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玩具の鍵  作者: 甘味処 雨
腐食の讃歌
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その上に重なる白

その色は全てを表す色。


消すことも、変えることも、叶わない色。

その色はただそこに佇んでいた。


幾数千の時と線を見た上で、

何も起こさず、

ただただそこに憮然と佇んでいた。


それを感じて、人は何を思うだろう。


一輪挿しの中に閉じ込められた一本の菊、

ただ腐るのを待ってる哀れな人か。


水のほとりで立ち過ごす一人の女、

ただ朽ちるのを待つ愛しい物か。


どちらにせよ儚いものに変わりはなく、

消え去ることを定められたものには違いない。


これはただいるだけ、

けれどそれは叶わないこと。


空の雲が終わろうが、

地の人が始まろうが、


そこに佇む花には叶わない。




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