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露草の持つ宝石  作者: 藤白 卯希
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4月12日の日記

4月12日

 今は午後11時を過ぎたところです。日記の最初のページは、昨日の夜から今日の夜にかけてみた夢の話から始めることにします。夢の中で私は病室のベッドにいました。時計は午後1時をさしていました。もう暗くなっていたので、午前1時ということが分かりました。私は日記を書こうとしていました。でも、書くことがありませんでしたので、もう寝ようかと思い明かりを消しました。すると、私は気づくのでした。月の存在に。私の病室は一階にあります。なので、直接に月は見えませんでした。窓から見えるのは、月明かりにつつまれた桜の幹。それと風が吹いていたようなので、上から落ちてくる花びらが見えました。そんな窓の外をぼうっと見ながら、覚えてはいないのですが、私は何か変なことを考えていたような気がします。すると、突然窓からする音に私はビクッとしました。窓の外にはどこかで見覚えのあるような顔の男が立っていました。誰かは分かりません。とても優しそうな顔をするので、私はすぐにでも窓を開けてしまいたくなっていました。しかし、あくまでも警戒していることを示すため、ゆっくりと腰をあげ、一歩一歩を立ち止まり、窓に近づきました。鍵を開けるとその男は、笑っていて…、私の頭を撫でてくれたような気がします。それ以上は思い出せません。夢なんて見ることはめったにないし、見たとしても殆ど忘れてしまう私がここまで細かく覚えているということは、なにかの予兆とか予知夢なんじゃないかとも思いました。正夢とか。なので、私は夢の中で会った男が目の前に現れるのを待つことにしました。

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