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冒険者ー11

本編はフーがアマンダに自身の気持ち一方的に話します。

告白のようにも感じられますし、アマンダもフーに甘えます。


引き続きブックマーク・評価よろしくお願いします、特に面白いと思った方は是非に。

それからクリック出来る所は全部、気軽に押して行ってください、河童がそれは大喜びします(笑)


感想・レビューもお願いします。


それではお楽しみください。

俺はアマンダの装備を外し寝巻に着替えさせて、ベッドに連れて一緒に寝た。


「なぁアマンダ、返事は良いから俺の話を聞いてくれるか」と、アマンダの了解はないが、今日家に行って感じたことを勝手に話し始めた。


「アマンダには俺が不甲斐ないばかりに、余計な負担を強いていた事を今日初めて知ったよ。

その不甲斐ない俺に今日まで付き合ってくれたことに感謝してもしきれなと、思っている。

何でこんな事をいうかと言うと、王都で俺は独りで過ごした7日間が本当に辛く寂しかったんだ。

今迄はアマンダが傍にいてくれて何時も一緒だったろう。

あの時俺はアマンダの存在の大きさを知ったし、おじさんの手記に書いてあったが、俺は鈍感だったんだと、痛感したよ。


アマンダは覚えているか、今日は皆に詳しく話さなかったが、お前が俺に聞いたあの丘だ。

今は草が伸びて、当時の面影は無くなっていたが、俺が答えたハーレムを作りたいに、急にアマンダが無口になったのか今になって良く分かったよ。

その後に俺の部屋に帰って急に、壁の肖像画に向かって怒鳴るように言ったろ?

お前の気持ちに気が付かなかった俺を許してくれ、本当に済まなかった。


お前も父さん母さんを失い辛かったはずなのに、俺の事を優先してくれ、俺はお前の気持ちに寄り添おうとしなかったし、ハーレムの人員も丸投げしてしまったしな。

アマンダには感謝しかないよ。


俺はパーティーの面倒を見る事は出来ない、その本を読んで少しでも気持ちが楽になるなら、俺は待っているからな。

何時までも待っているからな、俺はアマンダ、何時でもお前の味方だ。

まだ言う事は沢山あったがアマンダが泣きながら、俺に抱き着いて来たので俺の胸を貸してやって、そのまま眠った。


朝目覚めた俺の胸の中に、アマンダの美しい寝顔があった。


「俺はもう起きるよ、アマンダが言った朝食を作りに行くからな。

元気が出たなら、少しでもいいから食べに来いよ」


そう言って、俺はベッドを抜け出て厨房へ入った。

外は見ていないが、今朝もメイは何時もの瞑想をやっているようだ。


(今朝は何が良い)


(卵料理にしましょう)


(分かった、手順を教えてくれ)


(昨日の網でパンを軽く焼きます)


(分かった、はじめるよ)


火の魔石を作動させて、昨日使った網に初心者冒険者定番の硬いパンを人数分載せて、コンロに掛けた。

(これで良いのか)


(問題はありません)


(次は)


(人数分プラス1個の卵をよくかき混ぜて、フライパンで焼きます)


(焼くってどうするんだ)


(油を引いた熱したフライパンに流し入れます)


(よく分からんがやってみるよ)


(ベーコンもパンを焼いている網に載せて焼きます)


(分かった)


(卵が固まりますから、かき混ぜてください)



(パンを網から降ろして、卵に塩少々とスパイスを振ります)


(こうか)


(いい出来です)


(パンの上にベーコンを敷きます)


(パンの上に卵を均等に敷きます)


(難しいな)


(上出来です)


(卵を入れたフライパンに、チーズを入れます)


(チーズが解け始めたので、卵の上に載せます、以上です)


(他はフルーツと果実水を用意しましょう)


(ありがとう、助かったよ)


食堂へ行くと今朝は大人しく皆席に着いていた。

「皆おはよう。

今朝はモニカレイが作った物に挑戦してみたが、少し具材が違うが我慢してくれ」


俺が運んでくると、みんなは注意して見ていたが、美味しそうな匂いがすると、嬉しい感想を聞かせてくれた。


「待っててくれ、アマンダを呼びに行ってくる」


「アマンダ起きているか」と、言い部屋に入るとアマンダは服を着替えて、外を見ていた。

「どうだ、ご飯の用意が出来たぞ、食べられそうか」


「うん、食べる」



「じゃ一緒に行こう」


「ここでフーに食べさせて」


おいおい、急にどうした?

「まぁいい、待ってろ。

直ぐに持って来るからな」と、言い残して食堂に来た。


「悪いな、皆は先に食べててくれ。

俺は食事を持ってアマンダの部屋に行くから」



「食事を持って来たぞ。

今朝は卵料理だ」


「うん分かった。

食べさせて」


「分かった、ほら口を開けて。

あーんだ」

アマンダが口を開けるから、一口で食べられそうな大きさに切った、固いパンを口に入れた」


「。。。。。」


「そう言えば、味見をしていないが、何か変か」


「ううん、普通に美味しいよ」と言うから俺は安心した。


「ほら、お前が好きな桃の果実水だ」と、コップを手渡した。


また俺はパンをアマンダに食べさせた。

「これは王都で買ったフルーツだ」と、言い四等分にした切り身をアマンダに手渡した。

アマンダの頬を涙が流れていたが見なかった事にして、アマンダの食事は終わった。


「フー、ありがとう。

不甲斐ない私のために、いろいろ気を使ってくれて」


「何を言うのかと思えば、お互い様と言うか、俺の方が圧倒的に借りが多いからな」と、笑ったら、アマンダも笑顔を返した。


「今はこれで良い」



皆の監視の中で食べる自作の朝食は特別な味がした。

ほどほど硬くなった固いパンは、上に卵や色々載っているので、ナイフで小さく仕切った。

チーズは固まっていたが、まだ美味しく食べられた。

(ありがとう、明日も頼むよ)


「アマンダは少し元気になっているから今は様子見だ。

皆も元気づけに行ってやれ」


「俺は、今から温泉に入るよ」


「私はアマンダを誘うから、皆で温泉に入ろうよ。

楽しいと思うから」と、スーが言い、皆でアマンダを迎えに行った。


俺は皆の分も後片付けをして温泉に来た。

温泉に浸かっていると、騒がしい歓声が聞えてくるから心配したが、ぎこちない笑顔のアマンダを連れて入って来た。


やはり女同士は凄いと俺は思った。

温泉に浸かって和気藹々の話が途切れた時に、アマンダが立ち上がった。

「皆、心配を掛けて本当のごめん。

この通りだから」と、深く頭を下げた。

「こんな不甲斐ない私だけど、これからも私に付いて来てるれる?」と、言った。


「そんなの当り前じゃないの。

皆もそうでしょ」と、私もよ、僕もだ、などの言葉が出て、アマンダの笑顔に涙が流れていた。


アマンダは直ぐに温泉で顔を洗い「今朝のお湯は目に沁みる」と、良い笑顔で言った。

俺はこれで心配がなくなったと思うと嬉しくなった。

その後は、またメイが各自にサイコロ状の結界配り、その上に乗り裸のまま大いにじゃれ合い、何時の間にかセイントフォーは元の状態に戻った。


温泉から上がりスー特性のポーションをお互い塗り合い、昼近くになっていた。

如何だったでしょうか?

アマンダに元気が戻って良かったですね。


楽しめた、面白かった、と思われるなら作者冥利に尽きます。


次回は槍の勇者に死がスコット市民も知る事になります。

フーがハーレムの食事を担当に決まった様です。

そこでフーは思いがけないことを知らされます(笑)


次回投稿は火曜日になります。

どうぞご期待ください。

何時もの時間にお会いしましょう

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