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チート魔術師と神を斬る男  作者: 化原優介
27/50

24. 建国

この頃、思い始めてる事があります。

文字数、五千字越えにしようかと。えぇ。

急にペン(手)が進みはじめまして、これから五千字以上を目指して書いていきます。





「じゃあ、そろそろ行くとするか」


「せいぜい頑張って下さいね」


「魔王討伐はお前もする事だぞ?まぁ、取り敢えず、死んでくれるな?」


何だかんだ言って、皆の事が心配なんだなぁ。

でもそれを露骨に表すなんて事はしない。リオさんらしいや。


でも、まさか急に別行動を取るなんて言い出すとはね。しかも帰れって。

まぁ、リュウジさんとミノリさんを仲間にする事が出来たのは大きいけど。でも、このまま僕等の国に行くってどういう事?まだ発表してないから国になってるわけじゃないのに。


「その2人には、国として安定するまで、他国の牽制になってもらう。2人だけで小国の軍レベルはあるからな」


あ、そういう事だったんだ。確かにこの2人なら適任かもしれない。

性格とか、まだ分からないことか多いけど仲良くなれるかな?


「......ブイ、アル。それと、リュウジとミノリ。コイツらを頼んだ」


「頼まれた。無理はすんなよ」


その言葉を聞いて、リオさんは歩いていった。




「さて、僕等も行きますか。ミノリさん。フライ の魔法は使えますか?」


「うん。その位なら」


よし。僕が魔王。ディーネがアルさん。ブイさんがエルフで、ミノリさんがリュウジさんを連れて飛べばいいかな。

口で伝えるのは手間だし、魔法でいいかな。


「......あ、1人ずつ持って飛ぶってこと?でも、重くて飛べないよ」


「......あー、重くてごめん」


う...ブイさんと変わってもらう?いや、それよりは............


「筋力強化の魔法を掛けました。それで問題ないはずです」


一応皆にも掛けたし、大丈夫だよね。

でも、30分位しか持たないから掛け直しをしないとなんだよね。


あれ?僕が魔王を持つ理由がない?


「魔王、自分で飛べるよね?」


「う、うむ。速さには少し自信がある」


「よし、決まり。リュウジさんとミノリさんは僕が連れていきます。皆、全速力で。魔力が足りなくなってきたら僕に言ってください。渡しますから」


「よし、分かった。でもそれだと差がでるだろ?」


「問題ありませんよ。皆同じくらいの速さになるように調整しましたから」


「サラっと凄い事言ったよな。今」


まぁ確かに。速すぎるブイさんは移動速度低下させて、少し速さが足りないディーネには逆の効果の魔法をかける。そんな感じでやってるんだよね。あれ?5つの魔法を同時に使ってる事になる?ヒュドラ戦の時以来かもしれない。こんなに同時発動させるのは。


「大体2時間もあれば着いてる筈ですよ。空の旅を楽しみましょう!」




「ねぇ、こんなに速いもんなん?」


「いや、普通は、移動がちょっと便利になる程度のものだよ。今回のは異常」


あ、あははは?リュウジさんとミノリさんが驚いてる?まさかそんな筈は......。だって、組合の最高ランクの人達だよね?

い、いや。気のせいだよね。

さて、魔王城は1部壊れちゃってるんだよね......僕のせいで。多分神級魔法の時だよね。直さなきゃなぁ。でもなぁ。

......将来、魔術師を沢山雇おう。色々便利になるだろうし。

ーーーーーーん?誰かが走ってきてる?


「マース!帰ってきたの!?」


「おぉ、久しいな。長い間留守にしてしまってすまないな」


「魔王さんの奥さん......?」


「ディーネ殿。その通りだ。紹介しよう。我が妻、セアブリーフェである」


「は、初めまして。セアブリーフェです。.....ねぇ?戦ったのよね?」


「その通り!そして大敗だ!神級魔法の使い手に勝てる道理など無いからな!」


......仮にも王がそんな事を言っても良いのかな?しかも奥さんの前で。

それにしても、セアブリーフェさんは鬼の上位種。鬼人かぁ。強いんだろうなぁ。ランクがA以上じゃないと戦わせてもらえないらしいし。A以上でも4人は必要って言われてるらしいし。

魔王とセアブリーフェさんはどっちが強いのかな?魔王の方が強いんだったら僕はSなのかな?......神級魔法を使える時点でランクは適用されないかもしれないね。


「神級ッ!?ど、どなたが?あなた?」


「俺?まさか!おれは上級までしか使えませんよ。コイツです」


「はい。僕です。というかブイさんって上級までしか使えなかったんですか?」


「まあな」


セアブリーフェさんは....固まってる。というか、こんな子どもが。とか言ってるし。僕が神級魔法を使えるのはこの腕のおかげなんだけどなぁ。左手だと全然出来ないし。


「魔王、後で呼ぶから息子さんに会ってきたら?」


「む!?良いのか!では、少し会ってくるとしよう」


は、速。セアブリーフェさんもビックリしてるよ。

まぁ、それはさておき。国作りますかぁ。


「じゃあ、この国の名前を決めますが、何か案がある人」


「はい!コンとロイスリーフからとって、コイリーフ王国が良いと思います!」


あぁ.........ディーネは可愛いなぁ。背伸びしてる感じがあるけど、そこも......というより、全部プラスになーーーーーー


「ごほん!では、他には?」


............................................................。


え、何でいないの?結構困るなぁ。

う〜ん......コイリーフ?コイリーフにするの?

ディーネは知らないけど、村の中では、ディーネに名前をつけさせるのは危険。で通ってた位だけど、今回はまだマシな方かな。


「えぇと。コイリーフ王国になるけど、反対意見の方は......」


「「「..............................」」」


「ほ、本当に良いんですね?発表されてしまったら変更は出来ませんよ?良いんですね?」


「......コン、そんなに嫌なの?」


ッ!!?まずい。落ち着け落ち着け落ち着け!ディーネがむすっとしてる。このままじゃ駄目だ何とかしなきゃ何とかしなきゃー!!!

(落ち着け。こっちの気まで乱れる。言い訳でもしとけ)

あ、リオさん!そう。言い訳。......ふぅ。ありがとうございます。


「いや、ただ確認を取ってただけだよ?これは永遠に残るかもしれない国名だからね。僕が領主......というか、王になるとは言っても、僕個人の判断で進めることはいけないとおもってさ」


「.......うん。信じるよ。でも、嘘は駄目だからね?」


「勿論です。ディーネ様。僕はディーネ様に一生嘘をつかないと誓......。

善処します!」


「もう!そこは誓ってよ!まぁ、許すけど......」


「ありがとう!ディーネ!」


「え!?い、今は皆もいるし、そういうのは後で......うぅ///」


よし、これで大丈夫。

僕が一番怖いのはディーネに嫌われる事だからね。


「皆さん。コイリーフ王国でいいですか?」


「俺はいいぞ。それより前話してた武器を作って欲しいくらいだ」


「私も構わない」


「私にその権利ってあるんでしょうか?」


「自分はいいですよ。協力すると言いましたし、ただ、お風呂に入りたい」


「後で作ってあげるから。私も賛成」


「我にも異論は無い」


「うん。......うん?魔王、いつからいたの?」


「2人がいまの状態になる少し前であるな」


あ、まだ抱きついたままだった。ディーネが真っ赤になっちゃってる。

離したら俯いちゃった。後で謝ろう。


「じゃあ、国名はコイリーフ王国に決定、と。

次は決まり事かな。基本的なことは他の国と同じでいいよね。ただ、これは付け加えたいと思います。

『種族性別年齢の差別無く皆で協力して生きる事』

これは絶対に加えたいんですけどいいですか?」


皆、笑顔に認めてくれてる。けど、やっぱり分かりにくいね。言葉は大事だね。まぁ、今回は気の知れた人達だから良いけど。


「ただ、大事な事を忘れてないか?」


「え?」


皆もブイさんの方を見てる。

つまり、他の国がしてない事で重要な事があるってこと?


「奴隷制度の禁止。これは必須だろう」


「.........あ、確かに1部の貴族は奴隷を仕えさせてるって聞くし、奴隷制度と聞いて真っ先に思い浮かぶ種族が目の前にいるし」


「......そ、そんなに私を見ないで下さいよぅ。エルフに奴隷制度を持ちかけてきた種族がちゃんといるんですからぁ」


あ、ブイさんの後ろには隠れないで。アルさんが怒っちゃうから!


「と、とにかく!このふたつは絶対という事で!国民はまだ残ってる魔族と村の人達。軍もそこから用意すればいいし、用意するものは殆ど無いね。王都に知らせに行くけどいいですよね?」


「うむ。知らせに行くのであれば、ドラゴンを使うと良いだろう。国の強さを見せておけば、すぐには攻められないであろうしな」


「でもそれだと、迎撃されてしまうのでは無いか?」


「今は、王都にSランクの冒険者がいますよ」


「それも伝説の冒険者だよね」


「へぇ、どんな人ですか?」


伝説になる程って、やっぱり気になるなぁ。


「ミノリ、お願い」


「わかった。その人の名前は、八雲憐。あるいは、竜河 牙。と名乗ってるの。多分、転生者だとは思うけど、強すぎる。竜帝っていう、竜の中で1番強い竜を1人で倒したっていうし、それより強い下級龍もって噂。

流石に中級龍は無理だったらしいけど。3人組で、普段は別行動してるんだけど、3人集まったら上級龍までなら倒せるって噂の人。で、そのリーダーの八雲憐さんが王都にいるの。

あなた達と話すちょっと前にいたんだけど、食べ歩きするからって何処かに行っちゃったんだ」


「ヤグモレン......ヤグモ............」


「ディーネ。発音は気にしなくても良いよ。説明、ありがとうございました。魔王、ここのドラゴンはどの位?」


場合によってはドラゴンを却下しなきゃなんだけど。

竜なら、ちょっと厳しいかな。竜だとしたら、その上の龍を倒す八雲さんって、結構凄いんだなぁ。僕でも龍が相手だったら勝てるかどうかって事になるし。


「......竜帝の2つ下の、上級竜である。勝ち目は皆無であるな」


駄目だぁ。連れていけない。最悪、こっちの力が弱いと思われちゃう。

それは今後のためにも良くない。

というか、上級竜?村の防衛戦の時の僕だったら、万全の状態でも2、3体が限界だったと思う位に強いんでしょ?今でこそこの右腕のおかげで神級魔法を使えるようになったし、魔法の構築も簡単になったから上級竜なら、20体位までなら何とかなりそうだけど、その上の竜王は1対1で何とかって所かな?神級魔法は使いこなせてないし。竜帝は........考えたくも無いね。体が大きい分攻撃を当てやすいけど、上級以下の魔法を無効化。

聖級魔法を撃たなきゃいけない。近接でも、そう簡単には傷を付けることは出来ないらしいし。なにより。

セルベアさんでも勝てない竜に勝てる訳が無いよ!

懐かしそうに語ってくれてたけど、結構追い込まれたらしいし!魔王の力を手に入れてなかったら死んでたとか言ってたし!

あれ、皆はセルベアさんが魔王を食べた事知ってるのかな?アルさんは知ってそうだけど............ま、いいか。


「ま、まぁ。僕の両親を連れていけば確実なんですけどね。けど、あの2人は村から出たがらないんで説得の時間が必要ですけど」


「ん?コンの両親って、そんな凄いのか?」


「お父さんは、人族の中で、剣で4番目くらいに強かったはずだし。お母さんは国が欲しがる様な魔術師です。転生者から見ればどうって事は無いんでしょうけど、こっちの世界の人からすれば結構凄いんですよ?」


「......それが簡単そうだな。すぐに行こう。ディーネ、頼めないか?」


「わかった。村までだよね。アルさん」


......あ、結構仲良くなってる。あれー?いつの間に?

......僕が寝てた時しかないよね。


「あと、レオールさんもいいかもしれないね」


「お、そいつは知ってるぞ。斧使いの中で伝説になってるおっさんだろ?」


「そうです。あとは......バラバラの種族を連れていけば良いですかね。こっちにはこれだけの種族が後ろにいるんだぞって牽制にもなるし」


人族、ウンディーネ族、闘族、魔族、エルフ族。......位かな?忘れては.....無い筈だよね?............ついでに、竜も。


「人族は、僕と両親。ウンディーネ族は、ディーネ。闘族は、セルベアさん。魔族は、魔王と......希望するならセアブリーフェさん達も。エルフ族は名も無き迷惑っ娘。............あ、異世界人で、ブイさん、リュウジさんとミノリさん。

この城の守りは、ドラゴン。それと、僕が罠を仕掛けておきます。魔王は配下の者にこの国の敷地外に出ないよう言ってください。ディーネとアルさん。それと、ブイさんは僕の両親を説得して下さい。エルフは、......この紙にコイリーフ王国。と書いて。あ、ディーネ。セルベアさんもお願い。取り敢えずはこんな所かな?」




次の日。

新たに、コイリーフ王国が誕生した。

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