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チートニートスペシャリスト・魔眼の勇者  作者: 鬼京雅
アイスクリーム大好き!白髪神幼女ゴッドの出現!
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アイスクリーム強奪事件勃発!

 ダンポコワールドの最強魔王ユリリを倒し、チートポイントランキング一位になって、完全にキャンディ王国に平和を取り戻した俺はキャンディ王国の姫のカオリと共に何でも屋をしている。

 その名前はチートニートスペシャリストの略でCNSだ。そのカオリ姫の処女をゲットする為に今でも俺はソコソコ頑張ってる。て、いつでもゲット出来る環境が俺を苦しめてるんだがな……。まぁそれはいいとして、その姫が俺を選んだ理由はこうだ。


「次元を超えるスーパーニートだから選んだのです。どうかこの世界を安定させて下さい」


 次元を超えるスーパーニートってのもスゲーよな。

 俺はニート界の神って事だ。

 何かの死のノートに相手の名前書いたら倒せるかな?

 それはいいとして、


「チートポイントランキング一位だからカオリの処女もらっていいんだよな?でも、カオリと命がリンクしてるから、カオリがビックリして行為の最中に気を失ったら俺もヤバイのか……?」


そう、俺はカオリの命の半分でチートパワーを得ていた。

 だからカオリが死んだらアウトなんだよ。

 ま、美少女と一緒にいる理由が出来て最高だけどな。

 このキャンディ王国の国王にも勇者として認定されたから、俺はカオリと共に事務所で生活してる。

 カオリだけ城に住まれても困るしな。

 料理も出来て、オッパイも大きくて、その上黒髪ロングの清楚系美少女と来たら、俺は召喚されて超絶メラメラ良かった!としか思わん。とりあえず処女の件は後にしよう。行為の最中に気を失ったりしたら最悪だしな。

 そんなこんなでチートニートスペシャリストの略であるCNSの看板を掲げた商店街の奥の店でダラダラしてた。


「……依頼も無いし眠いぜ」


 基本ニートだからたまにダラダラしねーと疲れるぜ。

 VRMMOだと神経しか使わないからな。

 肉体まで使うと色々と疲れるんだよ。

 色々とな。

 パクッとおやつのバナナを食べる。


「今日もバナナが美味いのぅ。そういえばバナナ魔王ミーナはどっか行ったまま帰って来ないな。ま、バナナ食いたくなれば来るだろ」


 バナナ魔王のミーナに四方八方に植えられたバナナの木はそのままにしてあるから、普通に売り物としても置いてある。つーか、この世界は食べ物に関しては結構俺のいた世界と同じで助かる。

だからカオリの料理も特におかしいと思うメニューもなくて、特にカレーなんかはメッチャ旨い!

 カップ麺が無いのは痛いが、まー普通の麺類はあるから良しとしよう。醤油と塩味の二種類と種類は少ないが。すると、買い物に出かけていたカオリが戻って来た。


「どもども! アデュー君! 大変よ!」


「ん? どした?」


「アイスクリーム屋のアイスが盗まれてるの! だからアイス買えなかった! ゴメンね」


「泥棒か。俺の魔眼でモンスターはすぐに見分けられる。行くか」


 ん?

 買えなかったのに何でアイスキャンディを口にしてるんだ?

 ま、とにかく現場に行くか。

 食べてるカオリの顔は更にかわいいから良しとしよう。

 というわけで、俺とカオリは泥棒騒ぎのあったキャンディ王国城下町のアイスクリーム屋に来た。バニラにチョコにオレンジに、バナナ……やっぱりバナナあるんだ。やっぱりこの国はキャンディよりもバナナ人気になってやがるな。いいのか?

 ま、それより案外普通のアイスクリームが売ってるようだな。ほとんど泥棒に食われて残ってないけど。すると、どもども! と挨拶をするカオリはアイスクリーム屋の店長を連れて来た。


「アデュー君、この人がアイスクリーム屋の店長のコンさんだよ」


「コンコン。どうもコンよ。よろしく何でも屋の勇者」


 何故かコンコンとキツネのような泣き真似をして挨拶して来た。

 不思議ちゃんか?

 それはともかく、


「おう。俺はアデュー。魔眼の勇者だ。よろしくな」


 アイスクリーム屋の女店長はやけにグラマラスだぜ。

 茶髪にロングで胸はFカップをスポーツブラで抑えつけエプロンして、下はジーパンはいてる。

 つー事は、この美人に犯人は興味を示さなかったってことだよな。

 美人よりもアイス……犯人は女か?

 だって、こんなエロ美人よりもアイスを選ぶなんて男なら有り得ねーからな!

 すると、俺の肩にカオリの手が置かれ振り返ると、人差し指が俺の頬をつつく。


「犯人探しするよアデュー君」


「おう、艶やかに解決するぜ!」


 とにもかくにも、アイスクリーム泥棒の犯人を捕まえないとならん。

 俺はアイスクリームが入ってたケースの中を見つつ、ペロリとチョコアイスを舐める。


「……この世界じゃ指紋とかはわからんからな。物証と目撃情報から探して行くしかねーな。にしても、十種類以上あるアイスクリームをほとんど全部カラにするとはな……トンデモねぇ野郎だぜ」


 カオリは店の外を調べ、俺は店の中を調べている。

 店の中では犯人の証拠らしき物はないからコンさんに話を聞く。


「なぁコンさん。バナナ魔王ミーナがいなくなってから変わった事はあるか? 売り上げでも客の様子でもいい」


「バナナ魔王の支配が解けてから新しい商人も人も流入して来たから売り上げには特に変化は無いわ。客もバナナ魔王がいた頃からはモンスターが人間に化けてた奴を除けばそう変わってないし。怪しい奴はチェックしてるしね」


「そうか。なら地道に聞き込みしねーとならんな。アイスクリームだけを狙うなんてまるで子供だぜ。俺もアイス好きだけど……」


 すると、コン! という鳴き声と共に、コンさんは何かを思い出したようだ。

 あんたはキツネか?


「そういえば、やけにじーっと私の店を見ていた白髪のワンピースを着た幼女がいたわね。まぁ幼女じゃ何も出来ないでしょうけど」


「白髪の幼女か……」


 コンさんの言う白髪の幼女を周囲の店で聞き込みをした。けどもどうにも有力な情報を得られない。白髪の幼女を見かけたよと言う人もいるが、それ以上の情報や足取りが出て来ない。


「悪いなコンさん。とりあえず怪しげな白髪幼女を中心に探索しとく。何かあったらまた連絡くれ。魔眼勇者の名にかけて必ず解決する」


「お願いするわ。とりあえず材料のストックまでを狙われていたわけじゃないから営業は出来る。よろしく頼むわよ勇者さん」


「……!? ほえっ!」


 突如、俺はコンさんに頬へのキスをされた。

 うそー! と驚く俺は昇天しそうになる。

 高まる心臓の鼓動に身体がハッスル!

 するけど、やけに冷めた心臓の鼓動を感じた。

 やや眉を潜めカオリがこっちを見てる……。

 心臓がリンクしてるから高まるとカオリの鼓動も感じてしまうらしい。

 モテる勇者は辛いぜ! と思いながら俺はカオリの肩を揉んでご機嫌ナナメをなおす。

 

「デーレデレのアデュー君。明日には解決するよ。コンさんは危険というのがわかったし」


「当然だ。超絶メラメラ燃えて来たぜ!」


「白髪幼女に? コンさんに?」


「違う! 犯人逮捕に! そしてカオリのかわいさに!」


「どもども! ありがとう!」


 そんなこんなで、特に犯人の手がかりになるものを見つけられないままアイスクリーム屋から帰宅した。





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