表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の非日常な日々  作者: 零堵
~一年目~
PR
36/83

~第三十六話~

俺は、冬休みが終わったので、学校に行く事になった。

朝起きて、制服に着替えて、朝食を取り、家を出る。

外に出ると、冬だからか、結構寒く

手袋やマフラーをしている者がいたりしていた。

俺もすればよかったかな……と思いながら、山野辺市の通学路を歩く

数分歩いて、俺の通っている山野辺高校にたどり着いた。

下駄箱で上履きに履き替えて、教室の中に入ると

「あ、南山さん!」

いきなり数人のクラスメイトに囲まれた。

いきなりの事だったので、ちょっとびっくりしてしまった。

「な、何……」

「南山さん、テレビに出てたでしょ?大晦日の生番組」

「そうそう、テレビ見たら、同じクラスの南山さんが映ってたから、びっくりしちゃったよ?」

「それに天空カイザーのレキ役やったんでしょ?天空カイザー2見たよ~」

「あ、ありがと……」

「また、なんかドラマとか出るの?」

「い、いや……そういった話は聞かないかな……」

「そうなんだ~、あ、共演者の翔君とは仲良くなったの?」

「まさかうちのクラスに芸能人がいるなんて~、すっごいびっくり~」

なんか……ものすごい声を掛けられるな……

そんなに凄い事か……?と、思ってしまった。

クラスメイトの質問に答えながら、自分の席についても、話しかけられた。

いい加減疲れてきたころ、「皆、おっはよう」と言ってきたのは、このクラスのアイドル的存在の汐崎美咲しおざきみさきだった。

彼女が来て、このクラスの男子どもは「おお~、美咲様~!」とか

「なんかすげ~きれいになってる!さすが美咲様!」とか言っている。

そんな男子の言葉に、美咲はと言うと

「ふふ、ありがと」

とか、言っていた。

そして、美咲が自分の席に着いたと同時にチャイムが鳴り、担任の朝埼翠あさざきみどり先生がやって来て、こう言う。

「あ~お前ら、冬休みは楽しめたか?私は、楽しめたぞ、まあ色々あったしな、んで、校長の話があるから、体育館に集合するように、あ、そうそう南山、放課後、ちょっと残ってくれ」

「あ、はい」

なんだ?放課後、俺に用なのか?と思ってしまった。

とりあえず、俺は、先生が言われたとおりに体育館に向う。

体育館に着くと、もう既に他のクラスの人達は

集まっていて、俺達のクラスもその中に加わった。

そして、校長の話が始まる。

「え~冬休みは、いかが過ごしたかな?ワシは、十分な休日を過ごせたぞ、競馬で儲かったりもしたしな、わっはっは、まあそんな訳で、今学期で最後の学期になる、、すこやかに過ごすのだな」

なんか……校長の髪がロン毛になっていた。

ありえないだろ!?って突っ込みたくなったが

誰もその事には触れないで置こうという雰囲気だった。

そして、校長の話も終わり、教室に戻り

授業がないので、すぐに解散になった。

クラスメイトが帰っていく中

俺は、先生に残るように言われたので、俺は教室に残っていた。

そして俺一人しかいなくなり、やっぱ帰ろうかな……と思っていると、翠先生がやって来た。

「真琴、待たせちゃって悪いな」

「いえ、別にいいですけど、先生、一体何の用ですか?」

「真琴に貸していたミニパソなんだが、真琴、使っているか?」

「あ、そういえば先生に借りたまま全然使ってませんでした、返しましょうか?」

「いや、別にいいぞ、返さなくても、実はな……私の姪が、真琴のファンになったらしくてな……」

「先生の姪ですか?」

「ああ、なんでも真琴、テレビに出たそうじゃないか?」

「あ、はい、ちょっと出ましたけど」

「私もテレビを見て、驚いたぞ、クラスメイトの真琴が出てたからな?それで、姪に話したら、「会ってみたい!」って言って来たんだ、会ってくれるか?」

「そう言う事でしたら、いいですよ?でも、自分、芸能人でもなんでもないんですけどね……」

「そうかも知れんな、ま、引き受けてくれてサンキューな、休日に私の家にくるみたいだから、休日に来てくれないか?」

「先生の家にですか?」

「ああ」

「すいません、休日はバイトがあって、行けないんですけど……」

「そうか、じゃあバイト先に行ってもいいか?」

「あ、はい、それは構わないです」

俺は、先生にバイト先を教えて、帰る事にした

こうして、俺の三学期が、はじまった。

学校が始まって、休日になり、行く所があった。

それは、秋葉である。

休日にバイトを入れているので、バイトに行くのであった。

今日は、天気予報で寒いと言っていたので

なるべく厚着をして、外に出て、電車に乗り、秋葉にたどり着く。

秋葉の町は、夏とは違い、人が少なかった。

寒さの影響かもしれないな……と思いながら

俺は街中を歩き、俺が働いている店

ラブ喫茶「アイライク」にたどり着いた。

お店は、もう既に営業しているらしく

お客も少しだけど、いるので、裏口から入る事にした・

店内に入って、控室に行くと、俺に声をかけてくる者がいた

「あ、おはようございます、まこさん」

「おはよう」

声をかけて来たのは

新しく入った秋村真帆あきむらまほ、通称、あっきーだった。

「まこさんは、メイド服じゃあないんですね」

「うん、自分のだけ、違う服なんだ」

そう言いながら、俺は服を着替える。

俺に用意されている服は、ここのウエイター服だった。

ウエイター服に着替えると、あっきーが話しかけてきた。

「なんかいいですね~でも、まこさんはやっぱりメイド服より、そっちの方が似合います」

「そうかな……」

「そうですよ、あ、まこさん」

「何?」

「私の運営している「あっきーの旅立ち日記」にまこさんとツーショットの写真をアップロードしたいんですけど、載せていいですかね?」

俺は、どうしようか迷ったが

ま、今さら写真撮られても、問題はないので

「ま、いいかな」

「ありがとうございます、じゃあ、撮りますね」

そう言って、あっきーは、携帯を取り出して

俺と手を繋ぐ形で一枚、撮った

「ありがとうございます、バイトが終わったら、早速載せますね、じゃあ、まこさん、ホールに行きましょう」

「うん、解かった」

そう言って、俺とあっきーは、控室を出る。

ホールに行くと、客が多くなっていて、結構忙しくなっていた

「あ、まこ~おっはよ~」

そう、話しかけて来たのは

俺と同じクラスで、親友の栗谷美鈴くりやみれいだった。

「おはよう、あ、そうだ、美鈴」

「何?まこ」

「今日ね?多分、翠先生来ると思うよ」

「え?先生が?なんで?」

「なんか、先生の姪が、自分のファンになったらしくて……先生に会いたいって言ったんだって、で、ほんとは今日、先生の家に行く予定だったけど、バイトあるしさ?、このお店に来ると思うよ」

「ふ~ん、そうなんだ、じゃあ、いつ先生が来るか、分からないけど、来たら相手しますか~」

「そうだね」

そう言って、俺達は仕事をする事にした。

そして、数時間が経過して、人も少なくなって来た頃

俺は、休憩を取って、控室で休んでいると、控室に美鈴がやって来た。

「まこ~、先生来たよ、ホールに来て~」

「分かった」

そう言って、俺は、ホールに行く

先生を探して、見つけてみると

先生の隣に美少女が座っていた

「お、真琴、来たぞ」

「あ、はい、こんにちは、翠先生」

俺は、そう言って挨拶をする。

「で、こっちが姪の志乃だ、志乃、挨拶」

「あ、あの……私の名前は、朝崎志乃あさざきしのと言います、真琴さんのファンです!握手して下さい」

そう言ってきたので、俺は、握手した。

「え~っと、志乃ちゃんでいいのかな?」

「あ、はい」

「志乃はな?中学生で、山野辺中学に通っているんだ」

「そうなんですか、自分の妹も山野辺中学に通ってますよ、ちなみに志乃ちゃんは、何年生?」

「あ、三年です」

「じゃあ、妹と同じだ、妹の事は知ってる?亜季あきって言うんだけど」

「いえ、知りません、クラスが違うので……」

「そっか、同じ学校だし、出来ればでいいけど、妹と仲良くなってくれないかな?」

「あ、はい、真琴さんの頼みなら……」

そんな会話をして、先生と志乃ちゃんは

スイーツを注文して、帰って行った。

俺もバイト終了時刻になったので、着替えて外に出ると、美鈴がいた。

「まこ~バイトお疲れ~」

「お疲れ様」

「でさ?一緒に帰ろう?」

「そうだね、分かった」

俺は、そう言って美鈴と一緒に帰る

帰る途中、美鈴がこんな事を言ってきた。

「それにしてもさ?」

「何?」

「先生の姪って、すっごい美少女だったね、しかも魔女っ子メイルRのケイちゃんに似てるし~、あの子と一緒にコスプレしてみたいかも~まこも一緒にやらない?」

「……考えとく……」

俺は、そう言っていた

こうして、俺のバイトの一日が終わったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ