第4話 二人っきり part1
色々あって(主に東浦がイチャイチャして)、ようやく出発することになったのだが、、はぐれた。いや、別に俺が方向音痴とか言うわけではない。てか、福岡に関してならガイドさんになれちゃうレベルに達していると言っても過言ではない・・・それは言い過ぎか。
まあともかくはぐれちゃった理由は簡単。なぜかアニ○イトまで競走しようってことになり、ダッシュしだしたのだ。俺も最初の方は一緒に走ってたのだが、東浦妹が歩き出して、
「私、アニメ○トどこにあるのかわからない。」
っていわれた瞬間に例の無駄スキル、「困ってる人をみると助けないと済まない」が発動しちゃって一緒に歩いてるのはいいんだが。気まずい。とても気まずい。話の話題がない。アニメかラノベのことしかない。気まずい。てかあれだよな、これで話題がポンポン出てきたら非リア充やってないっての。とにかく何か話さないと、
「ねえ、なんでいっつもマスクつけてんの?」
おそらく、考えた中で一番無難な話題だろう。目論み通りに話が続いた。
「私、夏にマスクかぶれしちゃうから。」
以下、奥西と東浦妹の会話
奥:「へえ、そうなんだ。マスクかぶれってかゆいの?」
東:「うん、結構かゆくなる。しかも赤く腫れちゃうから、それを隠すためにマスクつけてたら何か外せなくて」
奥:「そっか。最早、マスクが一種のステータスみたいなもんか。そういや東浦妹って何年生?東浦から全く聞いて無いんだよねー。」
東:「中学1年だよ。それと東浦妹はやめて、それ以外でよろしく!」
奥:「お、おう。それじゃ普通に稚依ちゃんでいい?」
東:「うん、いいよ。ちゃんも面倒だったらつけなくていいし。」
奥:「いや、会ったばかりの女の子に呼び捨ては厳しいって。キリ○君でもアス○の名前始めて呼ぶとき戸惑ったでしょ。」
東:「そうですねー。んじゃあちゃん付けオッケーと言うことで。」
なんて、他愛ない話をしていたら地下鉄に駅に着いた。てか、SA○ネタ通じたよ。バンザイ。あ、やべ。稚依ちゃん困ってるわ。もしかして、何駅で降りればいいのか分からないのかな?
「稚依ちゃん、俺たちは天神で降りるんだ。260円って書いてるところ押せばOKだよ。」
「ありがとうございます。それより、トッキーは切符買わなくていいんですか?」
ちょいまてトッキーってなんだよ。なんで俺の昔のあだ名知ってんの?まあ別に構わないけど。それよりも、この福岡マスター(自称)に切符買うのかと尋ねるとはまだまだ甘いな。
「ふっ、稚依ちゃんはまだ甘いな。これを見よ!」
と、言いながらはやかけんを出す。まあ、塾に行くときに使ってるだけだけどね。
「あ、やばい。稚依ちゃん!あと1分で電車が出る。急いで!」
「うわわわ。待ってくださいよ〜。」
あ、涙目な稚依ちゃん可愛い。なんて思いながら、考える。俺たち、東浦とどこで待ち合わせすればいいのだろうか。ま、とにかくアニメ○ト行くか。これはこれで貴重だし、女子と二人なんてね!
今回はpart1とpart2 に分けてみました。
あー、俺も女子と遊びに行きてー。




