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女神に騙され異世界へ!貰ったチートは欠陥品の詰め合わせでした。〜雑魚い俺には努力が必須ですが、大成するのは間違いなさそうです〜  作者: ゴローさん
第一章 欠陥品の始まり(シュタットの街編)

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第11話 ゲットからのアップ

フワッとしたまま宿に戻り、飯食って寝る。

なんも考えられん。今日は休もう。


…そして、朝。


チュンチュン…チュンチュン…


男は、愛を知ることで、大きく成長する。

(さっきから1人で何やってんの?)


おい!雰囲気壊すなよ!

もうちょいでダバダ〜って言おうと思ってたのに!あーでもコーヒーねぇしなぁ!まぁいっか。俺ブラック飲めねえし。


(ブレないわねぇ)


あったりまえだ!昨日はちょっとビビったが、所詮俺はアキーラよ。


調子に乗ったらすぐ死ぬ世界だ。自重自重。

慎重すぎるくらいでちょうど良いのさ。


(それはホントにそうだから、気をつけなさいよ)


お、おう?なんか調子狂うなぁ。なに?風邪?


(女神が風邪引くか!舐めんなよ!)


わかったわかった。俺が悪かったよ。



さてと、気を取り直して今日も冒険者ギルドだ。

今日は待望の討伐依頼だな!!



「さーて、なにを受けますかね。」



候補としては、前回見たスライムの討伐。

これは前にやったからある意味アンパイだな。

でもそれじゃ面白くない。アンパイいや、アンパイア!なんちって。


(アンタ、いっつもしょーもないことばっか考えてるわね)


だまらっしゃい!

とにかく依頼だ。どうするどうするー?



候補はこのへんだな!



ゴブリン討伐

概要:平原に棲むゴブリンを討伐すること。討伐証明として、ゴブリンの右耳を納品すること。

報酬:ゴブリンの右耳一つあたり50イェン

達成目安:1日



ウルフ討伐

概要:平原に棲むウルフを討伐すること。群れでいることが多いので注意。討伐証明として、ウルフの右耳を納品すること。

報酬:ウルフの右耳一つあたり80イェン

達成目安:1日



うむむむ。


どうやら、ウルフもゴブリンも平原と一口に言っても出現場所は異なるらしい。

つまり両方狙うってのは難しい。


うーん、やっぱゴブリンかなぁ。


最悪負けそうなら逃げ切れそうだし。ウルフは足速そうな上に群れだと詰みそう。


うん!ゴブリンだな!


(お!決まったわねー!じゃあサクッとヤっちゃいましょー!!)


なんかイヤな言い方だなあ。

まぁヤるんだけどさぁ。


(テンション低いぞー!ほれほれ!アキーラビビってるぅ!)


もー!!ビビるだろそりゃ!

スライムならまだしも、ゴブリンだぞ!!

戦うの怖いに決まってるジャン!!


(普通に訓練してから行けばいいのでは?)


あ、確かに。

そういえば俺まだ、エルザの剣1回も振ってねえわ。

お金に余裕あるし、今日は訓練に当てちゃうかー?


(そうしなさいよ。一応この世界も戦闘スキルとかあるし)


ほぇ!?そうなの!?そんなの初めて聞いたよ!?


(だって今初めて言ったし)


言えよぉ!!!

ステータスしかないと思ってたじゃん!

反映されないタイプと思ったじゃん!!!!


(聞かなかったじゃーん!言ってよぉ!!プププー!)


テメェ!大人しいと思ってそっとしてやってたのにぃ!!!!


(アーホ!アーホ!)


もはや意味のない罵倒!

そういうのが結局一番ムカつくうううう!!


(やーいやーい!考えなしー!)


ああああああ!!!!わかったよ!


とりあえず!今日は剣の訓練だ!

とりあえずリサさんにどっかいい場所ないか聞いてみよう!!




「剣の訓練ですか?それでしたら外に出てから回り込む形になりますが、裏の広場を開放してますので自由に使っていただいて結構ですよ。お一人ですか?」


「あー、あの右側の…。わかりました。ありがとうございます。」


「ちなみにアキーラさん、差し支えなければで結構ですが、今剣術Lvはおいくつで?」


「ゼロです。」


「え?」


「ゼロです…。」


「あ!し、失礼しました。新たに剣術スキルを覚えられる、ということですね。それでしたらLv5くらいまでで良いと思います。」


「へー。そうなんですね。ちなみに何でですか?」


「皆さんそうというわけでは無いんですが、一般的にLv5くらいまではどの武器スキルも素振りで上がりやすいと言われてます。ただ、6以降になると、殆どの方が実践経験を経ないと上がらなくなるそうなんです。理由はわかっていませんが、女神様が飽き性だからではないかと言われてます。」


「ほほう、それは興味深いですねぇ。」



まとめると、こうだ。


この世界のLvMAXは100だ。これはスキルも、本人のレベルも同じらしい。


らしい、と言うのは記録上100Lvに到達した人類は一人もいないらしい。


記録上での最高記録は、エルフの英雄であるゼノンのLv80との事だ。


ただ、これも相当前の記録らしく、どうやってそこまで上げたのかよくわかってないらしい。


話を戻そう。


では何故100がMAXなのか、これは大昔にこの世界の創世神である女神からの神託が残ってるからだ。


そしてその際に、単純な行動のみでLvを上げることを女神は嫌う、ということも同時に伝えられており。


それが今では女神様が飽きっぽいから、という風に言われてるらしい。


さて、何か言いたいことはあるかな?


(ピュ〜ピュ〜♪)


チッ!やはりしらばっくれるか。

まぁいい。確認はおいおいだ、今は1つずつ詰めていこう。


俺はリサさんにお礼を言い、広場へ向かう。

リサさん彼氏とかいんのかな〜。


(アンタ節操無いわね、前世で飢えてたの?)


うううう、飢えてないわ!!





無事到着!

どうやら誰もいないようだ。みんな訓練っていつやるんだろーね。


端っこの方に行き、鞘から剣を取り出す。

本当にキレイな剣だ。これが初めて作った剣って、スゲぇよな。


「さて、まずはやっぱり、素振りからかなー、っと!」


そういいながら、両手で持って、上から下に振り下ろす!


片手剣だと言ってたが、持ち手が長く両手で振ることに支障はない。そのへんも含めて練習だったのかな?


なんてったって、初めてだからな。剣道の素振りを意識しながらフリフリしよう。


なんだっけ、ざ、ざ、斬新?


(残心ね。素振りとは関係ないような気もするけど)


残心か!

よし残!心!残!心!

よーし調子乗ってきたぜー!

そして残心斬り(強い)を繰り返すこと、およそ100回目に、その時はやってきた。



【剣術Lv1を取得しました】



うおおおおおお!!!!

きたあああああああ!!!!

これだよこれ!異世界といえばこれ!


ようやくスキルゲットだぜ!

思えばここまで長かった。


普通こういうのは2話か3話くらいまでには終わらせるもんだろーが!聞いてんのかクソ女神!!

お前のことだぞ!!


(ハァー!!?ワタシ関係ないでしょー!?むしろこうやって親身になって話聞いてあげてるんだから、感謝しなさいよ!!)


何言ってやがる!お前が初めからちゃんとスキルくれてればこんなことにならなかったんだぞ!

勿体ぶりやがって!ケチ魔め!!


(なんですってぇ!!アンタ今ケチって言ったぁ!?成仏させずに異世界送ったでしょーが!どこがケチなのよ!)


ちゃーんと言っただろうが!チートも付けろって!!今からでも許してやるから付けろ!ほれ付けろ!!


(残念でしたー!もうワタシからアンタには渡せませーん!自力でガンバってねー!!)



ぐぬあああああああ!

ああ言えばこう言うクソ女神だ!

こっちは素振りにも気を使ってるってのに。


(ヘイヘーイどうしたどうしたー?肘下がってるよー?)


肘下がってたら何なんだ!なんかダメなのか!?


(良いから肘締めろ!オラ!振りが遅いよー!!)


なんかいきなりスパルタみたいになってない?

なんなの!?



そして、剣術ゲットからおよそ500回近く振ったあと…

【剣術Lvが2に上がりました】



俺はさっき手に入れたスキルをレベルアップさせていた。


あいつもしかして、育て屋さんの才能あるんじゃね?


(その前にアキーラ厳選するわ)


すきなアキーラでがんばってよお!!


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