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俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
34/83

~第三十四話~

俺は、行く所が出来た。

それは、俺が、働いているアイライクの皆と

旅行に出かける事にしたのである。

俺の他に行く事になったのは、アイライクの店長の東雲紫しののめゆかりさん、同じクラスで親友の栗谷美鈴くりやみれい、バイト仲間の桐谷佐奈きりやさなさん、新しく入った新人の秋村真帆あきむらまほさんで、五人で行く事になったのである。

俺は、旅行の準備を終えて、待ち合わせ場所の駅に辿り着く。

俺が辿り着くと、俺が、一番最後だったらしく

もう既に四人集まっていた。

「まこさん、あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いしますね」

「あ、はい、よろしくお願いします」

「まこ~、一番遅かったけど、準備に時間かかったの?」

「そんなんじゃないけど、一番遅かったのは、偶然だと思う」

「そう?」

「そうだよ」

「じゃあ、全員揃った事ですし、行きましょうか」

「了解~、じゃあ、出発~」

そう言って、俺達は、まず移動する為に、電車に乗った。

電車に乗って、大型の駅で新幹線に乗り換える。

新幹線に乗って、行く場所は

店長の紫さんが決めたらしいので、俺達は、それに従う事にした。

新幹線で移動中、美鈴が「暇だからゲームしよ~」とか言ってきたので

俺は、それに参加する事にした。

美鈴が、バックから取り出したのは、ボードゲームだった。

このボードゲーム、ルーレットを回して

自分のキャラを進めて、ゴールまでを競う遊びでもある。

よくそんな大きいの入れたな……と思ったが、まあ暇なんで、一緒にやる事に、紫さんは、カメラを片手に、新幹線の車窓から映る景色を

パシャパシャ撮っていたりしている。

結局、ゲームに参加するのは、俺、美鈴、佐奈さん、あっきーの四人だった。

「じゃあ、まず私からだね」

そう言って、美鈴はルーレットを回す。

出た数字は、一、駒を進めて、書いてあった事は「人生の岐路、誰か一人選んで笑わす事が出来れば、十マス進める」と書かれてあった。

「う~ん、じゃあ佐奈~行くよ~えい!」

そう言って、美鈴は佐奈に向かって、なんか面白い顔をした。

佐奈さんはと言うと

「まだまだですね、れいれい、笑えないよ?」

「っち……駄目か~」

それで笑えると思ったのか?美鈴……

次にルーレットを回す事になったのは

「じゃあ、私ですね」

佐奈さんだった、佐奈さんが出した目は、6で

六進めると、そこに書かれてあったのは「自分の好きな人物を正直に言う、言えたら5マス進めて、言えなかったら一回休み」と書かれていた。

「好きな人物……」

「さな?だれだれ?気になるな~?」

「えっと……じゃ、じゃあ、まこさん……」

小さい声でよく聞こえなかったが、俺の事言わなかったか……?佐奈さん……

「と、とにかく!私は言ったので、進めますね!」

そう言って、佐奈さんは自分の駒を進める。

「じゃあ、次は私だね~えい!」

次に回したのは、あっきーだった。

あっきーが出した目は、四で

そこに書かれてあったのは「早口言葉を言う、上手く言えたら3マス進めて、失敗したら一回休み」と書かれていた

「早口言葉か~、よ~っし、じゃあ……赤パジャマ、青パジャマ、黄パジャマ、白パジャマ、黒パジャマ、紫パジャマ、緑パジャマ、こんくらいかな~」

普通、3色ぐらいでいいのでは?と思ったが

とりあえず言わない事にした

最後に回したのが、俺で

出た目は、2で、書かれてあった内容は「一回休み」と書かれてあった。

そんな感じでゲームが進み、結果はどうなったのかと言うと

1着が美鈴、2着が俺、3着があっきーで、4着が佐奈さんになった

ゲームが終わって、しばらくのんびりしていると

「目的地に着いたから、降りましょうか?」

と、紫さんが言ったので、俺達は、新幹線を降りる事にした

着いた場所は、北国で、雪がかなり降り積もっている場所だった。

「うわ~凄い寒い……」

そう言ったのは、俺の友達の栗谷美鈴くりやみれいだった。

「じゃあ、泊まる宿に行きましょうか」

そう言ったのは、アイタイクの店長の東雲紫しののめゆかりさんだった。

俺たちは、紫さんの指示に従って、歩く。

数分歩いて、辿り着いた場所は、大きな旅館だった。

その名前は「縁露園えんろえん」と書かれている。

「じゃあ、着きましたし、入りましょうか」

紫さんが、そう言ったので、俺たちは、縁露園の中に入る事にした。

中に入ると、三十代ぐらいの美人な女将さん?らしき人が

「いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました」

と言ってきたので、紫さんが

「予約していた者です」

と言って、女将さんが「そうですか、え~と、アイライクの従業員の皆さまでしたっけ?」と言ってきたので、紫さんが、「ええ、そうです」と言った

「では、お部屋に案内します」

と言ってきたので、俺達は、女将さんに従って、部屋へと移動する事にした

女将さんに案内されて、たどり着いた場所は、結構広々とした和室だった。

「ここが、みなさんの泊るお部屋になります、何かご用がありましたら、ブザーを用意しておりますので、それを押して、要件を言ってくださいませ」

そう言って、女将さんはいなくなった。

ブザーって……ここは、ファミレスかなんかなのか?

「ここが私達の泊る部屋みたいですね」

「うわ~なんか広いね~、みてみてまこ?」

「何?」

「景色が凄く綺麗だよ~」

確かに、窓から景色を見てみると、絶景だった。

まあ、雪が降り積もっているので、一面真っ白ではあったが

「さてと、夕食の時間まで、時間ありますし、皆さんは、これからどうします?」

そう紫さんが、言ったので

「私は、ここの温泉でも入ろうかなと、思います」

「じゃあ、私はこの町の探検かな、何があるか興味があるし、あっきーとまこは?」

「私は、佐奈さんと一緒に、温泉でも行こうかな?、まこさんは、どうする?」

あっきーが、そう言ったので、俺は考える。

佐奈さんとあっきーと一緒に温泉に行くか、美鈴と一緒に外に探検しに行くか迷ったが、外に何があるのか気になったので

「じゃあ、自分は、美鈴と一緒に、外に出るよ」

そう言う事にした

「じゃあ、私も温泉に行くとします、れいれい、まこさん?暗くなるまでに帰って来てくださいね」

「りょ~かい、じゃあ、いこっか?まこ?」

「そうだね、じゃあ、行ってきます」

こうして、俺と美鈴は、北国の外の町へ、探検しに行く事にした。

「しっかしさ~」

俺は、美鈴と一緒に雪が降り積もっている町並みの中を、歩いている。

「何?美鈴」

「山野辺市と違ってさ?ここの地域って、すっごく寒くない?」

「確かに……」

確かに、美鈴の言った通りに寒かった。

晴れてるというのに、物凄く寒く感じる。

まあ、山野辺市と違って、雪が降り積もってるから

かなり寒く感じるのも当たり前か?と思ってしまうほどだった。

「でさ?美鈴、何所に行く?」

「ん~そうだね~、あ、立札に「白龍の滝」って書いてあるよ?行ってみようよ?」

「分かった、じゃあ行こう」

俺と美鈴は、立札に書かれてある道を、歩く事にした。

数分後、白龍の滝と呼ばれるスポットにたどり着く

「うわ~!でっかい滝~」

「ほんとだ……」

目測から見ても、4,5メートル以上はある滝だった。

観覧できるスポットが高台になっているらしく

滝壺がかなり深く、落ちたら助からないレベルの滝であった。

俺達の他にも数人の観光客らしき人物が

滝を眺めていたり、写真を撮っていたりしている

「まこ~記念撮影しとこっか?」

「カメラ持ってきてるの?美鈴」

「だいじょーぶ、だいじょーぶ!あ、すいません~!シャッター押してくださいませんか?」

そう美鈴は、若い女性に声をかけて、そう言っている。

女性は、「はい、いいですよ」と言って、美鈴が用意したカメラを持った

「ほら、まこ、笑って笑って」

「こ、こう?」

てか、美鈴……近いんだが……くっつく必要あるのか?

美鈴は、俺に抱きつくような格好でカメラに向かってVサインをしている

とりあえず、俺もVサインをする事にした。

女性は「はい、チーズ」と言って、シャッターを押して

美鈴にカメラを返す。

「ありがとうございます」

「いえいえ、困った時は、お互い様……って、あの……」

女性は、俺の姿を見て、なんか驚いていた

「は、はい?」

「もしかして……真琴さんですか?」

「え?ええ、そうですけど……??」

「やっぱり!ドラマ「天空カイザー」観ました!かっこよかったです!握手してください!」

「は、はあ……まあいいですけど……」

俺は、女性に握手をした。

「もしかして、なんかドラマの撮影とかで来たんですか?」

「い、いや、そうじゃないけど……」

「ほ、ほら、まこ、行こう!じゃあ、シャッター押してくれてありがとうございました!」

「あ、ちょっ……美鈴」

美鈴がいきなり俺の手をつかんで、足早に移動した

そして数分後、人が全くいない所まで来て、美鈴がこう言ってきた。

「まこ……有名人になっちゃったね……」

「そうかな……」

「そうだよ、あの女の人が大声で言っちゃったから、まわりのひと、皆、まこの事見だしたんだよ?」

「そうだったんだ……とりあえず、ありがと、美鈴」

「いいよ、まこと一緒にいられるの嬉しいしね、あ、もう暗くなってきたし、紫さんが言ってたように、戻ろうか?」

「そうだね」

そう言って、俺達は、縁露園に戻ったのであった。

縁露園の泊まっている部屋に戻ると、既に料理が用意されていて

紫さん達が、もうすでに食べていた。

「あ、お帰りなさい、先に頂いてますよ」

「まこ、私達も食べよっか?」

「うん」

俺も、席について、出された料理を食べる。

はっきり言ってかなり美味い

山の幸と海の幸の両方用意されていて、満腹になるまで、食べつくした。

食べ終わって、俺はと言うと、温泉に入る事にした。

俺は、女湯に入り、着替えて、体にバスタオルを巻いて、湯船の中に入る

「ふ~……なんか疲れが凄いとれるって感じ……景色もいいし……」

俺の他に人がいなく、ほぼ貸切状態で

湯船に浸かる事が出来て、結構満足だった。

そこに

「やっほ~まこ、私も入る~」

そう言って、美鈴が入ってきた、素っ裸で

「ちょっと……美鈴、恥じらいもとうよ?恥ずかしくないの?」

「ん~?全然、だって、私、まこに見られてもOkかなって思ってるし?それにさ……胸ないし、幼児体型だから、子どもとかわんないでしょ……」

あ、なんか美鈴、ちょっと落ち込んでしまった感じだった。

「そ、そう?」

「そうだよ……あ、まこ?」

「何?」

「湯船の中にタオル入れるのは、マナー違反だよ?別に私だけなんだしさ?恥ずかしくないでしょ?」

「……わかったよ」

そう言って、俺は、体に巻いているタオルを外す。

「ほほ~……」

「何……」

「いや~、まこってさ?肌白くてきれいだね~、こりゃ人気出るわけだ~」

「っちょ、どこ見てるの!」

「いいじゃん、減るもんじゃないしー」

確かにそうだけど……なんかジロジロ見られるのは、恥ずかしいんだが……

俺は、そう思って、とりあえず体を洗う事にした。

俺が、体を洗っていると、美鈴がやってきて

「まこ~背中洗うの、手伝ってあげるよ~」

「え、いいよ、悪いし」

「遠慮しないでさ?ほらほら~」

「……分かったよ、じゃあ、頼む」

そう言って、体を洗っていると、なんか背中に柔らかい感触を感じて、振り向いてみると

「何してんの……美鈴」

「いや~この方が、いいかと思って?」

美鈴が自分の体にセッケンとかつけて

こすりつけて俺の背中に密着していた

はっきり言ってやばいだろ!?って思うんだが……

「ま、いいじゃない?」

「そういうのは、彼氏にでもやってあげたら?」

「いないもんー彼氏なんかーそれに、まこがいるだけでいいし~で、どう?」

「どうって……?」

「私の体、結構気持ちいい?」

「……何言ってんの……?」

「え~?だって、せっかく密着してるんだからさ?感想聞きたいもん~、あ、前も洗ってあげよっか?」

「いい、自分でやる……」

「え~?」

そんな感じな事をやりながら

体を洗い、温泉から出て、浴衣に着替えて、部屋に戻ると

もう既に、蒲団が用意されていて、あっきーと佐奈さんは、既に寝ていた。

「あ、おかえりなさい、随分長く入っていましたけど、のぼせませんでしたか?」

「あ、大丈夫です、長く入っていたのは、まあ美鈴のせいで……」

「何で私のせいなの?そんなに長く入ってないじゃ~ん」

「美鈴が、泳いだりしたからでしょ……まあ、いいや、もう眠いから、寝る……」

俺は、そう言って、蒲団の中に入る。

「じゃあ、私、まこの隣~」

そう言って、美鈴は、隣の蒲団に入った

蒲団に入って、俺は、疲れていたからかすぐに眠ってしまった。

こうして、俺の旅行一日目が、終わったのであった。


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