表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
227/227

頭越しに情報は飛んで行く

 俺は蚊帳の外に置かれているのでは?40年余りの人生で何度そう思ってきた事か。川本大尉と出勤時にエレベーターホールでバッタリ出くわした時、事の成り行きを報告しようとしたら彼は既に知っていた。

「上手くいって良かったですね」

あれだけ斬首作戦に難色を示していたくせに。

「研究所のお偉方も喜んでいたそうです。昨日、長谷川技官が鈴木中尉にそう伝えてきたそうで。よっぽど腹に据えかねていたのでしょうね。それにしても」

川本はそう言って笑うと、

「冷や汗ものでしたけど過ぎ去ってみると拍子抜けですよ。ねえ?」

同意を求めてきた。

「・・・そうですね・・・」

そう返すのが精一杯だった。

 それにしても朝一番に報告を求めてから研究所の上層部に連絡しようと思っていたのに、既に情報が出回っていたとは!幾ばくかの疎外感を覚えながら大隊長室へ向かう。足取りが重かったのは言うまでもない。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ