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冒険者ー26

毎回も料理の話が出てきます。

今回フィスがフーのハーレムに加わります。


ブックマーク・評価よろしくお願いします、特に面白いと思った方は是非に。

それからクリック出来る所は全部、気軽に押して行ってください、河童がそれは大喜びします(笑)

感想・レビューもお願いします。


それではお楽しみください

冒険者ギルドを出た俺達は、フランソワの案内で市場で各種の食材と俺はスープの材料になる、牛骨を少し多めに買った。

スキルの指示なのだが、アマンダをはじめ皆が不思議そうに見るから、少し心配になったがスキルに従った。



キーンに市内を説明してフランソワに帰るとフィスが門の前で待っていた。「どうしたんだ、俺達と一緒に帰れば良かったのに」と、言う俺に「私は使用人ですから、皆様と一緒の馬車には乗れません」


「そんなの事は気にしなくて良いのよ。

誰も咎めないからね」と、アマンダが話した。


「そうですよ、フーさんは普通とは違いますからね」と、アリスが言う。


「朝言ったでしょう、私の事はフランソワと呼んでくださいと。

もうスコット家に私の籍は無いのですからね」


「キーンとフィスには悪いが夕食の仕込みに取り掛かりたい。

今日も俺にスープを作らせてくれ。

後は好きにしてくれ。

と、そうだった、キーンは鱒のステーキを作ってくれないか。

良いのがあるんだ」と、言う俺に「はい、分かりました」


「では私はパスタとサラダを作ります」と、言うフィスで今夜のメニューが直ぐに決まった。

皆は寛いでくれと、言い俺達は厨房に来た。


「キーンに任せたいのはこれなんだ」と、俺がふっくらとした魚体1メートル近い色鮮やかな鱒を取り出した。

「これは見事な鱒ですね。

私は種類は知りませんが、見るからに美味しそうです」


「私も初めて見ました。

とっても美味しそうです」と、フィスも言うから、次はフィスに任せるからなと、言うとフィスが喜んだ。


「市場で買ったんだが、女将は玉ねぎよりもこっちがステーキに良く合うと話してくれたが、これが何か分かるか」と俺が見せたのは小ぶりな尖った玉ねぎに似た野菜なのだが、匂いは玉ねぎより強いのだ。


「私は知らないです、すみません」とキーンが言うから気にするな、と言った。


「私が知るのはエンシャントットと思いますが、それよりも小ぶりで尖っていますね」と、フィスが言い、直ぐにみじん切りにして欠片を口に含んだ。


「うっ、これはとても辛いですよ。

匂いは悪くないのですが」と、感想を言いパスタに使うと言いだした。


「私もステーキに使います」と、キーンも言うので追加で5個用意した。

「残りは食糧庫に入れておくなら気に入ったら好きに使ってくれ」


俺はスキルの指示のとおりに、鍋に牛骨を入れ水で満たし沸騰してくると、アクを取りながらとにかく煮た。

何種類もハーブを手に入れたので、これもスキルの指示で匂いを嗅いで、鍋に入れて更に煮た。


今回はスキルから甘味が欲しいと指示が出たので、(ハチミツしか無い)


(それで充分です。

スプーンで2杯入れてください)


(分かった、ありがとう)


俺がハチミツを入れる様子を見て、フィスもキーンも呆れていたが、俺はスキルを信じた。

牛骨を鍋から取り出しナプキンを使い、空の鍋にスープを越して味を調える、スキルの指示に従い、塩少々に爽やかな香りが立つスパイスを使った。


(食卓に出す直前に、固いパンを小さく切りスープに浮かべましょう)


(分かった、指示してくれよ)


(了解です)


ステーキの方から、玉ねぎとは少し違う良い匂いがしてきたが、キーンの方は最終段階に入っていた。

隣のフィスも皿の盛り付けて色どりの野菜とチーズを削っていた。


(スープカップに移して固いパン片を4~5個入れて完成です)


(ありがとう、また頼むよ)


(お任せください)


「皆待たせたな、完成したぞ」と、言い各自の席の前に鱒のステーキとパスタにはちみつ色のスープ、最後に野菜サラダを並べた。


「今夜は良い匂いがするだろう。

今日市場で仕入れた野菜を使ったからな」と、言う俺に皆も同意した。

それに、昼に食べた料理を参考にして、盛り付けに工夫してみたんだ。

料理の美味しさに、見た目が大事と知ったからなと、話した。


「さぁ食べよう、今夜のステーキはキーンが作ってくれたし、パスタとサラダはフィスだ。

俺はスープを作った。

今夜は見た目を考えて、あの固いパンを浮かべてみたんだ」


皆は鱒のステーキを食べ、美味しいと感想を言った。

あの時食べた紫鱒も美味しかったが、此方がもっとおいしいと、スーが言う。


「そうか、あの時は緊張していて味なんかわからなかった」と、言うと皆は呆れた。


「だってそうだろう、あの後モニカレイに付いて俺は筋をとうそうと、そればかり考えていたんだ」


「作ってくれたキーンには悪いが、あの時は緊張していたんだ」と、言う俺にキーンがクスっと笑った。

そういう表情もキーンは出来るのだと気付いた。


今夜も美味しく食べて後片づけは、スーとメイがやってくれた。


風呂に入るだけになった時に、フィスが遠慮がちに皆の前で「私もフーさんのハーレムに入れて下さい、と言いだした。

俺もだが何故か皆は知っていたように感じた。


「アマンダはどう思う」


「良いんじゃないの、何となくこれで私の目標は達成で来たように感じるからね」と、訳が分からない事を言う。


「ほらフー、あれの事よ」と、スーが言うが俺には分からないままだ。


「今は風呂に行こう」と、メイが言うからみんなで風呂場に来た。


フィスは露天の温泉に驚いたが嬉しそうだ。

不思議に思うフィスに聞くと、「はい、昨夜は風呂に入っていません」


皆で温泉に入りアマンダがフィスの職業本を見せてほしいと言った。


フィスは困ったようにして皆に見せた。


「そのぅ、私は家族の厄介者ですから」と、言うので皆は知らないが俺は知っているのでその意味がよく分かった。


「凄いじゃない、料理人でスキルも料理とか」と、言うアマンダにフィスは困り顔だ。


「でも、私は皆さんのお役に立てませんから」と、言うフィスに「十分役に立ってるよ」と、メイが言う。


「18歳というと、俺と同じだな。

アマンダとフランソワは俺より年上だし、メイもだな。

アリスとスーは17歳でキーンが16歳だったな」


「キーンさんは私よりもお姉さんと思っていました」と、フィスが言うから「私達もキーンの歳を知って驚いたものね」と、スーが言う。


「スーはあれを作って」と、言うメイにスーが無色のポーションを8個直ぐに作った。


その時裸のスーが突然光るから、分けを知らないキーンとフィスは青くなっていた。

手に持てない分が温泉に浮いているのをメイがとり、「今夜は皆で塗るよ」と、可愛い笑顔で言った。


「組み分けはキーンとフィスで後の者はいつもどおりだな」と、言う俺にセイントフォーのメンバーはがっかりしてフランソワは喜んだ。


「あのそれはポーションですよね。

スーさんはポーションが造れるのですね」と、キーンが聞いた。


「うん、これも私のスキルだよ。

大体のポーションは作ることが出来るが、フーがすることに効くものは無理よ」

「あっ、キーン止めてね。

私は呼ばれることが嫌いだから」と、キーンを制した。


「悪いな、キーンに悪気があるわけじゃないんだ。

スーは教会自体が嫌いなんだ」


「ごめんなさい」と、言うキーンにスーは「良いのよ。

彼奴等だけは絶対に許せないから」と、言ったが、キーンはその分けを知らないから、困ってしまった。


今夜はアマンダが風呂場で愛用の剣を出して、温風を作り皆の濡れた体を乾かしてくれた。

「十分に乾いたと思うから、始めるよ」と、言う。


直ぐにフランソワが、俺にポーションを塗り始めるから、俺はアリスの隣に横になった。

ボォーと見ている二人に、「初めはキーンが塗ってもらえ。

これは良いぞ」と、言う俺に指示で、見よう見まねで横になるキーンにフィスが塗り始めた。


「おいフランソワ、そこはもう良いだろ。

他も塗れよ」


「十分量は足りますから」と、変な言い訳をして、俺の胸にしつこく塗ってくる。


今回もアマンダが俺に塗ってくれた。


「このポーションは凄いです。

肌がスベスベツルツルになります」と、キーンが感激するのを聞きスーは嬉しそうだ。


交代して俺がフランソワに塗るのだが、フランソワの胸に重点的に塗ってやると、フランソワが喜ぶから、これが目当てなのかと思った。

とにかく大事なところにも手を抜かず塗ってやると、フランソワは喜ぶから「早くうつ伏せになれ」と、言うと嫌がるから面白い。


「これは本当に凄いです。

キーンさん同様に私の肌もツルツルスベスベになりました」と喜ぶフィスだ。


「このポーションは肌がツルツルスベスベになるとともに、私たちの様な仕事をしていると何日も風呂を使えないので、その時の体臭を消す意味もあるのよ」と、スーが教えた。

それに今はあなた達に期待しているのよ」


「それはどういう事ですか」と、聞くフィスに「それはね。

アマンダもだけどフーも誰も怪我をしないから、まだ私は本格的な治癒の魔法を使ったことが無いのよ。

昨日キーンに使ったのが初めてなの」と、苦笑する。


スーの言葉にキーンもフィスも唖然とした。



フィスもキーンも寝巻で部屋に来た。

このようにして、今夜はメイが大きくしたベッドで皆で眠った。


「おい、フィスの寝巻は凄いじゃないか」


「はい、フランソワ様から勧められましたから。

凄く恥ずかしいです」と言うフィスの顔は真っ赤だった。


「フランソワはフィスに何を教えているんだ」


「そうですよ、何度も言いますがフーさんはその様なはしたない寝巻は好みませんから。

二人とも何ですか、そのスケスケなのは、色々丸見えじゃないですか」と、アリスが言っている。


「違うんです、これは我が家の寝巻ですから」と、フランソワが言いだした。


「その寝巻が悪いとは言わないが、隠せる所は隠せよ」と、言った。


「そうそう、フィスとキーンは気を付けろよ。

フランソワは寝相が悪いからな」


「最近は良くなりましたから。

もう寝ましょう」と、フランソワが言うので皆眠った。

如何だったでしょうか?

フランソワに倣ってフィスは寝巻をスケスケな寝巻でフーの下へ来ました。

フランソワお嬢様にフィスは逆らえなかったのか?

後で登場するフランソワの妹もスケスケの寝巻でフーの下に来ます(笑)


楽しめた、面白かった、と思われるなら作者冥利に尽きます。

次回はフーは王都に行きます。

アマンダはフィスの冒険者登録です。

そこで事件が起きます。

次回は木曜日を予定しています。


何時もの時間にお会いしましょう



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