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冒険者-15

本編ではフー達は勇者に会いにミル市に行きます。

ミル市は、以前勇者をフーが連れて行った街です。

また、フーとアマンダがウェルビー辺境伯領から逃げ出し、身分欲しさに冒険者登録をした地です。


ブックマーク・評価よろしくお願いします、特に面白いと思った方は是非に。

それからクリック出来る所は全部、気軽に押して行ってください、河童がそれは大喜びします(笑)それではお楽しみください。

感想・レビューもお願いします。


それではお楽しみください。

「先の事を考えて昼から皆で勇者に会いに行こうと思う」と、言うとフランソワが震え出した。


「フランソワ大丈夫だ、安心しろ」


「また急だね。

でも私は良いと思う」

」

「そうそう、何か王都でありましたか」


「僕は会ってみたい」


と、様々な反応があった。


「今が一番いいんだ。

せっかく助けた勇者に注意してやろうと思ったんだ」


「フーは私たちに良く分かるように話して」と、スーが言う。


「そうだったな、俺達の問題なんだ。

俺達はエルフ以上の長寿になったのだが、便利な事ばかりじゃない。

今は良いが、その内俺たちの不老が知れるだろう。

その時のためなんだ。

俺は各地を転々として、その土地土地ではじめましても良いとは思うが、定住できる場所が欲しいんだ。

出来れば俺達だけのが。

それで、今はほぼ無人のウェルビーに住もうと思っているんだ。

ずっとウェルビーに住もうとは考えていないが、俺達の帰る所が在るのは悪くないだろう」


「それは良いと思うが、上手くいくの」と、アマンダが聞いてきた。


「ちょっと待ってくれ」

(ウェルビーの領地全体に呪いをかける事は出来るか。

期間は300年くらいで)


(一部可、一部不可)


(不可とは)


(呪いが具体的でありません)


(では、俺の了解なしにウェルビー領に一歩でも入ると全身の皮膚が爛れて死ぬ、でどうだろう)


(可能です。

ただし、呪いの重複は出来ません)


(重複とは)


(同じ呪いを再度かけ直す事です)


(ついでに、死体を無くすことは可能か)


(はい)


(分かった、ありがとう)


「スキルに聞いたところ出来るそうだ」


「それで、今ミル市に居るからウェルビーに近づくなと、教えておてやろうかと思ったんだ。

召喚された彼奴等は帰る国も無い可哀そうな奴等だからな」


「まぁ良いわ。

お人好しのフーがそこまで言うんだから。

それに私は治癒の勇者を見てみたいかな」と、スーが言うと「私は大剣の勇者を見てみたい。

痴女なんでしょう」と、アマンダが言った。


「私は弓の勇者に興味が出てきました。

女装しているんですよね」と、アリスが興味津々に聞いた。


「あのぅ、私は留守番がしたいです」と、フランソワが言う。


「大丈夫だ、フランソワ。

女装は勧めたがどうかな。

してないなら無理やりにでもやらせるか。

フランソワ、一緒に行こう、俺もいるし皆もいるからな」


「フランソワ、食事が終わったな。

皆今から行くぞ、俺の前に集まってくれ」


俺は戸惑うフランソワと手を繋ぐと、もう一方をアマンダが繋ぎ前からスーが抱き着き、後ろからメイが抱き着いた。


「これじゃ、私の場所が無くなりました。

フーさん私はどうしましょうか」と、アリスが悔しがった。


「帰りはアリスが優先だ」と、言い転移を使いミル市の懐かしい宿の前に来た。


「人の目があるから離れてくれないか。

もう良いだろう」


「もう少しこのままで」と、皆が言うので「皆見えるか、あの冒険者ギルドで俺とアマンダが冒険者登録をしたんだ。

左奥に防具屋の看板が見えるだろう。

あそこで、防具を揃えたんだ。

後ろが俺達が泊まっていた宿屋だ」


皆は俺の説明を聞いた、各々が周りを見ていた。


(勇者を探してほしい)


(勇者は後ろの宿屋に居ます)


「おい、見せもんじゃねぇ。

あっちへ行け!」と、アマンダが適当に凄むと男どもは苦笑いを浮かべて散った。


「勇者は後ろの宿屋へ居るそうだ。

今から皆で会いに行ってやろう」

そう言うとフランソワが俺の手を強く握ってくるので、思わず痛いと、言ってしまった。


宿屋の中はまだ食事客が多くいたが、アマンダに見覚えのある者もいた。


俺達を見て何か言っていたが無視して、アマンダが女将さんの方へ歩きはじめるので、皆はそれに倣った。

「お久しぶりです、女将さん。

今日は此方に泊まっている3人組に合いに来ました」


「まぁ見違えたよ、本当に立派になったじゃないの。

それにお友達も皆美人ばかりだし」と、みんなを見て喜んだ。

「ところで、連れの少年はどうしたの。

ははぁ、まぁ若いうちは色々あるから、気を落とさない事だよ。

前向きに頑張りなよ」と、言われアマンダは苦笑していた。


「部屋は。。。今は突き当りに代ったから、行ってみると良いよ。

本来は客室に入れないが、アマンダは懐かしく思うからね」と、笑顔で教えてくれた。


「ありがとうございます」



「俺だよ、居るんだろう。

様子を見に来てやったぞ」


「ちょっとフー、初めにドアをノックしなさいよ」と、スーが言う。



「おい、居留守を使うなよ。

痴女さんは中に入れてくれよ」


「あぁもう、誰が痴女だって、よく見て言ってよね。

変態さん」



痴女が中に入れてくれた。

「おぉ、良く似合っているぞ。

えっと、ジュンだったかお前は。

痴女とオッパイ少女に少しは習ったか」と、言い3人の服装を良く見ると、痴女は普通の服を着ていたし、オッパイ少女は、治癒士を感じさせない紫色と、歳に似合わない地味なブラウスにパンツ姿だった。

弓の勇者は薄緑色の厚手のブラウスの同色の長いパンツスタイルだった。

俺と、皆を見て恥ずかしそうにしているのが、面白くつい笑ってしまった。

痴女に勧められて、椅子とベッドに座った。


突然ドアを叩く音がして、「サービスだよ」の声がして、安心した様子のオッパイ少女がドアを開けた。

「受け取りな」と、薄ピンク色をした果実水を持ってきてくれた。



「初めてだから自己紹介が要るな。

俺の事は、この前詳しく話したから、アマンダから頼むよ」


「私はセイントフォーのリーダーをしているアマンダです、はじめまして」


「私はレンジャーのアリスです。

よろしくお願いします」


「僕はメイ、魔法使いだよ、はじめまして」


「私は治癒士のスーです。よろしく」


「私はセイントフォーではありませんが、フランソワと申します。

よろしくお願いします」


「次は痴女さんからだ」


「皆さまはじめまして、私はカスミと言います。

そこの変態野郎から痴女と呼ばれていますが、カスミです」と、二回も言った。


「皆様はじめまして、私は治癒士のナオコと言います。

どうぞよろしくお願いします」


「私はジュンジじゃなかった、ジュンと申します。

どうぞよろしくお願いします」と、言う挨拶に、スーとメイが笑い出した。


「どうだ、女装になれたか。

今日はお前たちに忠告に来たんだ。

良いかよく覚えておけよ。

ウェルビーの地へは絶対に入るなよ、入るだけで死ぬからな」


「あぁ、分かったよ。

フーさんの忠告だから従うよ」



「お前と俺は真逆なんだよな。

俺の場合は男らしくしようと、多少傲慢な物言いを意識しているうちにこうなったが、お前はまだ勉強不足だな」と、言う俺に皆は苦笑した。


「お前の場合は2人も先生がいるからな。

俺の場合はアマンダと相談して、今の様になったんだからな」


「まだ勉強不足ですから、日々が勉強と思っています」と、言うから皆が笑い出した。


「あの、変じゃなかったと思うのですが」と、言う弓の勇者にアリスが「私は良かったと思いますよ」と、言うから喜んだ。


「勇者は隠すのか。

それが良いと思う」


「アマンダ、この辺りの効率が良い狩場があるなら教えてやってくれ。

勇者だからランク制限がないところなら、何処へでも行けると思うからな」


「そうね、ミル市の南西の森なんかが良いんじゃないの」


「二人で地龍を仕留めたところか」と、俺が言うので、セイントフォーの皆が驚いていた。


「当時は銀級のクラスだったんで苦労したけど、あなた達なら大丈夫でしょう。

何時も出てくる物でもないし」


「そうだ、良いことを思いついた」


(痴女が身に付けていた物を、俺がこの前に言った素材で作ってくれ。

3人分で6着あれば今は良いだろうから)


(了解しました)


暫くして俺の手の上に、下着の上下があった。

(オッパイ少女様に大きくしてほしんだが)


(既に大きくしています)

「これは、痴女じゃなかったカスミの装備を見て俺が作ったんだ。

俺の仲間も身に付けているが好評だぞ。

試してみるといい、ジュンは良い感じの胸が造れるぞ」


「あぁ、これ。

あんたはやっぱり変態じゃん、ねえナオコン」


「あのこれは、私たちが居た世界の女性の下着です。

こっちはブラジャー、ブラと言いこれはショーツと呼びますが、頂いても宜しいのでしょうか」


「あぁ、その為に作ったんだ。

傷むだろうから、また持ってきてやるよ」


「ありがとうございます」と、お辞儀をするオッパイ少女じゃなかったナオコ。


「ふん、貰ってあげるわ。

でも私に感謝しなさいよね」と、顔を赤らめて言うカスミ。


「付けているのなら、私に触らせなさいよ」と、手を俺の胸に伸ばすからアマンダ、セイントフォーとナオコに止められた。


「あなたはフーに何するんですか」と、言うアマンダに「あの柔らかいのは私の物だから、遠慮はいらないのよ」と、言いだした。


「おい、何時お前の物になったんだ」と、言う俺に、「私が決めたからよ」と、言うから大爆笑を誘った。


「なんか壊れてきてないか」と、聞くと「私にもよく分かりません。

でもフーさんの事が気に入ったようです」と、面白そうにナオコが教えてくれた。


「アマンダさんから教えてもらった狩場に明日行ってみようと思います。

昨日と今日は休みなんです。

3人で話して決めたのです。

まだ鉄級クラスですが、本当に大丈夫でしょうか」


「勇者なんでしょう、もっと胸を張りなさいよ」と、スーが言う。


「あなたがセイントフォーの治癒士なんですね。

その恰好は本当に凄く良いです」と、ナオコが話しかけた。


「はい、一応です。

治癒よりも皆怪我しないから他の事でパーティーに貢献しています」


「それは凄いです。

私が一番足を引っ張っているようで、情けなく思っていますから」


「今は開き直っていますが、私も以前は同じでしたよ。

フー、アレをあげても良い」


俺は何か知らないが、条件反射の様に「良いんじゃないか」と、答えた。


「たちまちは6本用意しましたから、これを裸で全身に塗ってあげなさい。

最初はヌルヌルしますが直ぐに乾きます、冒険者をしていると何日も風呂が使えなくても匂いませんからね。

それに肌荒れは治り艶も良くなりますよ」と、言いポーションをナオコに渡すとナオコが驚いていた。


「そうでした、フランソワさんには本当に怖い思いをさせた様で、ごめんなさい。

スコット領主の家に行くよう私が指示しましたが、エルシャーの兵士が御迷惑をかけたんじゃないかと思います。

当時私の方も、ガス帝国の監視の目が彼方此方にありまして、仕方がなかったのです。

どうかこのとおりです」と、謝罪した。


「怖い思いもしましたが、今はフーさんと出会い一緒に居られますから、もう良いのです」と、謝罪を受け入れるフランソワは嬉しそうだ。



「じゃぁ皆帰ろうか。

休みの日に邪魔したな、お前等無理はするなよ。

頑張れよ」と、言い俺たちは女将さんに礼を言い宿を出た。

如何だったでしょうか?

冒険者ー14でフーが話した弓の勇者はしっかり女装をしていましたね、痴女さんも(笑)

それからスキルが作った下着も。


楽しめた、面白かった、と思われるなら作者冥利に尽きます。


次回は、フー達はまた無人のウェルビー辺境伯領へ行きます。

何をするのでしょうね。

それからギルドで解体してもらったグレータードレイクの肉も気になります(笑)


次回は木曜日になります。

どうぞご期待ください。


何時もの時間にお会いしましょう

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