表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アラサーの俺がヒロインの友達に転生?ナイワー  作者: 七地潮
〜気がつけば第二の人生?〜
17/112

悪役令嬢?いえ、ツンデレでしょう

あれから表立って三人娘から絡まれることはなくなったけれど、あくまでも【表立って】ね。

ヒソヒソ悪口陰口は当たり前、無いことないこと言われてる。

まぁ、主な悪口は、男に色目使うと言う感じの悪口。

キャスティーヌは背は低いけど、乳でかいから、男性の視線集めちゃうんだよね。

だからその悪口に乗る人も、一部いるわけで。

こちらから何かアピールしてるわけじゃないのに、しゃくに触るとか言われても、どうしょうもないんだけど。


まぁそんな奴らばかりじゃあないんだけどね。

だって見てたらわかるじゃん、俺から男に言い寄ったり、すり寄ったり、色目使っていないってのは。

どちらかと言うと「はぁ?見ないでくんない?不愉快なんだけど」ってのが滲み出てると思う。


実害はないから放っておけばいいか。

俺はそう言う考えなんだけど、俺と一緒にいるヒロインが巻き込まれてしまってるのは、申し訳なく思う。

俺の悪口と合わせて悪く言われてるんだよね。

相手を格下に置いてマウント取りたがるのって、男だけじゃないんだね。


しかし悪口言ってる人達って、逆に自分たちの立場って言うか、格を落としてるっての気づかないのかな?

男女関係なく噂に乗る人は居るけど、客観的に見てる人も多いいんだよ?


その一人が、スカーレット。

最初のうちはクリスティーナの悪口に、「ふふふん」って感じだったんだけど、最近はイライラしてるのが滲み出ている。

そして……


「貴女方、いい加減にした方が良いのではなくって?

サリフォル様もヨルハイム様もクラスの方々と普通に接していますわよ。

品の無い噂を流すなんて、立場のある方のやることではないですわ」

おやおや、悪役令嬢がヒロインを庇うの?

曲がったことの嫌いな性格だからか?

でもちょっとときめいたわ。

まぁライバルなんて切磋琢磨する相手だったりするんだし。

ヒロインと男を取り合……同じ男を好きになって、自分に振り向かそうとするってだけで、悪役令嬢って言われてるような感じだし?

スカーレットにキツめに言われた三人娘はタジタジで、そそくさと退場。

ってか、体軸だけじゃなくて、精神もへっぽこなんだね、うん、知ってた。


「オルグストー様、庇っていただきありがとうございました」

クリスティーナがお礼を言うと、キッと睨みつけてきた。

「貴女方も貴女方ですわ、身に覚えのないことを言われているのに、なぜもっとハッキリ否定しませんの?」

え?言っても無駄だからと思う俺と違い、キッパリと言うヒロイン。

「否定しても変わらないと思いませんか?

あの方々は事実がどうとか関係ないと思います。

ただの八つ当たりにこちらが反論しても、水掛け論になるだけですし、付き合うだけ時間の無駄かと」

おっと、ヒロインなのに黒い。

いや、ある意味大人な対応と言うことにしておこう。

「それはわかりますけれど、止める事も必要なのでは?」

「そうですね。

私達の代わりに意見してくださってありがとうございます」

ニッコリ微笑んで頭を下げる。

「べ……別にお礼を言われることなんてしていませんわ。

ご自分達で対処をしなさいと言っているのです」

ソワソワと視線を彷徨わせ、もう良いですわと立ち去るスカーレット、ツンデレかよ。

ツンデレ属性ないけど可愛いと思う。

逆にクリスティーナの方が黒く感じるのは気のせいだよね?



兎にも角にも、三人娘からの悪口は格段に減って、学園が過ごしやすくなった。


それと、見ていた人はスカーレットだけでは無かった。

同じクラスに居る王子も、客観的に見ていた一人。

スカーレットの一件も見ていて、どうやら彼女への高感度が上がったようで、王子の視線が度々スカーレットを追っているのに気付いた。


……あれ?ヤバイ?

もしかしてクリスティーナの王子ルート、俺がきっかけで潰しちゃった?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ