応募、開始
映画館完成と、同時に。
スター・サバイバルの、応募が、開始、された。
応募方法:
1. 各、地方都市の、映画館に、設置された、応募受付に、申し込む
2. 応募料、銀貨、一枚(参加証付き)
3. 自己紹介+特技を、披露する一分間動画(地方の動画記録魔石で撮影)
4. 全国の、応募者、動画は、エトワール都の、本部に、集約
応募開始、初日——
エトワール都の、本宮、映画館、応募受付。
朝、開門と、同時に、千人を、超える、応募者が、列を、作った。
「私、踊りが、得意です——!」
「歌、聞いてください——!」
「演劇、できます——!」
応募者は、貴族令嬢、平民の少女、商家の娘、孤児、そして——
珍しいことに——
獣人、エルフ、他種族の人も、いた。
「身分、不問——」
「私たち、参加して、いいんですか?」
「もちろんです」
私は、自ら、受付に、立って、挨拶した。
「『スター・サバイバル』は、エトワール王国、全土の、誰もが、参加できる、新しい、夢の、舞台です」
応募者の、目に、涙が、滲んだ。
「ありがとうございます——」
「ありがとうございます、ルリアージュ様——」
その日、エトワール都だけで、応募者は、五千人。
他、九都市と、合わせて——
応募者、合計、二万人。
——うっそでしょ。
——想定の、二倍。
私は、心の中で、絶叫した。
——いい。
——多ければ、多いほど、良い。
——エトワール王国、全土の、推しの、卵が、私のところに、集まってくる。
——選ぶ、選ぶ、選ぶ。
——選び抜いて、世に、出す。
——コレットの、夜明け。
——それが、エトワール王国、全土に、広がる。
私は、にっこり、笑った。
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