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魔法の杖のテスター 〜それは憧れから始まったことなの。魔法使いの彼女への〜  作者: 夜朝
第6章 会えない二人、新しい出会い

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6-13

「ねえ。グレープフルーツジュースは無い?

 それかもしくは、レモンの輪切り……

 どっちも無ければ何でも良いから何か柑橘系のもの」


「リッコ様。申し訳ございません、その者はまだ極東語に明るくありませんので私が承ります。

 グレープフルーツジュースを直ぐに準備致します」


 中央語で彼らが何かやり取りしたその後、リッコの右後ろから涼しげな声が聞こえてきた。


 すっかり聞き慣れた特徴的な声はソイのものだ。


「奇遇だね。リッコちゃんもグレープフルーツジュースかい。

 私も魔力の補充はもっぱらそれだよ。

 たくさんストックしてあるから、好きなだけ飲んでくれたまえ」


「うん。ありがとうソイ……ああ、着替えてきたのね。

 あのシャツどうするの。クリーニングに出す?」


「あれはだいぶ古くなっているから、たぶんクリーニングに耐えないよ。

 捨ててしまおうと思っているんだ」


「ああ、本当ごめんね」


「気にしないでいい。早いか遅いかの違いさ」


 テーブルの対面に腰かけて、執事に何事か指示したソイ。


 運ばれてくるのはトースト、目玉焼き、カリカリのベーコン、焼きトマト、ベイクドビーンズ、マッシュルーム。


 ──ああ。いつだったか誰かが配信していた旅番組で紹介されていた、中央北の伝統的な朝食だわ。

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― 新着の感想 ―
ソイもグレープフルーツジュースを飲むのですね…!柑橘系はやはり効きますね。 中央語に、中央北の伝統料理。旅番組を思い出すリッコも面白かったです。続きも楽しみに、これからも読ませていただきます。
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