キャラクター紹介 ラーベ
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「呪歌使い戦記」編登場人物
ラーベ・キャンウィール
「鴉の意を持つ名前の通り、腰まで伸ばされた美しい鴉の濡れ羽色をした長い髪が目を惹く。鋭い目つきの中に輝く小さな虹彩は下瞼の濃いクマによって強調されているのが恐ろしさを演出している。それだけじゃない。がっしりと存在感を放つ大きな鷲鼻や、先生を越える背丈にローブを着込んでいても隠せない体格の良さはどうあがいても敵うとは思えない。とにかくその見た目全てが死神と呼ばれる理由なのだと本能が察知した」
(呪歌使い戦記第四十八話より)
「あの人は……兄さんは、呪歌使いとしての才能に溢れていながら努力を怠らない、ストイックな人だった。呪歌の勉強に加え、体の鍛錬も重ねるほどに。そんな人だから王都の子供の中で一番喧嘩が強かった。王都で一番のいじめられっ子だった僕を何度も助けに来てくれるほど、優しい人だった。……お前も知っているとは思うが、兄さんは目つきは悪いし、目の下のクマは酷いしで人相が悪い。あの顔で迫られてみろ、いじめっ子なんか泣きわめきながら逃げていったさ」
(呪歌使い戦記第十三話より)
ラーべの魔法の師であるプイス先生は、彼をこう評価する。
「あの子は大変な努力家であった、裏を返せば足るを知らぬ子。それも当たり前のこと、あの子は獅子の王都の貧民街の出。足りぬことは知っていても足ることを実感したことがない」
(呪歌使い戦記第四十三話より)




