第5話 二人っきり part2
涙目な稚依ちゃんを堪能したあと、ギリギリ、本当にギリギリで電車に乗ることが出来た。これは俺にしては珍しい方だ、普通なら目の前で発車してしまうパターンなはずなのにその悪運を打ち消してしまう稚依ちゃんまじやっベー。で、ちなみに会話は途切れました。完全に途切れました。大事な事だから2回言いました。超気まずいです。今、なんで自分はマスクかぶれの話題振ったんだろうって猛烈に後悔しています。頭の中では雄叫びってます。特に隣の席にいるのに会話がないなんて悲しいです。なぜなら目の前にベタベタなカップルがいるから。イチャイチャしてんじゃねー!爆ぜろ!!こっちはめっちゃ気まずいんや!おーっと、ちょっとキレかけてしまった。落ち着け神時。あと5分会話を持たせるんだ。天神につくまで後五分だからな。つまり、対女子、会話が途切れて気まずくなった時用の話題「恋バナ」を使うときが来た。
(また、二人の会話が再開します)
奥:「ねえ、好きな人とかっている?」
東:「いないですねー。トッキーはどうなんです?」
奥:「いないかな。アメリカにいた時気になる人がいたけど別に好きって訳じゃないですし。」
東:「そうなの?まあ、なかなか本気で人って好きになれないですよね〜。ところで、お兄ちゃんは誰か好きみたいな噂とかありますか?」
奥:「天承は全くないなー。庵同はまだしも。」
東:「じゃあ、よかったです。お兄ちゃん彼女いるんで。浮気とかしてないみたいで。」
奥:(過去女?過去女だよな。あいつに彼女なんているわけない。過去女ー、過去女ー、過去女ー。うん現実逃避はやめよう。てか、過去女って何?過去の女ってどのみち彼女一回はいるじゃん。現実逃避しすぎて現実に戻って来てしまってたよ。)
奥:「あいつ彼女いたのかよ」
東:「あれ?知らなかったんですか?」
奥:「聞かされてなかったぜ」
この後の五分間はひたすら天承の彼女について話していた。なんとかもった。ナイス俺。神。そしてようやく、アニメイ○に着いた。いいよねアニメ○ト。ワクワクするね。そしてこの天神店のいいところは、なんと地下鉄空港線天神駅をおりてすぐのところにあり、しかも地下街を通っていけるので雨でも安心というところだろう。さてと、ア○メイトに着いたら天承達に文句を言おうか。
どうでもいいけど、女子と2人っきりって気まずいよね、うん。




