第2話 初めての戦闘、戦闘?
「うおおおおおおおおお……お?」
クソ女神によって、謎の空間から真っ逆さまに落とされたが、気がつくとなーんにも無い平原にポツンと座っていた。
「おおお…。さすがにノーロープバンジーにならなかったか。あいつならやりかねないからな、ちょっとチビったぜ。」
ま、せっかくの異世界だ。
あんな女神のことは、忘れて切り替えていこう。
「さーて、まずは定番のステータスチェックからだな。まぁここに関してはチート頼んでないから、初期値のチェックだ。俺様の潜在能力を見せつけちゃってくれよー。ステータス!」
そういうと俺の目の前に、半透明の板状のものが出現する。
うっひょー!これこれ!これだよ!
ステータス
名前:アキーラ・リンリン(笑)
レベル:1
HP:10/10(ま、あんたならこんなもんよ)
MP:5/5(使う機会あればイイネ!)
筋力:3(ヨッワーwww)
体力:5(雑魚すぎぃ!)
速度:4(おっそーぃ!)
器用:3(女の扱い下手そう(直球))
知力:6(頭カラっぽぉ!)
精神:2(だいじょぶそ?)
スキル
鑑定(笑)
アイテムボックス(笑)
経験値ブースト1.001倍
おおおおお…お?
待て待て待て待て!
ツッコミどころが多すぎる!
まず!何で名前が変わってんだよ!
俺の名前は鈴木彰!
アキーラはともかく、リンリンってなんだよ!
勝手に鳴らしてんじゃねえ!
そんでステータス!
弱いのはいいよ!伸び代だから!
でもいちいちコメント書いてんじゃねーよ!
へへへ、下手じゃねーわ!
(動揺してるぅ!!へいへーい!)
うおおおい!やめろ!
脳内に話しかけてくんな!
つーか見てんのか!?見てんだな!?
上等だコラァ!降りてこいこの野郎!!!
(行くわけないじゃーん!やっぱ頭カラっぽなんじゃないのー???バーカバーカ!!)
んぬぬぬぬぬ!舐め腐りやがって!
こうなったら最強になって、こっちからテメェに、会いに行ってやる!!
待ってろよクソ女神…ぜってぇギャフンと言わせてやるからなああああああ!!!!
(今時そんなの、言うわけないジャーン!じゃ、ワタシ忙しいから!まったねー!!)
「うるっせえええええ!!バーカバーカ!!アホーーーー!!!」
……、あ、ほんとに行きやがったな。
クッソー。ムカつくう!
…でもまあいいや。
異世界来たんだ。気を取り直してやってくぜー!
そう思って辺りを見渡した俺は遠くの方に大きな城壁に囲まれた街があるのを見つけた。
「まずはあっちに向かいますか。何事もスマートに行かないとね。」
そう言いながら歩き始めた俺の前に、小さな影が飛び出してきた!
このプルプルのふにゃふにゃは、雑魚モンスターの定番!スライムちゃんじゃないか!!
「おっほぉー!きたきたぁ!これこれぇ!やっぱこういうのが男の子としては一番テンションあがるよねえ!まずは、鑑定だ!」
【スライム:弱い、でも多分あんたのほうが弱いんじゃない?】
「うるせえええええ!!これのどこが鑑定じゃあああああああ!!!!」
俺は再び天に向かって叫ぶ。
その声に驚いたのか、スライム(弱い)は逃げ出そうとし始めた…が、とても遅い。
「誰がこんなんに負けるか!なめんなよ!!」
そう言いながら、近くに落ちていた木の棒を拾ってスライムに殴りかかる!
逃がすかあああ!俺の経験値の糧になれええええ!!
カメぐらいの速度で逃げ出していたスライムだったが、覚悟を決めたのかこっちに向き直った気がする。
っと思った瞬間こちらに飛びかかってきた!!
突然のことに反応できず、みぞおちにスライムが直撃する。
「うぐええええ!いってええええ!」
やばい、ほんとに俺のほうが弱いかも。
君、実はスライム(強い)だったりしない…?




