冒険者ー6
セイントフォーが良く話すフーの人助け、今回もその続きです。
ブックマーク・評価よろしくお願いします、特に面白いと思った方は是非に。
それからクリック出来る所は全部、気軽に押して行ってください、河童がそれは大喜びします(笑)
感想・レビューもお願いします。
それではお楽しみください。
「さて、ここが何処かわかりますか」
「いや知らないな」
「私も、私もです」と、周りを見ていたが、緊張した痴女が直ぐに大剣を素早く構えた。
それを見た弓の勇者も弓に矢を番えた。
「やっとお分かりになられた様ですね。
私があの絵のモデルですからね。
実物はあれより綺麗と仲間は言いますがね」と、微笑んだ。
「まぁまぁ、私はあなた達と争う気はありませんから。
私の仇はこの邸が討ってくれましたからね。
しかし、我が家の筆頭騎士だったデレクの娘はどう思うか知りませんがね」
「槍の勇者を殺したのは私ですからね」
「何だと、貴様!」と、弓を向けるが「純二君お願いだから止めて」と、オッパイ少女が宥め少年はしぶしぶ弓を下した。
痴女も大剣を下した。
「俺はそこの少年に射殺されるとこだったんだよ。
スコット領の事を覚えているよな、俺がフランソワを逃がしたのだから。
夕方に山の頂上で大岩に向かって矢を射っただろう。
あの大岩の後ろに、俺とフランソワが居たんだよ」
「また、俺と言った。
やっぱり此奴は変態だよ」
「痴女さんは少し黙りなさい」
「俺達はその後カルフーン領に逃げたんだよ。
そこでは槍の勇者が暴れ、俺達は槍の勇者から逃げ込んだ家を壊されたんだ。
俺もさすがに何とかしたくなったんだよ。
それで弓の勇者に聞くんだが、俺達の情報は誰から聞いたんだ。
俺は、ベルステン王国が売ったと思ってるんだよ」
「そうか、あの時か。
怖い思いをさせたようだな、すまなかった。
ガス兵の無能ぶりについ苛立ってしまったんだ。
だが、誤解しないで聞いてほしい。
おれは、剣の勇者充一や槍の勇者伸の様な酷い事をする気は無いし、俺の傍にいた女に一切手を出していないし、彼奴等の様な拷問の様な酷いこともしていない。
俺もガス帝国の監視から保身を考えるとああしなければいけなかったんだ。
だから傍にいた女のオッパイは触ったし揉みもしたがそれだけだ。
戦については、俺と剣の勇者と魔法の勇者がウェルビー辺境伯軍と対峙したが、俺の弓が届かなかった事もあるが、俺と魔法の勇者は殆ど何も出来なかった。
魔法の勇者も俺同様に射程から遠すぎた。
ウェルビー辺境伯軍は勇敢に戦ったと俺は思うよ。
ただ、数には勝てなかった様だが、俺達が居たエルシャー・ガス連合軍二万を壊滅させたからな。
敗因は数と槍の勇者と其処の香澄がオルブライト軍に頑張って、主に槍の勇者伸が全滅させた。
その状況を真上から見ていたから、あれからウェルビー軍の様子がおかしくなった」
「ウェルビー辺境伯軍の勢いが落ちたその時、充一を先頭に辺境伯の陣地を数人で強襲して、それまで何度も攻撃しては、激しい反撃に合いの繰り返しで充一が怒り狂い捕虜を捕ることもせず、陣の兵も司令官も皆殺しにしたんだ。
俺はここへ来た魔法使いの勇者絵里から聞いたんだ。
彼奴も言っていたよ、あの時の充一は怖かったと。
で、あなたの問いだが、あなたの事はエルシャー王国を通じて充一が知ったと思う。
俺は充一と学年が、歳が違うから親しくなかったから詳しい事は知らない。
何時の頃からか、気が違ったのかと思うくらいに、あなたにご執心だったからな。
俺が知らされたスコット領主の娘の情報は宰相から聞いたが、伸のカルフーン領主の娘も同様と思う。
ベルステン王国の奥深くまで、エルシャー王国兵やガス帝国兵が何の障害も無く出張れる事を考えると、恐らくだが情報を仕入れたのと同時に、俺達が王国内で暴れるとそれを口実に攻め込む位は考える奴等だよ。
会長は治癒の勇者なんだが、皇帝が性奴隷にしようと狙っている節があったし、あなたが痴女と呼ぶ香澄は近衛師団団長が狙っているのはよく知っていた。
この事は今初めて会長とカスミに話したんだ。
伸が死んだのを切っ掛けに逃げて来たんだ。
俺達はもう何処にも帰るところが無いから、会長の発案で冒険者になろうとね」
「では俺の事も少し話そうか。
俺は痴女さんが言うような変態じゃないからな。
俺は男で生まれ、そうだな、立って歩くくらいの歳になったら、家族の勧めで女装をして成人まで過ごしたんだ。
俺はフィリップ・ウェルビー辺境伯家長男で次期領主だった」
「ほら、やっぱり変態じゃん」
「香澄、今は黙って」と、オッパイ少女が痴女を諌めた。
「後で知ったんだが領地は狭く、数年の間隔でエルシャー王国が攻め込んでくるから、両親と執事が考えた結果がこれだったんだ。
両親も何れは負けると確信があったらしく、俺は女装のまま過ごしていると、成人前にしてエルシャー王国内でも有名な美人になっていた。
領内でも、俺の絵はよく売れたそうだしな。
いざという時は、男に戻って姿をくらませってね。
あの戦に出る前に父さんが俺に言ったよ、ウェルビー家の血を絶やすなって。
それから、最後の団欒で俺が冗談で言った、ハーレムを作れと言われ、姉からは酒池肉林もやれと揶揄われたよ。
俺と筆頭騎士の娘と其処の地下に潜み逃げるチャンスをうかがっている時に、剣の勇者と魔法の勇者が来た。
その時に、凡その事は勇者と同行した兵が手柄話のように話すのを聞いた。
剣の勇者によって、母さんは切り刻まれ、姉さんは裸にされ兵たちに犯され狂い、最後は串刺しにされたとな。
酷いとは思わないか、普通は人質として領主家族は最適だ。
身柄は金と引き換えに王国に返還されるんだ。
俺は成人すると職業とスキルを神から授かるのだが、俺の場合は何も授からなかった。
俺は父さんと母さん姉さんを殺された事を聞き、復讐したいと毎日毎日ずっと神に祈ったよ。
その結果ありえない職とスキルと手に入れた。
恐らく今は無敵と思う」
「信じられん」
「そうは言ってもな、ここで聞いた話しだけではなく、お前に大岩を壊されたよく朝も、俺達を探しに来た兵は、囮と言っていたからエルシャー兵と思うが、彼奴等も話すのを聞いたぞ。
何でも、勇者召喚の儀式を自己満足でやったスカンク皇女が槍の勇者によって串刺しになったとか、剣の勇者が召喚に携わった女性魔法使いを裸にして乳を削ぎ落し殺したとな」
「ただの変態じゃなかったんだ、正真正銘の変態だ」
「お前は痴女じゃないか」
「ナオコンは笑わないで、今この変態の姿を暴いてやるから」
「カスミンはフィリップさんの胸の膨らみをよく見なさいよ」
「あんなので私は騙されませんよ、だって変態なんだから。
どうせ、何かを詰めて盛ってるんでしょう。
野郎のくせに私より大っきいなんて許せないわよ」
「そうだ、忘れていた。
お前等はこれから何処へ行くんだ。
ベルステン王国へ行くのは止めた方が良いぞ。
俺は今特別な仕事をしているんだが、俺のところに弓の勇者をやれっ、てのがあったからな。
勿論俺は断ったが、賞金が7000万ビィとあり得ない高額だからな。
俺が断ったんで王国の暗部皆が狙っているぞ。
どうしても、ベルステン王国へ行きたいのなら、俺のように変装、女装をすることを勧めるよ」
「先生は、痴女とオッパイ少女から習えば完璧じゃないか」
あっ、しまった、つい口が滑った。
「あっ、今ナオコンの事をオッパイ少女と呼んだよ。
やっぱり此奴は生粋の変態だよ」
「まぁ、助けて貰ったんだから、それくらいは良いでしょう」
「変態の魔の手に私のナオコンが犯されるよぉ」
「お前は一体何を言っているんだ。
良いかよく聞けよ。
お前のその鎧なのか、防御力は確かにあるのだろうが、何処かの街へ着いたなら直ぐに防具屋に行って、その痴女仕様が隠れるような物を買えよ。
これはお前のためだからな」
「分かっているわよ、私も下着姿の様な格好は本当に恥ずかしいのだから」
「俺の仲間の治癒士は、俺と同じ服装で剣士の鎧を付けて、今は短刀を装備しているぞ。
オッパイ少女は杖が要らないようだからその様に誤魔化すんだよ、分かるか」
「はい、よく分かりました」
「おい少年、お前は俺と同じ女装な。
俺の仲間の弓使いは胸が仲間の内じゃ一番大きいが、無い方がその弓を射るには最適だろう」
「腹が減っているんだろう。
ほら、食べ物だ。
大丈夫だ、毒なんか仕込んでいないからな。
腹が減ってるんだろう、遠慮するなよ、特に痴女はな」
俺は肉と魚の串焼きと桃の果実水とスープも出してやった。
「パンも要るな、ほら早く食べろよ。
食べたら俺が、ミル市迄連れてってやるよ。
俺はミル市の冒険者ギルドで登録したんだ、ほら見ろよ」と、言ってゴールドクラスの冒険者カードを見せた。
「金は持っているんだろう」
「はい、困らない程度には」
「それなら、ミル市で宿をとれ。
痴女と少年は服を買え。
オッパイ少女もな、分かるよな。
少年はオッパイ少女に付いて女の事を良く学べ。
外では痴女は慣れん間は二人を守ってやれ。
守る相手は其処中に居る色基地外からだ、分かるな」
「あんたって意外に良い奴なんだね」と、痴女感謝された。
「あんたじゃない、俺はフーだ。
もしくはフィリスだ、まだ18歳ですからね」
えっえ~と驚かれた。
「私達と年がそう変わらないよ、誤魔化してないよね」
「カスミン、失礼ですよ」
「ジュンはどう思う」
「えっ、ジュンって俺の事か?
俺は良く分からん」
「一つ違いなんですね」と、オッパイ少女が言う。
「そのう、私はオッパイじゃなくて、ナオコと言います」と、ナオコが顔を赤らめて言った。
「そうだ、痴女にお俺の本当の姿を見せてやろう」と、言い腕輪を操作して、一瞬で銀髪のフェリス・ウエルビーなった。
どうだ、あれ等と良く似てるだろう」
「ねぇ、今どうやったのか知らないが、本当に綺麗だよ。
これなら充一が狂ったのも納得できるよ、本当に凄いよ、とっても美しい」と、言って、俺の胸を触った。
「おい変態痴女、触るんじゃない」
「えぇ~、だって減るもんじゃないし、ナオコンも触ってみて、凄く柔らかくて気持ちが良いから」
「おい、男のお前もどさくさに紛れて触るんじゃない」
「これ、どう見ても本物だよな」
「私もそう思います」
「私はもっと触らないと、分からないかも」と、言い手を伸ばす痴女。
「もう良いだろう」と、元の赤髪の狩りスタイルに戻った。
「あぁ残念だよ、あの柔らかいのをもっと触りたかった」と痴女が言う。
次回もフーの人助けになります。
後は、フーのスキルが便利な物を作ります(笑)
次回の投稿は水曜日になります。
どうぞご期待ください。
何時もの時間にお会いしましょう




