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アラサーの俺がヒロインの友達に転生?ナイワー  作者: 七地潮
〜気がつけば第二の人生?〜
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モブ女生徒ABC 再び

「サ…サリフォル様、あなた最近ランフェル殿下の気を惹こうとしていませんこと?」

言いがかりだ〜、男の気なんて惹きたく無いっすわ。

「そうですわ、最近ちょっとはしたないのではなくって?」

いやいやいや、因縁でしょ?

「ちょっと豊満な体つきだからって、破廉恥ですわ!」

まてまてまて、破廉恥ってなんやねん!

別にオッパイ強調して迫ってる訳でもなし、ただのクラスメイトとしての関係しか無いの見てわかるだろ?

「あなた方、言いがかりですわ!

キャスティーヌ様は普通に接しています。

前回は注意されただけですし、今日は昨日の事故の心配をされただけですわ」

「何故ランフェル殿下があなたの心配をなさるの?

いちクラスメイトの心配なんてされる方では無いですわ」

「そうですわよ、殿下は孤高の方、気軽に声を掛けるのはもっての他ですし、殿下から心配されるなんてあり得ないことですわよ」

む……無茶苦茶だなぁ。

え?王子ってクラスメイトの心配もしちゃあいけないの?

孤高の存在?じゃあ友達とワイワイするのもダメなの?

【王子】と言うものになんだか型を押し付けるって言うか、同じ人として見てなく無い?

ランフェルと言う個人を見てもらえないって、なんだかちょっと気の毒な気がする。

いや、ある意味テッパンなのか?


「ちょっとなんとか言ったらどうなんですの!」

あらあら、脳内ツッコミしていたら、無視した感じになっちゃったのか、女生徒Cコトキャサリンが肩をドンっと押して来た。

向こうから押して来たのに、押して来た本人がよろけて倒れちゃったよ。

そりゃあ見た目はちび巨乳だけど、鍛えてるから体軸しっかりしてるよ。

どつかれたぐらいでびくともする訳ない。

「まあ!なんて野蛮なの!」

へ?何が?

「暴力振るうなんてあり得ませんわ!」

いやいやいやいや、あんたらの方があり得んだろう、言いがかりも酷過ぎると笑えんよ。

「あなた方何を仰っているのですか?

キャスティーヌ様は立っていただけなのに、キャサリン様が勝手によろめいただけではないですか!」

クリスティーナが庇う…ってか見たままを言うのに、三人娘は口元を押さえてピーチクパーチク。

「お聞きになりました?

暴力を振るう方のお友達は酷い事を言いますのね」

「類は友を呼ぶとはこの事ですわ」

「なんと言う方々なのかしら」

いや、類友はあんたらだろ?

これどうすんの?

コイツら絡んでくるといつもこうなるよな。


「そこまでにしておきなさい」


おお、やっぱりご都合主義なゲーム世界、予備室から教師登場……ってご都合主義もいい加減にしてほしい。

助かったけど。


ここまで来たら詳しく言う必要も無いよね。

明日の授業の準備を予備室でしていた教師が、最初ら聞いてて、三人娘は厳重注意。

今度絡んだら家に報告と脅されて、クリスティーナもあまり煽らないよう注意され、俺は口を挟まなかったからそれで良しと言われた。

いや、口挟むどころか脳内ツッコミを上手く言葉に変換できなかっただけなんだけど。

しかし最初から聞いていたなら、もっと早く出て来いよって思う。

とりあえずは収集ついて一安心。


なんだけど、シスコン殿に知られてその後の方が面倒臭いことになったのも、一種の予定調和?



いつものシンキングタイムで、いつも通りウダウダと考えてたんだけど、今回のこの因縁ふっかけられは、シナリオに無かったよな。

王子ルートしかやってないから、他のルート辿ると出てくるイベントなのかもしれない。

けど、ゲームはあくまでゲームなんだから、実際生きている世界には関係ないのか?

全てが全てシナリオ通りになるわけじゃ無いのか?


まぁ、名前も出てこない女生徒ABCも、当たり前だが名前も有るし、画面には後ろ姿しか無かったけど、顔もある。

それにシスコン兄も、『妹の事がとても大事で、いつも気にかけている』としか文章になかったけど、実際鬱陶しいほどべったりだ。

両親があんなにイチャイチャだなんて描写は一切ないし。

ヒロインを中心に据えたストーリー以外の世界も有る、そんな当たり前のことなんだけど、それならこの先どこまでシナリオが関係してくるんだろう?

シナリオ以外の行動を取り過ぎると、強制力が働くのか?

それともシナリオ破綻して、未知のルートを辿るのか。

未知のルートは怖いな、と思うけど、よくよく考えてみたら、誰だって未来はわからないモノなんだし、わからなくて当たり前だよな。

たどり着きたい未来に向かって行動するってのは、元の世界であろうと、この世界であろうと当然のことだと思う。

下手に色々知ってるからここまで不安に感じるだけで、ウダウダ考えずに、進みたい未来に向けて頑張れば良いんだよな?


うん、きっとそれが正解だ。


しかしたどり着きたい未来か。

とりあえずはリズヴァーンとのゴールイン避けたいけど、貴族令嬢としたら、家のためにも何処かへ嫁ぐのが義務なのか?

誰かしらに嫁ぐのは避けられないのか?

男と結婚…前世でも結婚していなかったのに、男と結婚…。


うん、未来はわからないんだから、これ以上深く考えても仕方ないよな。

寝よ寝よ。

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