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※更新が遅くなり、申し訳ありません。
※今話は残酷、グロテスクな表現が多い為(多種多様の地雷あり)、苦手な方は回避願います!
読まれる方は自己責任でお願いします!
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私がグロリオサ王国の王都ポラールリヒトに到着したのはルフトツーク大公国を出て1週間後だった。
この国に足を踏み入れ、ここに辿り着くまでに幾度となく目にした光景 ── 。
「なんだ…これは。」
思わず込み上げそうになり両手で口を覆った。
そんな光景とは比べようもないほどの悍ましい光景に全身の皮膚が粟立ち怖気が走る。
城外ですら凄惨を極めた光景に城内に入る事を躊躇わせた。
それでも、自分を鼓舞して城内に足を踏み入れたのだが、そこには想像を絶する阿鼻叫喚の地獄絵図さながらの光景が広がっていた。
モルガーナが同族であるエルフやハイエルフ達にかけた魔法は、彼等に雌雄関係なく堪えがたい運命を押し付けていた。
戦などそっちのけで絶叫し逃げ惑うエルフやハイエルフ達。
魔獣達と戦う竜種達はもっと大変だった。
何故ならば、魔獣達と戦うだけでも手一杯なのに逃げ惑うエルフやハイエルフ達から助けをを求められるだけでなく、味方の騎士や兵士の中にまでパニックを起こす者が現れ、現場は混乱を極めていた。
本来、助ける義務など無いのだが番を見つけた魔獣が、エルフやハイエルフを襲い、成長速度の速い魔獣の特性の為か次々と母体を食い破り産まれてくる。
やっとの思いで魔獣を斃した傍から新しい魔獣が産まれてくるのだ。
これでは切りがないと、味方だけでなく敵であるエルフやハイエルフ達を保護する羽目になった。
保護する事で魔獣から番認定された者達を引き離すのだ。
元々体力のある竜種といえども、休む間もなく戦い続けている所為で、劣勢になりつつあった。
竜種達がそんな状況の中、遅れて城内に入った私は、番認定したエルフやハイエルフ達を襲う魔獣達や新しく産まれた魔獣達、まだ息のある魔獣達を悉く“業火の渦”で焼き尽くしながら突き進んで行く。
モルガーナがかけた魔法が齎した結果だとわかっていなければ恐ろしくてとても城内に入れなかっただろう。
そして、城内に入ると同時にかけておいた“探索の目”でモルガーナの魔力を見つけた。
魔女になる前にはわかり難かったモルガーナの魔力反応だったが、同じ魔女になる事でここまでわかりやすくなるとは思ってもみなかった。
もう一つ気になる反応があったのだが、そちらは気にしなくてもいいと何故か思った。
真っ直ぐモルガーナの魔力反応が示された場所へと進んで行った。
彼女がいる場所は予想通り玉座の間だった。しかもご丁寧に護衛騎士が十重二十重に護っている。
同族が阿鼻叫喚の地獄の中を逃げ惑っているのに自分だけは護衛騎士にしっかりと護られた場所にいるだなんて…。
今まで以上の嫌悪感が湧き、怒りに握る拳が震える。
扉の前を護る護衛騎士達に告げる。
「同族が魔獣から襲われるような魔法をかけたモルガーナをまだ庇うのか。ここ以外の場所で未だ魔獣に襲われ続けていると言うのに、お前達は無力な民達を護りもせずその原因を作った女王を護るというのか?」
私の言葉に護衛騎士達の間で騒めきが起こったが、誰一人として助けに向かう様子はない。
「女王に侍るしか能の無い奴等め、腐ってやがる。」
だが、彼等も自分達の職務に忠実であるだけなのだろう。
その事は頭ではわかっている。わかってはいるが胸の中がもやもやとして苛立つし、遣り切れない思いでいっぱいだった。
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※マールシュトロームヘルンフォイアは本来は“地獄の業火の大渦”という意味になりますが、長いので“業火の渦”としました。又、単語の並びも文法通りではありません。
お付き合い(お読み)いただき
ありがとうございます!
(*・ω・人・ω・)




