~第三十五話~
旅行に来て、二日目、俺は、いつもより早くに目が覚めた。
いつもの家じゃないので、おまけに隣に人がいたりしてるので
ちょっと新鮮な感じがした。
目が覚めて、顔を洗い、部屋の外に出てみる。
旅館の中なので、既に女将さん達が動いていて
ちょっと慌しく感じられた
少し散歩して、部屋の中に戻ると
既に全員起きていて、何か話し合っていた。
「あ、まこ、お帰り、散歩しに行ってたの?」
そう言ったのは、俺の親友の栗谷美鈴だった。
「うん、まあね」
「まこさん、今日の午後に戻るつもりですが、午前中何所に行きます?」
そう言ったのは、アイライクの店長の東雲紫さんで
「私は、お土産物とか買いたいですね、ここの地元の名産品とか」
「私も同じ~、写真とって、ブログにアップしようと思ってるしね~」
そう言ったのは、桐谷佐奈さんとあっきーこと、秋村真帆さんだった。
「じゃあ、自分もお土産買うのに、賛成します」
「そうですか、じゃあ、食事をしたら、行きましょう」
そう決めて、朝食を取る。
朝食は、シンプルに定食風な感じだった。
これも、美味しく、残さず食べて
浴衣から私服に着替えて、俺達は、旅館から出たのであった。
旅館から出て、何所に行こうか迷って
ガイドブックを見ながら、地元の名産品を売っている、お店に向かった。
数十分歩いて、そのお店にたどり着く。
店内は、結構品物が多く、何を買おうか迷ってしまい
俺は、母さんのと妹の亜季のお土産を買って、店内を見ていると
「ねえねえ、まこ?」
「何?美鈴」
「このキーホルダーさ?おそろいで買わない?」
美鈴が指差したのは、イルカの形をしたキーホルダーだった。
「別にいいけど」
「よし、決まり~」
「あ、じゃあ、私も同じの買います」
「あ、私も~」
「どうせなら、五人全員で同じ物買いましょう」
紫さんが、そう言ったので、それぞれ色違いのキーホルダーを買う事にした
紫さんが紫、佐奈さんが黄色
あっきーが青で美鈴が赤、俺が白色のを購入した。
お土産も買い終わって、俺達は帰る事にして、新幹線に乗る事になり
帰りは、売店で買ったお菓子を食べながら、談笑する事にした。
「そう言えばさ?気になったんだけど」
「何?」
「あっきーと佐奈さんって、学校行ってるの?」
「あ、確かに、あっきーと佐奈さんって、同い年ぐらいだよね?」
「あ、はい、私は十八なので、高校三年です、で、高校は……女子高に通っています」
「私は、十七で、共学かな」
「そうなんだ、佐奈さんの所って、挨拶に「ごきげんよう」とか言う?」
「言いませんよ~、普通ですって、でも、お嬢様とか数人いますから、そういう人達は言うかも知れないですね」
「そうなんだ~」
「私の所は、体育会系が多いかな~、美形とか全くいない~、だからカップルとか全くいないよ?」
「それはそれで、凄い学校かも……」
「れいれいのとこは?あれ?そういえば、まこさんとれいれいって、同じ学校だったよね?」
「そうだよ~しかも同じクラス」
「うん、まあそうだね」
「どんな感じ?」
「まこが、異様にモテテルかな~」
「何言ってんの……美鈴」
「だって、そうじゃん?」
まあ、確かに……そうかもしれないけど……
異性にモテルと言うより、同姓にモテテルんだが……
そんな会話をしながら、駅に辿り着いて、乗り換えて、山野辺駅に着いた
「じゃあ、ここで解散ですね、皆さん、お疲れ様でした」
「お疲れ様~」
「じゃあ、次はアイライクで会いましょう、では」
そう言って、紫さんは、俺達から離れて行った
「じゃあ、帰ろうか?まこ」
「そうだね、じゃあ、お疲れ様」
「お疲れ様~」
俺は、美鈴と一緒に帰る事にした
美鈴と途中までは同じ道なので
一緒に帰り、途中で別れて、俺は数分歩いて、家に着く。
家に着くと、妹の亜季が「お帰り、お姉ちゃん」と言ってきて、俺は亜季に買ってきたお土産を渡した
こうして、俺の旅行は、終わったのであった。




