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女神に騙され異世界へ!貰ったチートは欠陥品の詰め合わせでした。〜雑魚い俺には努力が必須ですが、大成するのは間違いなさそうです〜  作者: ゴローさん
第一章 欠陥品の始まり(シュタットの街編)

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第1話 トラック発、女神経由、異世界行き

「1.001倍で良い?」

そう言ってクソ女神は水晶でできたタブレットみたいなものを見せてくる。


まぁ、1,000倍も1,001倍も大して変わらんし、なんなら得してるからいっか。


──この時の俺に誰か教えてやってくれ。

1,000倍と1.001倍の差を。


──────────────


今の俺はご機嫌ランラン丸だ。

なぜかって?久しぶりの休みだからね!

見ろ!世界が俺の休みを祝福している!

ふはははははは!!


プップー

ドガーン!!

「ぐえええええ!!」


俺は勢い良くトラックに轢かれた。

誰かをかばったとか、そんなヒロイックなもんじゃない!

ただ、普通に轢かれたんだ。


気がついたら、あたりは真っ白、目の前には銀髪金眼、アイドルすらも裸足で逃げ出すだろう女の子が、貫頭衣を着て申し訳なさそうに立っていた。


俺と目が合った瞬間、

「もももも、もうしわけありませんでしたー!!」


ものすごいスピードの土下座、俺でなきゃ見逃しちゃう。


とはいえ美少女の全力土下座はいたたまれない。


紳士でジェントルな俺はジュテームなので、美少女を笑って許す。


「ハハハ、どうしたんだい、お嬢さん。可愛い顔を見せてくれよ。何も怒っちゃいないさ。」


「ほ、ほんとうですか!今私、あなたを、間違って殺しちゃったんですけど…許してくれるなんて!ありがとうございます!わーい!ラッキー!!」


「ちょっとまてぇ!あのトラックお前か!」


「知りませーん。もう許してもらえましたー。ピューピュー♪」


ヘッタクソな口笛吹きやがって!ゆるさんぞ!


「てめえふざけんなよ!あ、そうだ!転生させろ!責任取れ!チートよこせ!」


「はあああ!?あれめっちゃ疲れるから嫌なんですけど!なんでそこまでしないといけないわけ!?とっとと、成仏しなさいよ!」


「おま、おまえ!マジで言ってんの!?疲れるくらいならやれよ!人生かかってんだぞこっちは!」


「嫌でーす!私の人生かかってないモーン!」


「テメェぶっ殺すぞ!」


「あー!不敬だ!不敬!女神にそんなこと言うのいけないんだー!!」


「その女神が、一般人殺してんだろーが!神なら責任取れや!」


「だから謝ったじゃーん。許してー?お願い!ね?」


「ゆ、る、せ、る、かああああああ!」


「ぶーぶー!!」


………。

………………。

………………………。


そうやって、不毛なやり取りを、続ける事3時間。


「はぁ、はぁ、わ、わかったわよ。転生にチートね。もうそれでいいから、早く行って…。」


「やっと理解したか。このクソ女神め。じゃあ、転生先は、剣と魔法のファンタジーな。あとスキルとかレベルとか、ステータスがあるところ。チートは、俺レベル上げ好きだから、経験値ブースト1000倍とかでいいよ。あ!あと鑑定とアイテムボックスも入れといてね。定番だから。」


ピキッ

ん?気のせいか?


「じゃあアンタのチート、特別な鑑定と、アイテムボックスね、後…1,000倍だとちょっと、めんどくさいから1.001でいい?元々の数字に足す感じで。ほら。」


「お、よしよし。オッケーオッケー。ようやく理解したか。」


ニヤリ


「ふひひ、じゃあ行ってらっしゃーい!!」


女神がそういうと、俺の足元が無くなる。


「う!うおおおおお!!!?」


俺は重力に従って、真っ逆さまに落ちていく。


うわああああああ!死んじゃう死んじゃう!


まあ俺もう死んでるんですけどねー!ってバカ!


「さすがにこれでは死なねぇよなああぁぁぁぁぁ…!?」


そうやって、俺の異世界生活は強制スタートした。


「こうなったら、チート駆使して最強になってやるううう!!」


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