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女神に騙され異世界へ!貰ったチートは欠陥品の詰め合わせでした。〜雑魚い俺には努力が必須ですが、大成するのは間違いなさそうです〜  作者: ゴローさん
第二章 神国深刻珍道中(シュタルクガルド編)

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第29話 チート確定?そうなん?

「うーん、どういう計算なんだろう…。」

ゾフィーは朝から頭抱えてる。

完全に俺に虜だ。

俺の才能に首ったけなのだ。

言ってて虚しくないかって?

ギリセーフ。


「ねぇねぇアキーラ君、今他の武術系スキルって、あれから上げてないよね?」

「え?あれから使ったのは剣だけだし、上げてないよ?」


その言葉を聞いたゾフィーの口が歪む。

ニチャア…。

俺は、ほんとうに、なにも、かんがえてなかったんだ。


「やだやだやだやだ!!」

「お願いだよ!アキーラ君!ちょっとだけ!ね!?ちょっとだけだから!!」


お前頭おかしいんちゃう!?

なんで残り9個ある武術スキル全部上げないといけないの!?

剣だけでいいじゃん!アキーラの剣つかいたい!!


「15万…。」

びくぅ!!

な、なにぃ?

「15万、返して?体で。」

「お、おに!あくま!びじん!ないすばでぃ!!」

「うふふ、褒め言葉だね。ほれ、触るかい?」

な、なんだとぉ?

「わなだ!ワンタッチいくらだ!」

「うーん、1万くらいかな?」

やっぱりだ!!


「さぁさぁ!キリキリ振ってよ!残り18万分、しっかり返してねー!!」

あーん、リンリンのばかばかぁ!!

「1Lvアップで1万だよー!ガンガン振って!ガンガン上げて!ほらほらほらほら!!」

やってるぅ!やってるよぉ!


どっから持ってきたのか、ゾフィーが用意した木槍を必死に突く。い、いま何回くらい?

「ゾフィィィ…?」

「今ので402回!750回まであと348回!頑張れー!」

まだ足りないぃー!

ふんぬ!ふんぬ!

それでもアキーラ負けません!

ふんぬふんぬ!ふーんぬ!


【槍術Lvが3に上がりました】


あれ?上がったよ?

「ゾフィー、上がったー。」

「あがった?まだ422回じゃ…。ん?ちょっと待って…。んんん?ほんとに?」

「ほんとだよ!ほら!」

そういいながら、木槍を突く。

さっきよりも明らかに鋭く、槍が突かれる。

「ほんとだ…………。すごいすごいすごい!!絶対に変!おかしい!!なんで!?なんでだろ!!やっぱり剣術のは勘違いじゃなかった!!他のでもこうなのかな?こうなのかな?えー!?もしかして、これ…。いや…。」


うおお、なんだゾフィー。ジェットコースターやんけ。とりあえず休んどこ。ふいー。


ふあああ、リンリン眠くなってきちった。

ゾフィー、ずっとブツブツ言ってるし。

寝ようかな?


そう思った瞬間、ずっと、うつむいてたゾフィーの、首がグリっと回って目と目が合う。


「寝ようとしてないよ!休んでただけ!」

「ん?いや、寝ててもいいけど。…ちょっとだけお願い。」

良かったの!?言ってよお!

「お願いってなんだ?」

「うまくいけばこれで最後にするよ。槍術Lv4にしてくれない?」

ええ…?1000回以上やらなきゃダメなんじゃないの?

「多分、私の予測が、合ってれば、すぐ上がると思う。まだ自信ないけど。」

「え?マジで?」

「うん。多分ね。400回も、要らないんじゃないかな。」


マジで?ヤバない?


フンフンフーンヌ!


【槍術Lvが4に上がりました】


マジかぁ。

「これはもう、確定かなぁ…。」

「なんか、わかったん?」

「まぁ、ヒントと言うか、答えみたいなものは提示されてたからね。実証すればいいだけだし。」

むー!賢いやつはいつもそうだ!ちゃんと説明せい!

「…ん?あはは、ゴメンゴメン。つまり、君の素振りの回数の何ていうのかな。Lvが上がってるね。」

「素振りのLv?どゆこと?」

「君が、1回の素振りで得られる経験値を1と仮定していたんだけど、それが上がってるね。わかる?」

「もう一声!」

「……。うーん、本来なら君は槍術をLv3にするために750回素振りする必要があった訳だけど、今回は少なかったよね?」

「ああ、そうだな。400回くらいだったっけ?」

「422回ね。で、3から4にするには、計算上1125回必要なんだけど、今回は392回だった。」

「減ってるな。回数。」

「そうなんだ。これまでの定説である女神様は飽き性ってのをひっくり返す出来事だよ、これは。素振りだけで、ここまでとは…。」

「って言っても、才能ある奴はもっと早いんだろ?そんな大したことことじゃなくない?」

「とんでもない!もしも、このままのスピードで素振りLv、仮にこう呼ぶけど!素振りLvが上がったら、君は前人未到のLv100に届きうるんだよ!これはとんでもないことなんだよ!?」


興奮したのか、頬を赤く染めたゾフィーがグイグイ近付いてくる。

おうおう、あかんあかん、借金増える。


「ちょっと!わかってるかい、アキーラ君!この凄さ!私達はまだ誰も知らない領域に踏み込もうとしてるんだよ!!」

おうおうおうおう。

グイグイ来るゾフィーに気圧され、壁までエスコート。そのまま壁とサンドイッチされる俺。

幸せぇ。って違う違う。

「わ、わかったよ?ほんと。すごいよね。あれ、あの、素振り?」

「違う!わかってない!いいかい!?君の素振りはつまり、君の言うところのクソスキル!経験値ブーストが適応されている!1振りごとに強くなってるんだ!限界はわからないけど、これは凄いよ!!世俗の学者が見れば、君は女神に愛された存在ってことさ!!」


ええ…?あいつめっちゃ俺のこと煽ってたよぉ?


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