛い!?そ、そんなこと……///」
といって真っ赤になるしルルさんは
「ヒロさん、言いますね~♪」
といって楽しそうである。……解せぬ。
「……?ルルさん、これお願いします。」
とりあえず話を戻すために僕は薬草と尻尾を取り出した。
「あ、依頼のやつですね。……先輩のいってた通り凄いですね……。薬草40本とキラーラビット20体ですね。銅貨28枚になります。少しお待ちください。」
そういってルルさんは席を外した。
「ヒロ凄いね!私ならキラーラビット、ヒロの探索時間じゃ4体ぐらいしか倒せないもん!」
復活したらしいルーナはキラキラした目でそういってきた。さっきは人が居なかったからあんまり恥ずかしくなかったけど、今は周りの人の生暖かい視線が痛い。
「あはははは…………」
僕は乾いた笑いを浮かべながら、照れ隠しのためにルーナを改めて見始めた。
綺麗な髪に愛らしい犬耳と犬尻尾。スタイルもよく、何より無邪気な笑顔がとても可愛い!
「ヒ、ヒロ…?そんなに見られると恥ずかしいよ……♪///」
「……えっ?あっ!ご、ごめん!」
ルーナの声で僕は我にかえった。どうやら少しトリップしていたようです。
「ヒロさん、報酬持ってきましたよ……ってあれ?もしかしてお邪魔でしたか?」
ルルさんが戻ってきたのはそのすぐ後だった。僕達は互いに顔が赤くなっている。
「い、いやいやそんなことないですよ!ありがとうございます。」
そういって僕はルルさんが持ってきてくれた銀貨二枚と銅貨八枚を急いで受け取った。
「じゃ、じゃあ僕達はこれで。い、行こうルーナ。」
「う、うん!」
僕はルーナの手を取って逃げるようにギルドを後にした。
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