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僕らの死亡遊戯  作者: 神話project
第二章 白倉静香~契りし者~
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010

 下駄箱の前で隼人君を待っていると玲二がやってきた。

「何してんだよ」

「彼氏を待ってるのよ、わからない?」

「ったく、どういうつもりだよ。あんなのと付き合うなんてよ」

「別に私の勝手じゃない。あなただって青葉栞さんと付き合ってるんだから」

「……まさか、その当てつけじゃないだろうな。そんな理由ならあいつにもお似合い…」

「違うわ」

「……」

「彼、あなたよりずっといい男だし、比べるまでもないんじゃない?」

「は、冗談だろ」

「それに、彼はあなたなより上手いのよ。知ってた?」

「……まぁいいさ、いくらでも思い出させてやるよ。週末の部活には顔出すんだろ」

「……」

「おいおい、自分の立場がわかってんだろうな」

「二人で何の話をしてるの?」

 そこへ青葉さんがやって来た。馬鹿な女。私と同じね。

「ん~、隼人の奴が遅いって話だよ」

「なんか、邪魔しちゃ悪い気がするんだけど、静香さんは私達と一緒でいいの?」

「もちろん。私も仲間に入れてね。青葉さん」

 そして、後れてきた隼人君と合流して、私達は一緒に帰った。隼人君と青葉さんの様子を眺めていると、二人の仲の良さがよくわかる。青葉さんが玲二と付き合っていることを知っているだけに、不思議な距離感に見える。隼人君はそのことを知らないのだろうか。もしかしたら、隼人君は青葉さんのことが好きなのかもしれない……。

 だとしても、別にそれはそれでも構わない。私が言えた立場じゃない。

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