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僕らの死亡遊戯  作者: 神話project
第二章 白倉静香~契りし者~
32/43

009

 私は隼人君と、接点を増やさなければならない。朝から一緒に登校すると決め、彼の住むマンションに向かった。予想通り、そこには玲二がいた。そして青葉栞さんも……。

 青葉栞さん……こうして会うのは初めてだ。私が遊び相手だったのか……彼女が浮気相手だったのか…今となってはどうでもいいこととは思いつつ、それでも意識せずにはいられない……。

 戸惑いと怒りの感情をこらえる玲二の姿よりも、青葉さんの存在が気になっていた。


 昼休み、校舎の裏で待っていると神明君がやって来る。

「おめでとう。うまくいったみたいだね」

 彼は軽く拍手をしてみせた。

「まさか私を受け入れてくれるとは思わなかったけど……」

「君みたいな綺麗な子に告白されれば、誰だってオッケーするさ。まぁ、普通告白なんて、そうそううまくいくものじゃないから、その意味ではお見事というべきかな」

「……どうせ裏で何かしてたんでしょ」

「まさか、できるわけがないだろ」

「……どうだか」

 そして、彼は私に今後の作戦をいくつか提案した。

「前にも行ったけど、私に人殺しは無理よ」

「じゃあ、最後の一つになるけど本当にいいのかい?」

「ええ、構わない。どうせもう取り返しがつかないところまで来てるし……」

「何か不満げな顔だね」

「……不満は無いわ。これ以上なく理想的な殺し。一度に私の望みが全て叶う……でも、本当にうまくいくの?」

「まぁ見てなって。その方向で組み立てていくからさ。とにかく今は彼氏との関係を十分に楽しむといい。彼、悪くないだろ?」

「ええ、そうね……」

 次にいつ会うかを約束して私達は別れた。

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