冒険者ー14
本編ではフーが暗部no
人員に制裁を加えます。
それがとっても痛そうです(笑)
その後は市場にも行きます。
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それではお楽しみください。
帰って一息つくと直ぐに寝る支度が出来上がっていた。
今夜はフランソワと寝る事になった。
「俺はそのスケスケな寝巻は好まんぞ」
「私はこれが良いのですから」
「何度も言っている様に、俺は女の裸を見慣れているからな」
「良く知っていますから。
どうぞ、お気になさらず」と、にっこりと微笑んだ。
フランソワには何を言っても無駄と「もう寝るぞ。
俺は朝が早いんだ」
「ええ良く知っています、私が起こしますから」
俺が横になったら、フランソワが俺に抱き着いて来た。
そのまま一緒に寝たが、夜中にフランソワの寝相の悪さで起こされることはなく、朝までぐっすり眠れた。
今朝は王都で買ったパンを使ったサンドイッチを多く作り、コンソメ風味のスープと野菜サラダを用意する予定だ。
サンドイッチは簡単なようでも挟む具に手間と時間がかかった。
スキル有言実行の評価は、今朝も上出来なのだと。
今朝も後片付けはスーが手伝ってくれて、これが本当に助かるのだ。
「今朝は王都に行くからな」
「昼には帰ってこれるんでしょうか?」
「アリス、昼までには帰れると思うよ」と言い、邸の庭から王都の何時もの場所転移した。
そのまま歩いて鍛冶屋に直行した。
「おはようございます。
今日は狩り日和じゃないですよ。
私は少々怒っていますからね」
「おい、なんだ。
おっ嬢ちゃんか、今は仕事はないぞ」
「残念ですが今日はあなたたちに罰を受けてもらいに来ました。
特に来る必要は無いのですが、私の事は、他言無用とは話していませんでしたから。
さる人から聞いた話で、私の事が王宮に知られているようですから、話した当事者と此処にいる皆が制裁の対象です」と、言い俺は呪いを発動させた。
「なんか誤解をしているんじゃないか。
皆は逆らうな、得物は仕舞え!!
なぁ、ここじゃ落ち着いて話が出来ないんで、奥へ来てくれるか」
「良いでしょう、でも考えは変わらないと思いますよ」
「で、誤解とおっしゃるなら、納得できる説明がしてもらえるのですよね。
で、誰がしてくれるのでしょうか」
「すまん、俺は何の事か本当に知らないんだ」
「それじゃ話になりませんね」
(ジョンソンが話しました)
(そうか、彼奴に尿意を催すとあそこが痒くなり、放尿が終わるまでは激痛に襲われる、呪いを掛けてくれ)
(了解です)
鍛冶屋の連中の沈黙が続く中で俺が「今朝はジョンソンが居ないようだが、これは連帯責任だからな。
殺しはしないが、少し痛い目に遭ってもらうからな。
直前に驚くよりも前もって教えてやろう。
尿意を催すとあれが凄く痒くなり、放尿中はあれから体中が激痛に襲われるんだ。
どうだ、素晴らしいだろう。
これも他言は一切無用だ。
もし私が知ると、槍の勇者の様に死ぬことになりいますから、ご注意をっ」
「分かったよ。
俺は絶対にしゃべらないから、勘弁してくれよ」
「時々私がここへ来て様子を見ますから、その時判断しします。
お大事に」と、笑顔で鍛冶屋を後にした。
(同じ呪いを宰相にも掛けたい。
出来るか)
(了解です)
鍛冶屋を後にして俺は屋台を回り朝食に使えそうな食べ物を買い、ついでに場所だけは知っている市場にも行ってみた。
肉屋が集まる箇所で、やたらと高い値が付く肉が目についた。
「このお肉は美味しそうですね。
特に他とはツヤが違いますから」
「おっ、嬢ちゃんは面白い事を言うな。
ツヤか、確かにそうだな」と、丸顔の店主が喜んだ。
「はい、私にお肉の事は分かりませんから」
「この肉は牛だよ。
スコット領の特産品なんで、今は扱える商店も少ないんだよ。
嬢ちゃんが言う艶は、肉の脂分が解けているんだよ。
直ぐ品切れになる位大人気で旨いんだ」
「そうなんですね、教えていただき、ありがとうございます。
事情により私が料理を作ることになりまして、色々見て歩いています」
「そうなのか、まぁ頑張れよ」と、店主が言ってくれた。
ぶらぶら歩いて野菜を売る区画に来た。
直ぐに目に付いた野菜?
あれも野菜なのかと、思うような棘が全体に付いた丸っこいのが目についた。
表面は青みがかった紫色をした魔物の様な野菜だ。
「おじさん、これ手に取ってみても良いでしょうか」
「あぁ良いぜ、嬢ちゃんはもしかして食通、グルメってやつか」
「食通かどうか分かりませんが、棘で覆われた毒々しい色の野菜に興味が出ましたから」
「ははは、毒々しいか」と、大笑いをするから、周りの買い物客が集まって来た。
「あなたがが手に持つのは、ギリンといって棘に触っても痛くはないし、皮を剥いて白い部分を食べるのです。
茹でると、ほのかな甘みとほくほく感があって美味しいのよ」と、貴族と感じる品の良いお姉さんに教えてもらった。
「諸事情で私が料理を作ることになって、今色々見て回っているのです」と、言ったところ、周りのおばさん達に喜ばれ、色々な野菜の説明と料理方法も教えてもらった。
一番初めに目についたギリンを4個買った。
「4個じゃ縁起が悪いんで1個はサービスだ。
頑張れよ」と、言われた。
「おっ、男前だねあんたは」と、おばさんの冷やかしが聞こえた。
「うるせぇや」と、照れる店主に俺はお礼を言って、フランソワに帰った。
談話室で声がするので覗いてみると、アマンダが居なかった。
「帰ったよ、アマンダは?」
「アマンダは持って帰った本を読んでいるよ」と、スーが教えてくれた。
「私がアマンダさんを呼んできますね」と、フランソワが呼びに行った。
フランソワがアマンダを連れて来た。
「フー、帰って来たんだ」
「全員揃ったので食事が出来ますね」と、フランソワが言うので、俺が王都の屋台で買ってきた物を色々出した。
「皆好きに食べてくれ」と、言ってブドウの果実水も出した。
如何だったでしょうか?
生理現がキーになるフーが考えた制裁は抗う事は出来ませんね。
楽しめた、面白かった、と思われるなら作者冥利に尽きます。
次回フーは、セイントフォーとフランソワを連れて勇者に会い来行きます。
フーのスキル、有言実行が活躍します。
次回は日曜日になります。
どうぞご期待ください。
何時もの時間にお会いしましょう




