キャラクター紹介 ルイス
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「呪歌使い戦記」編登場人物
ルイス・キャンウィール
「ルイスと名乗ったその人は随分と背が高い人だった。晩春の、もうじき夏が来る頃だと言うのに重く暑苦しそうな上着を着ていたことを覚えている。黒い上着の広がった袖や裾はきんきら輝く金糸で模様が縫い取られていて、同じ黒でも神父様やシスターの服とは全く違う」
「緩い癖のある黒い髪に、町の男達よりも大きな背丈、大きな上着に隠された体は細い。胸元に輝く金色の台座にはめ込まれた薄緑の透明な石から見るに、とても裕福な人であることは想像に難くない」
「朝焼けか、夕焼けか。そんな色の瞳。シスター達のお手伝いをしていた時、桶の中の水面に映りこんだ僕の目の色と一緒。僕と同じ色の瞳のはずなのに、どうしても目を奪われてしまう。こんなに綺麗な色の瞳を持つ人を、僕は他に知らない」
「この人は、昔話の魔法使いみたい。この人の全てが僕に安らぎを与えてくれる。僕と同じ色の目、大きくて細い筋張った手、穏やかで優しい声。この人の持つ全てが、魔法使いの魔法みたい。おしゃべり好きなシスターが聞かせてくれた昔話に出てきた魔法使いそっくり」
(呪歌使い戦記第一話より)
プイスの優しき師であり、育ての父でもあるルイス・キャンウィール。
彼は己の持つ魔法の力についてこう語っている。
「世界は魔法が無くても保たれる。魔法は世界を回す力ではない。あれば便利だけれど、なかったとして世界は変わらない。世界はもともと魔法が無くても回るように出来ているのだから、世界から見れば私達魔法使いは異物でしかないのだ」
(呪歌使い戦記第七十八話より)
「愛しい我が子、愛しい我が弟子。君の歩む道に幸いあれ。君の人生に神の祝福あれ!」
(呪歌使い戦記番外編 最終話より)




