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女神に騙され異世界へ!貰ったチートは欠陥品の詰め合わせでした。〜雑魚い俺には努力が必須ですが、大成するのは間違いなさそうです〜  作者: ゴローさん
第一章 欠陥品の始まり(シュタットの街編)

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18/43

第18話 才能1です。

「……ふふっ、まぁそんなに身構えないでよ。私に君をどうこうするつもりはないよ。」

「そりゃどーも。ただまぁ、俺みたいな小市民には刺激が強すぎてな。思わず力が入っちまったよ……。」


(ここだけ世界観違うわね………)

おい力抜けるだろやめろよ。

(えー?なんでよぉ、ワタシこの空気耐えられないよー)

だって何か明らかにヤバそうじゃん!

(もう遅いわよ、この部屋魔術的に強化されてるし。こりゃーすごいわねー)

すっごい他人事だな。

え?天罰落としてくれるんだよね?

(……………ん?)

おい!頼むぞ!おい!

(前向きに検討させていただきます)

それやらないやつじゃん。


「ま、そんな怖い顔しないでさ!私のお願いを聞いてほしーな!ワケアリなんでしょ?お金にも困ってる。私は損させないよ?」


ぐぬぬ、それはまあ確かに。


「それに自分で言うのもなんだが、私は一般的な感性では大変に見目麗しいそうだ。そんな私と一緒に暮らせるんだよ?役得だろう?」


うーん、確かにどえりゃあベッピンさん!なんだがそれ以上に俺のセンサーが鳴ってるんだよねぇ。リンリンリーンってな、うるせぇよ。

(リンリンうるさーい♪)

お前のそのノリ久しぶりだな。10話くらい?


「……ねぇ、そんなに嫌かい?私はぜひ、、君にお願いしたいんだが。」

ぐ、美人に上目遣いで言われるとグラッとくるもんがあるな。

(女の扱い苦手やん)

俺の器用の話ね!苦手だよ!


「ええい!俺も男だ!あんたの頼み聞いてやるよ!そんで、何をすればいいんだ!」

「おお!ありがとうそれじゃあモルモ、アキーラ君にやってもらいたいのはね…」


今モルモットって言った!言ったよな!

(さっきから言ってたし、いい加減諦めたら?)

ん?確かに言われてみれば初めからモルモットみたいなもんか。

(そうそう。潔く頑張りなさいな。アンタにとっちゃチャンスかもよ)


「じゃじゃーん!こちらの武器から好きなのを選んで素振りしていこう!安心してくれ!欲張りな君のことだ!全部気になるだろう!最終的には全部やってもらうよ!!」


そういって、素振り用だろうか、木製の武器を並べ始めるゾフィー。

うわぁ…え?これ何個あるの?

剣と槍と斧と弓と槍と…

(槍2回出てるわよ)

わー!!わからん!


「あははは。1つずつやっていこうね。まずは槍かな、何回も見てたみたいだし。」

(わからなくなってただけとは…)

言いにくいなあ。


さて、庭にやってきた。もちろんどんより空だ。

「さあさあ!雨が降りはじめたら台無しだ!サクッとあげちゃおう!君はどのぐらいのスピードであがるのかな?他とは違う雰囲気を感じるし、私と同等…いやいや、期待しすぎるのは良くないな!まずは100回いってみよう!さぁ!いーち!」

「いーち!」

「にーい!」

「にーい!」

「さーん!」


【槍術Lv1を取得しました】


「よーし!とったどー!」

「よし!じゃあ、ここからが本番だよ!次は何回で上がるかな!」


500回です!才能1なんで!!

(どれも1だから、わかりやすいわよね)

うれしかねぇけどな!


「…ねぇ!まだ上がらないのかい!?もうあれから50回はやってるよ!?ホントは上がってるんじゃないの?」

「まだだよ!上がったら言うから!ちょっと待ってて!!」

「あはは!近所の子どもと同じこと言ってる!!」

「バカにしてんのかテメェ!」

(ケンカしながらちゃんと素振りしてんのはエライわね。意外と器用なのかしら)


「…妙だな、もう100回超えたのに、まだ上がらない?ねぇ!ほんとにあがってないの!?Lv2だよ?3じゃないよ!!」

「うるせぇ!あがったら言うって言っただろ!まだあがってないの!信じてよお!!」

(泣きながら突いてる、これはこれでアリかも)


【槍術Lv2を取得しました】


「あー!!きた!きた!とった!」

「500回で取得、とこれって最底記録じゃ…?こんな人ホントにいるんだ…。」

ちょっと引いてんじゃん。フハハ、俺の才能に震えておるわ。

(むなしくない?)


「じゃあ次だ!剣術はもう持ってたね?それじゃあ…、これにしよう!」


斧ね。

(オーノー!)

…なにしてんの?

(………アキーラも言うと思って)


それで照れてんの?意外とウブだなあ。

恥ずかしがるのが1番恥ずかしいんだぞ。こういうのは振り切らないとダメなのだ。見てろよー。

「おおおおおうのおおああああ!!!」


「急にどうしたの?」

「なんでもないです。」

「そう?もし疲れたら遠慮しないで言ってね。」

「お?意外とスパルタじゃないんだな。」

「もちろんさ!助手として協力してくれるんだ!疲労の管理も大事だからね!そのときは次のスキルテストに移るから遠慮なく!」


あ、休ませてはくれないのね。

まあ雇われてるし、3食昼寝付きならしゃーないか。

(そんなこと書いてたっけ)

んにゃ、俺の願望。

(やっすい願いねぇ)

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