クリミアからの褒美
性豪スキルをみんなで分けると、ちょうどいいスケベ具合になった。俺の性欲も落ち着き、沙希やみんなも満足してくれているようだ。
俺たちはグランツ王国に行って褒美をもらうことにした。
城に着くとクリミアが出迎えてくれた。
「お待ちしておりましたタクヤ様」
「どうもクリミア女王」
「褒美のご用意ができました。どうぞこちらへ」
クリミアに案内されて馬車に乗る。しばらく揺られてついた先は、大きな屋敷だった。
「これが褒美の家です。どうぞ中に入って見てください」
クリミアがドアを開ける。中に入るとメイド服を着た女性が3人並んでいた。
「自己紹介をお願いします」
クリミアが言うと、3人が一斉に頭を下げた。
「エマです」
「リザです」
「ミラです」
「このメイドたちはタクヤ様に仕えます。屋敷の管理やタクヤ様の世話など任せてください」
クリミアが言う。アレ? なんか既視感。グランツ王国も俺を取り込もうとしてる? メイドを差し出すとか、アルベル王と同じ手口じゃないか。
まあいいか。貰えるものは貰っとこう。メイドさんも可愛いしな。よし、後でスキルを渡して戦えるメイドにしてやろう。
俺がニヤニヤしていると、沙希が俺の脇腹を突いてきた。
「顔がムッツリになってるぞ。何考えてるんだか」
「違うよ! スキルを渡したら喜んでくれるかなって考えてただけだよー」
「どうせメイド服で戦ってパンツが見えるのを想像してたんだろ」
沙希に見透かされている。いや、否定はしないけど。
クリミアが俺の顔を覗き込んできた。
「まあ、タクヤ様はムッツリですか? 私のことも何か想像してますか?」
「えっ!?」
クリミアの直球に俺は動揺した。流石に王女をそんな目で見ていたら不敬罪で処刑とかされそうだ。
「い、いや! そんなことは!」
俺は必死で否定した。するとクリミアが悲しそうな顔をした。
「私の想像はしてくださらないのですね…」
どっちだよ! 罠なのか? けど悲しそうな顔をしてるし。もしここで否定し続けたら、逆に機嫌を損ねそうな気がする。俺は覚悟を決めた。
「してます! クリミア王女でエッチな想像してます!」
俺は叫んだ。クリミアはパッと笑顔になった。
「まあ! 嬉しいですわ!」
沙希が変な顔をしている。
「お前なー…」
「いや、聞かれたからさ」
沙希が呆れ顔でため息をつく。まあ、ハーレムの常連入りってことでいいのかな。
「とりあえずこの屋敷はグレッグたちに住んでもらうか」
俺は話題を変えた。グレッグたちが目を丸くしている。
「えっ、俺たちが?」
「ああ。俺たちは寝る時はヴァルディスに帰るからな。好きに使ってくれ」
「こんなメイド付きの屋敷なんて…タクヤ、お前神か?」
グレッグが感動している。ガルドも涙目だ。
「タクヤさんありがとうございます!」
セリア、リムレ、シーマも喜んでくれた。
「じゃあ、メイドたちにもスキルを渡しておくか」
俺はエマ、リザ、ミラに声をかけた。
「3人とも目をつぶって舌を出してくれ」
「は、はい!」
3人が従うと、俺は一人ずつ舌を触れてスキルを渡した。異空間LV1と、エマには短剣術LV3、リザには槍術LV3、ミラには弓術LV3を渡した。
「もう目を開けていいよ」
3人が目を開けた。
「なんだか体が軽いです!」
「力が湧いてきます!」
「これがスキル!」
エマたちが感動している。俺は異空間から剣と槍と弓を取り出して渡した。
「これでクリミア女王とこの屋敷を守ってくれ」
「はい! 命に代えましても!」
3人が深く頭を下げる。これで安心だ。
「じゃあ俺たちは帰るよ。また来るからさ」
「はい! お待ちしております!」
クリミアが手を振って見送ってくれた。俺は沙希と共に転移で屋敷に帰った。
ヴァルディスの屋敷に戻ると、メリッサたちが出迎えてくれた。
「おかえりなさいませ旦那様」
「ただいま。グランツ王国でも屋敷をもらったよ」
「まあ! それでメイドさんは?」
「3人いたよ。スキルも渡してきた」
「さすが旦那様ですわ」
俺はソファに座って一息ついた。
「さて、次は海だな」
「海か…楽しみだな」
沙希が隣に座る。
「水着も買わないとな」
「このムッツリ!」
また突っ込まれた。でも、海に水着、最高じゃないか。俺はニヤリと笑った。
評価、ブックマークありがとうございます




