海
俺と沙希が風呂に入っているとドアが開いてメリッサ、マリーナ、リーリアが入ってきた。
「旦那様お背中流します」
「あー、うんお願い」
体を洗ってくれると言うので任せることにした。3人はおっぱいに泡をつけてそれで俺の体を洗ってくる。なんか性豪スキルのせいでエッチになってないか?
メリッサが俺の耳元で囁いた。「気持ちいいですか?」
「うん…」
沙希が俺の頭をペチッと叩いた。「おい! 鼻の下が伸びてるぞ!」
「しょうがないじゃないか! こんなキレイな人たちがおっぱい押し付けてくるんだぞ!」
「まったく…」
当然5人でベッドに行き楽しんだ。性豪スキルは本当に凄い。みんなを満足させて俺も満足できる。
次の日海まで転移出来るように一回行ってくると言うと沙希も一緒に行くと言ってきた。
「やった! 沙希に抱きついてもらえるぞ!」
「抱きつかないと飛べないだろ! バカ!」
まずは一度グレッグたちの屋敷に行くことにした。転移で到着するとリザがグレッグの部屋から出てくる。ミラもガルドの部屋から出てきた。二人とも髪が乱れている。
グレッグとガルドが俺を見て気まずそうにしている。
(コイツラ一晩で懐柔されやがった!)
スキルを返してもらおうかなと思っていたら沙希が先にキレた。
「お前ら! 拓也のメイドに手を出したのか!」
グレッグが慌てて弁解する。
「いや違うんだ! 俺たちに一目惚れしたって言うから! ちゃんとお付き合いをしてるんだ!」
「そうだ! メイドにも恋愛する権利ぐらいあるだろ」
俺は沙希に小声で言った。「男って馬鹿だよなー」
沙希も呆れ顔で頷いた。「本当だよ」
そしてグレッグたちに詰め寄った。
「やったんなら最後までリザとミラのために働けよ!」
「わかっている! 貰った力で必ず守る!」ガルドが力説する。
まあいいか。ということは俺がここで寝たらエマが俺を誘惑してくるのかな。沙希が寝た後で一度来てみようかなと思っていたら沙希に睨まれた。
「拓也! 1人で来るなよ! お前はまだ人の悪意ってのに慣れてないんだからな!」
「えっ考えてたことがバレた?」
何も言ってないのに沙希が言った。「バレてるぞ。お前は顔にすぐ出るからな」
俺の嫁怖くないか?
みんなにちょっと海まで行ってくる方角だけ教えてくれと言う。
エマが「馬車を準備します」と言ってきたので「飛んで行くから大丈夫だよ」と言うと不思議そうな顔をして首を傾げる。可愛いなと思っていたら沙希に脇腹を突かれた。
「じゃ行ってくる」
俺は沙希を抱いて海の方角に転移を繰り返していく。森を抜け平原を越えていく。
「楽しみだな」
「ああ。私も海ってのは初めてだ」
ようやく視界が開けた。青い海が広がっている。塩の匂いが鼻を突いた。
「着いた!」
砂浜に降り立つ。波が打ち寄せる音。海だ。
「でかいな…」
「本当だ…」
俺は近くの岩に印をつけて転移ポイントを確保した。
「よし戻ろう。みんなを連れてこないとな」
屋敷に戻りみんなに海を見てきたことを報告した。
「海ですか!?」
「もう行ってきたんですか!?」
リムレが目を輝かせる。
「ああでも魔物が出るかもしれないから気をつけないとな」
「大丈夫です! 私たちが守ります!」
セリアが頼もしいことを言う。
「じゃあ日本に行って水着を買ってこようか」
「水着?」
「海で着る服だよ。砂浜で着るんだ」
俺は沙希と全員分の水着を買うために日本へ行った。全員分のサイズを聞きショッピングモールで大量に買った。ビキニ、スクール水着、ワンピース色々だ。ついでにバーベキューセットも買った。
屋敷に戻りみんなに水着を渡した。
「着替えてみてくれ」
女性陣が着替えて戻ってきた。色とりどりの水着姿の美女たち。鼻血が出そうだ。
沙希は黒のビキニ。
「すげえ…カワイイ」
俺が見とれていると沙希が言った。「拓也鼻の下伸びてるぞ」
「伸びてないよ!」
「さあ行くぞ!」
俺は全員を連れて海へ転移した。
砂浜に現れた美女たちを見てグレッグとガルドが固まった。
「タクヤ…これは…」
「水着だ。海で着る服だよ」
「すげえな…」
俺たちは砂浜にシートを敷いてバーベキューの準備を始めた。女性陣は海に入って遊んでいる。その姿を見ているだけで幸せだ。
しかし平和な時間は長くは続かなかった。
海面が泡立ち巨大な触手が現れた。
「何だ!?」
「魔物だ!」
海から現れたのはクラゲのような巨大な魔物だった。
「クラーケンか!?」
触手が砂浜に伸びてきて女性陣を襲おうとする。
「みんな下がってろ!」
俺はギフトテイカーを発動した。「冷気LV2水操作LV2」スキルを奪うとクラーケンの動きが止まった。
「沙希!」
「任せろ!」
沙希が二刀流で触手を斬り裂く。グレッグとガルドも剣で応戦する。セリアの闇魔法がクラーケンを締め上げる。
「トドメだ!」
俺が奪った冷気魔法でクラーケンを凍らせ沙希が本体を真っ二つにした。
「やったぞ!」
「ふう…」
クラーケンの死体から美味しそうな足の肉を切り出した。
「これ食えるかな?」
「食えるぞ! クラーケンは美味いんだ!」
グレッグが目を輝かせる。
俺たちはクラーケンの肉をバーベキューで焼いて食べた。
「美味い!」
「プリプリですね!」
海の幸最高だな。
俺はジュースを飲みながら沙希の横に座った。
「楽しいな」
「ああ。また来ようぜ」
夕日が沈む海辺で俺たちは笑い合った。
これからの冒険も楽しみだ。
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